「プログラミングスクールの『.Pro(ドットプロ)』が気になっているから、具体的な受講料や評判などを事前に確認しておきたい!」
プログラミングスクールは数多く存在するため、上記のようにお考えの方も多いでしょう。
スクールによって独自の特徴や強みがありますが、今回紹介する「.Pro」では、Pythonを用いたAIエンジニアを目指すことができます。
AIエンジニアは先端IT人材とも言われているため、今後ますます需要が増えると予想されています。
そんな需要のあるAI人材を目指すときに、.Proと他のプログラミングスクールとでは何が違うのか、また具体的な料金はどうなっているのか、などについて知りたい方も多いと思います。
そこで今回は、以下の内容について解説していきます。
- プログラミングスクール「.Pro(ドットプロ)」とは
- .Proを受講するメリット
- .Proの料金体系
- .Proと他のプログラミングスクールとの料金比較
- .Proの良い評判
- .Proの悪い評判
- オンライン完結型と通学型はどちらが良い?
プログラミングスクール「.Pro(ドットプロ)」とは
プログラミングスクール「.Pro」では、少人数制での講義を通じて実践的なカリキュラムを学ぶことができます。
エンジニアを本業として活躍したい方から、ちょっとした副業や仕事の業務をより効率的にしたい方まで、あらゆる方に向けて幅広く対応する3つのコースがあります。
- Pythonエンジニアを目指す「AI×Djangoコース」
- Webサイトの企画開発に携わる「Webエキスパートコース」
- 2か月間の短期集中でプログラミングが学べる「.Pro lightコース」
現役で活躍しているエンジニアが講師を担当しており、実践的な内容でも直接教えてもらうことができるため理解を深めやすいです。
週1回の対面型講義によって、生徒一人ひとりに合わせた指導をしてくれたり、制作発表や生徒同士のディスカッションがあったりなど、自主的に行動する力を身に付けられます。
.Proを受講するメリット
「.Pro」を受講するメリットは、以下の3つになります。
- 講師が現役Pythonエンジニア
- 週に一度の対面型講義がある
- 実践的なカリキュラム
講師が現役Pythonエンジニア
.Proの講師陣は現役エンジニアとして活躍しており、機械学習の開発をしていたり、カンファレンスに登壇した経験があったりと実績豊富な講師ばかりなので、AIやWebサービスを開発したいと考えている方にとっては最適な環境が整っています。
常に新しい言語や技術が増えていくIT業界の中で、最新の情報を学ぶには現役エンジニアから直接指導してもらうのが一番効果的でしょう。
週に一度の対面型講義がある
プログラミングスクールでは、オンラインのみで講義をしているところも多々あります。
「.Pro」でも、基本的にはオンラインで講義を行いますが、週に1度だけ講師と対面型の講義が開催されます。
これにより、向かいあって講師とコミュニケーションが取れるため、カリキュラムから派生した技術やキャリアの方向性など、細かな部分までアドバイスしてもらえます。
直接対面で受講できるからこそ、双方向のやりとりを行うことでさらに知識を深掘りできるため、スキルアップの機会が増えるでしょう。
実践的なカリキュラム
未経験からでも即戦力としてのスキルを身につけるため、.Proでは現役エンジニアによる完全オリジナルカリキュラムが提供されています。
内容としては、生徒それぞれの学びたい分野に合わせて、講師がカリキュラムを調整したものとなっています。
そのため、受講生によって深掘りしたい内容はじっくり学んだり、反対に必要ない箇所はサクッと学んだりと、個人に合わせたカリキュラムになります。
受講生のスキル習得具合に応じて、少人数のクラスに振り分けて学習したり、月1回生徒による制作発表会なども実施しているため、アウトプットを意識しながらプログラミングを学ぶことができます。
.Proの料金体系
.Proの料金体系は、以下のコースによって変わります。
- AI×Djangoコース
- Webエキスパートコース
- .Pro lightコース
短期間で集中的に学ぶ「.Pro lightコース」から、AIサービスに特化したIT人材を長期間で目指す「AI×Djangoコース」まで、各コースの料金や特徴などをまとめていきます。
AI×Djangoコース
コース名 | AI×Djangoコース |
料金(税込) | 547,800円 |
受講期間 | 6か月 |
習得スキル | Python、Django、Flask、SQL、Gitなど |
特徴 |
|
AI×Djangoコースでは、AIやWebサービスを使いこなせる人材になるために、PythonやそのフレームワークであるDjangoを学ぶことができます。
PythonではWebアプリ開発から、AIによる機械学習まで可能なため、今の業務内容に活かしたり独立したりしたい方に向いています。
安心してください!
