「大学生活つまらない」と感じる君へ。原因と状況を変える5つの行動

高校までと違って、大学は授業の選択や時間の使い方が自由になる一方で、自分で考えて行動しないと、あっという間に時間が過ぎてしまいますよね。その「自由」をどう活かすかで、大学生活が「面白いもの」になるか、「つまらないもの」になってしまうかが大きく変わってきます。

「華やかなキャンパスライフ」を思い描いていたのに、現実はなんだか退屈… そう感じている大学生は、実は少なくありません。
そこでこの記事では、なぜ大学生活がつまらなく感じてしまうのか、その原因を一緒に考え、そして、その状況を変えるための具体的な方法を提案していきます。プログラミングもその選択肢の一つとして紹介しますが、まずはあなたに合った一歩を見つけるヒントを探してみましょう。

なぜ？ 大学生活が「つまらない」と感じてしまう原因

大学生活がつまらないと感じる理由は人それぞれですが、よくある原因としては以下のようなものが挙げられます。一つだけでなく、複数が絡み合っていることも多いです。

以前の項目では「友達や恋人がいない」「将来やりたいことが見つからない」の2つを挙げましたが、それ以外にも様々な要因が考えられます。

特に、高校までは決められたレールの上を進んできた人が多いため、大学での「自由」に戸惑い、自分で目標を見つけて行動することの難しさにつまずいてしまうケースはよくあります。

また、「なんとなく周りに合わせて」サークルを選んだり、授業を受けたりしていると、本当に自分がやりたいことや楽しいと感じることを見つけにくくなってしまいます。

つまらない大学生活から抜け出す！状況を変える具体的な方法

「つまらない」と感じる原因がわかってきたら、次はその状況を変えるための行動を起こしてみましょう。難しく考えず、まずは「ちょっと試してみようかな」と思えることからで大丈夫です。

大切なのは、「まずやってみる」という気持ちです。
合わなければやめればいいし、別のことを試せばいいのです。
行動する中で、自分が何に興味を持ち、何に喜びを感じるのかが少しずつ見えてくるはずです。

1. 新しい環境に飛び込み、人間関係と視野を広げる

大学生活のマンネリ感を打破し、新しい刺激や出会いを得るためには、勇気を出してこれまでとは違う新しい環境に飛び込むことが非常に効果的です。

いつも同じ友人、同じ場所、同じ行動パターンの中だけでは、新しい発見や価値観の変化は生まれにくいものです。「大学生活がつまらない」と感じる一因として、人間関係や活動範囲が固定化し、閉塞感を覚えている可能性があります。
異なる考え方を持つ人々と交流したり、普段行かない場所へ足を運んだりすることで、視野が大きく広がり、日常に新鮮な風が吹き込みます。

例えば、大学の掲示板やSNSで少しでも興味を惹かれるサークルや学生団体の新歓イベント情報をチェックし、気軽に参加してみましょう。
大学内に限らず、他の大学の学生と交流できるインカレサークルを探してみるのも良いでしょう。
もし社会貢献に関心があれば、ボランティア募集情報を探し、活動に参加してみることで、学内では得られない経験や出会いがあります。
また、大学や地域が主催する講演会やワークショップ、イベントなどに顔を出してみるのも、新しい興味の入口になるかもしれません。
最初は少し勇気がいるかもしれませんが、行動を起こすことで、気の合う友人や共通の目標を持つ仲間が見つかる可能性が高まります。

「つまらない」と感じる現状を変える第一歩として、まずは恐れずに新しい環境に一歩踏み出し、人間関係や活動の幅を積極的に広げてみることをおすすめします。

2. 熱中できることを見つけ、大学生活を充実させる

大学生活を心から「面白い」と感じるためには、時間を忘れて没頭できるような「熱中できること」を見つけることが非常に重要です。

何かに夢中になっている時間は、人に大きな充実感や達成感をもたらし、「つまらない」と感じる暇を与えません。
熱中できる活動を通じて、自分が本当に何に興味があり、何が得意なのかが明確になり、それが自己肯定感の向上にも繋がります。目標を持って主体的に何かに取り組む経験は、受け身になりがちな大学生活に張りを与え、全体の質を大きく高めてくれます。

具体的にどう探せば良いでしょうか。
まずは大学の授業の中で、少しでも「もっと知りたい」「面白いかも」と感じた分野があれば、関連書籍を読んでみたり、担当の先生に質問に行ったりして、主体的に学びを深掘りしてみましょう。

将来のキャリアを見据えて、関連する資格の勉強を始めてみるのも、明確な目標となり得ます。あるいは、学業とは全く関係なく、昔やってみたかった楽器、気になっていたスポーツ、絵を描くことや写真を撮ることなど、新しい趣味に挑戦するのも素晴らしいことです。

大学の図書館や地域の施設を利用したり、サークルを探したりするのも良いでしょう。
また、学外で開催されている興味のあるテーマのセミナーやワークショップに参加すれば、普段出会えない人から刺激を受け、新たな視点を得ることができます。

「大学生活がつまらない」と感じているなら、ただ待っているのではなく、自分が心から「面白い！」と思えること、時間を忘れて夢中になれることを積極的に探し、試してみることが、充実した日々への鍵となります。

3. 様々な経験を積み、自己成長と将来の選択肢を増やす

大学の教室で学ぶ知識だけでなく、実践的な学びや成長の機会を求めて様々な「経験」を積むことが、大学生活を豊かにし、将来の可能性を広げるための重要な要素です。

アルバイト、インターン、旅行など、教室の外での経験は、自分の知識やスキルを試し、社会の仕組みを肌で感じ、多様な価値観に触れる貴重な機会です。

これらの経験を通じて、コミュニケーション能力、問題解決能力、主体性といった、社会で求められる実践的な力が養われます。成功体験は自信となり、たとえ失敗したとしても、そこから学ぶことで人は大きく成長できます。

こうした「経験値」は、大学生活の満足度を高めるだけでなく、就職活動における自己PRや、将来のキャリアを考える上でも間違いなく大きな財産となります。

例えばアルバイトを選ぶ際も、時給だけでなく、「特定のスキルが身につきそうか」「普段関わらないような人と話せそうか」「社会勉強になりそうか」といった目的意識を持って探すと、単なる作業ではなく貴重な学びの場になります。

企業の実際の仕事を体験できる長期インターンシップは、業界や職種への理解を深め、自分の適性を見極める絶好の機会です。

思い切って海外留学やバックパック旅行に出て、異なる文化や言語に触れることは、視野を劇的に広げ、人生観を変えるほどのインパクトをもたらすこともあります。国内旅行でも、計画段階から主体的に関わり、現地の文化や歴史に触れることを意識すれば、多くの発見と学びがあるでしょう。

「つまらない」と感じる時間を、自己成長のための投資に変えましょう。大学時代という自由な時間を利用して、積極的に様々な経験を積み重ねることが、充実した学生生活と明るい未来に繋がります。

4. 自己理解を深め、本当にやりたいことを見つける

大学生活に漠然とした不満を感じたり、何をしていいかわからなかったりする場合、その根本的な解決のためには、「自己理解」を深めて自分が本当に何を求めているのかを知ることが不可欠です。

自分が何に興味を持ち、何を大切にし、どんな時にやりがいや喜びを感じるのか。こうした自己理解が曖昧なままだと、周りの意見や流行に流されてしまい、後で「何か違う」と感じてしまう原因になります。「つまらない」という感情の裏には、自分自身の本当の欲求とのズレが隠れている可能性があります。

自己理解が深まれば、自分に合った目標や進むべき道が見えやすくなり、日々の選択に自信と納得感を持つことができます。これにより、漠然とした焦りや不満が減り、主体的に大学生活をデザインできるようになります。

手軽に始められる方法としては、Web上で提供されている様々な自己分析ツール（性格診断、適職診断、強み発見ツールなど）を試してみることです。

客観的な視点を得るきっかけになります。また、大学に設置されているキャリアセンターや学生相談室には、専門のカウンセラーがいる場合が多く、相談に乗ってもらうことで思考が整理されたり、新たな気づきを得られたりします。
日々の出来事や、その時に感じた気持ち、考えたことを日記やノートに書き出す習慣も、自分自身を客観的に見つめ直すのに非常に有効です。さらに、信頼できる友人や家族、少し年の離れた先輩などに、自分の長所や短所、どんなことに向いていそうかなどを率直に聞いてみるのも、自分では気づかなかった一面を知る良い機会となるでしょう。

周りと比べて焦る必要はありません。「大学生活がつまらない」と感じる今こそ、じっくりと自分自身と向き合い、自己理解を深める時間を持つことが、自分らしい充実した未来への第一歩となります。

5. 将来に繋がるスキルを習得し、自信と可能性を手に入れる

大学生活という時間的余裕のある期間を活用して、将来社会に出たときに役立つ専門的なスキルを身につけることは、自分への自信を高め、将来の選択肢を大きく広げ、「つまらない」という停滞感を打破する強力な武器となります。

具体的なスキル習得という明確な目標を持つことは、日々の学習に目的意識と張り合いをもたらし、達成感を感じやすくします。「何かを習得している」という実感は、漠然とした将来への不安を軽減し、確かな自信へと繋がります。
また、社会で需要のあるスキルは、就職活動を有利に進める上で役立つだけでなく、将来的にキャリアチェンジを考えたり、副業を始めたりする際にも選択肢を与えてくれ、人生の自由度を高めることに貢献します。「つまらない」と感じる時間を、未来への価値ある投資に変えることができるのです。

例えば、グローバル化が加速する現代において、語学力、特に英語力は、活躍の場を世界に広げるためのパスポートとなり得ます。
Webサイト制作や広告デザイン、資料作成などで役立つデザインスキルや、YouTubeやSNSでの発信に不可欠な動画編集スキルも、需要が高まっています。論理的で分かりやすい文章を作成するライティングスキルは、レポート作成からビジネス文書まで、あらゆる場面で役立つ基礎能力です。そして、現代社会の基盤となっているIT技術を理解し、活用するためのプログラミングスキルは、今後ますます重要性が高まります。

エンジニアを目指す方はもちろん、非エンジニア職であっても、業務効率化やデータ分析、新しいサービスの企画などに活かすことができ、問題解決能力や論理的思考力を鍛える上でも非常に有効です。
独学も可能ですが、効率的に、かつ挫折せずに学びたい場合は、RUNTEQのような質の高いプログラミングスクールを利用するのも賢明な選択肢と言えるでしょう。

もし大学生活に物足りなさを感じているなら、将来を見据えて具体的なスキル習得に挑戦してみませんか？努力して身につけたスキルは決してあなたを裏切らず、自信と未来を切り開くための大きな力となってくれるはずです。

解決策の一つとしての「プログラミング学習」

上で挙げた様々な選択肢の中でも、特に「将来に繋がるスキルを身につけたい」「何かを作り出す達成感を味わいたい」「論理的に物事を考える力をつけたい」と考えているなら、プログラミング学習は有力な選択肢になります。

なぜプログラミングが「つまらない」状況を変えるきっかけになり得るのでしょうか？

• 目標設定と達成感：「簡単なWebサイトを作る」「ゲームを作る」など、具体的な目標を設定しやすく、完成した時の達成感は大きな自信に繋がります。「何をしていいかわからない」状態から抜け出すきっかけになります。
• 論理的思考力と問題解決能力：プログラミングは、目的達成のために順序立てて考え、エラーが出たら原因を探って解決する作業の繰り返しです。この過程で、授業や将来の仕事にも役立つ論理的思考力や問題解決能力が自然と身につきます。
• 創造性を発揮できる：アイデアを形にする力が身につきます。自分の作りたいサービスやアプリを開発するなど、創造的な活動に没頭できます。
• 将来への投資：ITスキルは今後ますます重要になります。エンジニアという道はもちろん、他の職種でもプログラミングの知識は大きな武器となり、「将来への不安」を軽減する一助になります。
• 仲間との繋がり：一緒に学ぶ仲間を見つけやすい環境があります（学習サイトのコミュニティ、プログラミングスクールなど）。同じ目標を持つ仲間との出会いは、大学生活をより豊かにしてくれる可能性があります。

特に大学生は、比較的自由に使える時間があり、新しいことを吸収する力も高いため、プログラミングを始めるのに適した時期と言えます。
もちろん、誰もがプログラミングにハマるとは限りませんが、「何かを変えたい」と思っているなら、試してみる価値は十分にあります。

プログラミング学習の始め方（もし興味が湧いたら）

「少しプログラミングに興味が出てきたかも」と思った方へ。難しそうに感じるかもしれませんが、今は初心者向けの学習サービスも充実しています。

プログラミング学習を始める際の、一般的なステップを紹介します。

1. 目標と学ぶ言語を軽く考える

まずは、「簡単なWebサイトを作ってみたい」「データを分析できるようになりたい」など、簡単な目標を立ててみると、学ぶべき言語が見えてきやすいです。
Webサイト制作ならHTML/CSSやJavaScript、データ分析ならPythonなどがよく使われます。
最初から完璧に決める必要はありません。 Web系の言語（例: Ruby, PHP, Python, Javaなど）は汎用性が高く、求人も多い傾向にあります。
一概に「どの言語がよい」とは断言できませんが、Web系のスタートアップ企業への就職を目指すのならば「Ruby」がおすすめです。

スタートアップ企業とは、ベンチャーよりもさらに小規模でスピード感のある事業を展開し、イノベーションによって短期間で急成長を狙う企業のことです。

GoogleやFacebookもスタートアップとして起業していますし、メルカリやfreee、スマートニュースといったサービスもスタートアップによる成功例です。

スタートアップ系の企業の多くは、Rubyエンジニアを求めています。
Web系エンジニアの花形であるスタートアップ企業への就職を考えるのならば、Rubyを選択するのがよいでしょう。

2. 無料教材で試してみる

いきなりお金をかける必要はありません。まずはWeb上の無料学習サイトやアプリで、プログラミングがどんなものか体験してみましょう。自分に合っているか、続けられそうかを確認することが大切です。

無料教材として有名なのが「Progate」です。

■Progate

多くのプログラミング初学者に利用されているサイトで、ゲーム感覚で基礎を学べます。
まずは無料会員で試してみて、もっと学びたくなったら有料プランを検討する、という流れが良いでしょう。
他にも様々な無料学習サービスがありますので、いくつか試してみるのもおすすめです。
なお、無料会員のままでは基礎レベルまでしか利用できないので、続けられそうだと判断したら有料会員になって、より深いところまで学習を進めていった方がよいです。

有料プランについて詳しくは次の記事にまとめてあります。

Progateの口コミや評判は？意味ないと言われる理由も解説初心者向けのプログラミング学習サービス「Progate」の評判や口コミについて紹介しています。実際に利用した方々の口コミを掲載しているので、大変参考になるでしょう。また、無料版と有料版の違いなどについても解説しています。...

3. 本格的な学習へステップアップ

無料教材で基礎を掴んだら、次のステップへ進みましょう。Progateなどの入門教材は、あくまで入口です。

【開発会社が解説】Progateは周回しても意味ないと言われる6つの理由とは？Progateは基礎的なことを学ぶには適しています。ですが知識を定着させるために何周も勉強して覚えようとすることは意味がありません。Progateを何周もしたくなる人もいるでしょうが、今回はなぜ周回してはいけないのか？そして、どうやってProgateに取り組めば一番効率が良いのかを解説します。...

本格的な学習方法としては、主に以下の2つがあります。

本やネット情報を活用した独学

書籍やWeb上には豊富な情報があります。これらを活用して独学で進めることも可能です。コストを抑えられるのがメリットです。

プログラミングの勉強方法に関して以下の記事でまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

【初心者向けプログラミング勉強法】開発会社が教える効率的な学習方法とはプログラミングの勉強は受験勉強とは種類が少し違います。普通の座学の勉強と違って、体育のような実技に近いです。この違いを理解せずに勉強を始めると非効率な勉強を続けてしまいます。本記事ではプログラミング初心者の方に、最も効率の良いプログラミング勉強法を解説しています。...

しかし、独学はモチベーション維持が難しく、疑問点をすぐに解決できないため、挫折しやすいという側面もあります。プログラミング学習の挫折率は約90%とも言われ、多くは独学での挫折です。非効率な学習方法になってしまう可能性もあります。

プログラミングスクールの利用

効率的に学びたい、挫折せず続けたい、という場合はプログラミングスクールの利用が有効な選択肢です。

本気でスキルを身につけたい、将来に活かしたいと考えるなら、スクールの利用を検討する価値は高いでしょう。
なおスクールに通う場合は、「無料」ではなく「有料」のスクールを選ぶべきです。
その理由については、以下の記事にて解説しているので是非参考にしてください。

まとめ：大学生活は、あなたの行動次第で変えられる

大学生活が「つまらない」と感じるのは、決してあなただけではありません。そして、その状況は決して変えられないものでもありません。

この記事では、その原因と、状況を変えるための様々な方法を提案しました。

大切なのは、何か一つでもいいので、自分から行動を起こしてみることです。

新しいコミュニティに参加する、興味のあることを学ぶ、新しいスキルを身につける…。その選択肢の一つとして、プログラミングもあなたの可能性を広げるきっかけになるかもしれません。

もしプログラミングに少しでも興味を持ったら、RUNTEQでは無料の学習相談も行っていますので、気軽に話を聞きに来てくださいね。

＼ 気軽に相談してみよう！ ／

この記事が、あなたの大学生活をより豊かにするための、最初の一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。