現役Pythonエンジニアである講師陣が、初めてプログラミングを学ぶ方に向けて分かりやすいカリキュラムを作成しています。
具体的には、講師陣全員がカリキュラム作成に携わっているため、カリキュラムへの理解度が深く、受講生の悩みに合わせた適切な指導ができます。
Webエキスパートコース
コース名 | Webエキスパートコース |
料金(税込) | 4か月:439,780円 6か月:547,800円 |
受講期間 | 4か月〜6か月 |
習得スキル | HTML、CSS、jQuery、PHP、WordPress、JavaScriptなど |
特徴 |
|
Webエキスパートコースでは、プログラミング未経験の状態から、Webサイトを開発・運用保守できるレベルを目指します。
- HTML/CSS
- JavaScript(jQuery)
- レスポンシブデザイン
- WordPress基礎
- PHP基礎
- フリーランスエンジニア概論
- SEO
プログラミングスクールでは、Webサイト制作コースを取り入れているところも多いです。
その中でも.ProのWebエキスパートコースでは、サイト制作のみならず、企画・開発から携わることができるため、ゼロからサービスを立ち上げる力が身につきます。
コーディングができるだけではなく、企画・開発・運用まで一貫してできる人材を目指せるため、エンジニアとしての市場価値も高められるでしょう。
.Pro lightコース
コース名 | .Pro lightコース |
料金(税込) | 98,000円 |
受講期間 | 2か月 |
習得スキル | DX、Python、Git、API開発など |
特徴 |
|
「.Pro lightコース」では、最短で今の仕事にプログラミングを活かすことを目標にした、実践的な短期集中型プログラミングコースです。
というのも、今ではエンジニア以外でもプログラミングを学ぶべき機会が増えているからです。
- 業務を効率化することができる
- オウンドメディアの改修や運用ができる
- 企業のDX化推進の流れに乗ることができる
上記のような場面は増えているため、エンジニア以外でもプログラミングが必要になる場面は、今後ますます増えていくと予想されます。
Pythonに特化して学ぶことで、このような需要をすべて満たすことができるため、まずは短期間で集中してプログラミングを学びたい方にはおすすめです。
返金保証
.Proには、返金保証制度がありません。
支払い方法も一括払いでの対応となっているため、受講料金が無駄にならないように、しっかりと学ぶ姿勢が求められるでしょう。
料金の支払い方法
.Proの支払い方法は、一括現金払いのみです。
そのため、コースごとに以下の料金を一括で支払う必要があります。
- AI×Djangoコース:517,800円(税込)
- Webエキスパートコース:517,800円(税込)
- .Prolightコース:98,000円(税込)
長期間でじっくりと学ぶカリキュラムのため、一度に支払う料金は大きくなってしまいます。
もちろん安くない金額ですが、スキルを身につけられるのならば、長期的に見ればプラスになることは間違いないでしょう。
そのため、自己投資するためのお金が貯まったときや、継続的に学習できる余裕ができたときに入会を検討するのがベストです。
また公式サイトでは紹介されていませんが、クレジットカード会社から分割払いの設定をすることで、月々の費用を抑えられます。
月々の負担額に関しては、利用しているクレジットカード会社の分割払いシミュレーション使ったり、実際に問い合わせたりすることで確認できます。
.Proと他のプログラミングスクールとの料金比較
「.Pro」と、その他の主要なプログラミングスクールの料金や学習できるプログラミング言語などを表にまとめました。
料金の違いから学習言語まですぐにわかるため、目的に合った最適なスクールを選ぶための判断材料にしていただけると幸いです。
.Pro | RUNTEQ | 侍エンジニア | ポテパン キャンプ |
テック キャンプ |
|
一括料金(税込) | 98,000円〜 547,800円 |
550,000円 | 594,000円~ 1,287,000円 |
440,000円 | 657,800~ 877,800円 |
分割料金(税込) | 17,904円〜258,900円 | 26,400円~ | 14,751円~31,961円 |
13,900円~ |
19,600円~ |
受講期間 | 2か月〜6か月 | 5か月~9か月 | 3か月~12か月 | 5か月 | 10週間~6か月 |
学習言語 | Python、Django、Flask、SQL、Gitなど | Ruby、Ruby on Rails、JavaScriptなど | Ruby、PHPなど | Ruby、Ruby on Rails、HTML/CSS、JavaScriptなど | Ruby、HTML/CSS、JavaScript、jQueryなど |
受講方式 | オンライン/対面 | オンライン | オンライン | オンライン | オンライン |
.Proの良い評判
本気で取り組むことでスキルが身に付く
ドットプロのオンラインサービスはスケジュールは
かなりハードみたいだけど、頑張ってやりきれば
それなりに力が付きそうな気がします。#ドットプロ online— itijyo (@itijyo_chisato) October 24, 2021
.Proのカリキュラムは、現役エンジニアによって完全オリジナルで作成されています。
講義の内容に関してはハードだという感想もありますが、6か月間本気で取り組めば、スキルがしっかりと身につきそうだという意見がありました。
目安として未経験から即戦力レベルまでのエンジニアになるためには、少なからず1,000時間以上の学習時間が必要になると言われています。
そういう面から考えると、「.Pro」の講義はハードだからこそ、実力が身につくと考えてもいいでしょう。
小人数制なのでサポートが手厚い
ドットプロはもともとオフライン授業で対面のみのスクールです。少人数制で授業を行い、1人1人に合った指導をしてくれるという口コミが多く見受けられました。また、対面の授業ならではのメリットもあり、受講生同士でわからないことを聞きあって刺激し合うことも多いです。
参考:(ドットプロの口コミや評判を調査!特徴や料金も紹介!)
.Proはオフラインでの講義に力を入れています。
特徴としては、10名程度の少人数制で、講師と対面でコミュニケーションを取るような形です。
少人数であることで、分からないことを質問しやすくなったり、生徒同士のコミュニケーションが取りやすくなったりします。
結果的に学習の理解度が深まり、エンジニア転職を目指す仲間と刺激し合うことができるようになることで、更なるスキルアップにつながります。
.Proの悪い評判
地方在住だと通えない
フロントエンドの講座はオンラインに対応しているのに、PythonなどのAI系講座はなぜオンラインで受講できないのだろうか・・・#ドットプロ
— yosie (@sakurai_yosie) October 27, 2021
こちらの口コミでは、AI×Djangoコースを受講した場合に、通学しなければいけないといった口コミです。
3つのコースの中でも、Webエキスパートコースはオンライン完結型ですが、AIを学べるコースは教室が東京にあるため、地方に住んでいると物理的に通う事ができません。
地方に住んでいる方や忙しい時間の中で、効率よくオンラインでプログラミングを学びたい方にとっては、AIコースの受講は難しいでしょう。
オンラインで完結しない
.Proでは、オフラインかつ少人数講義だからこその魅力を先ほどお伝えしました。
しかし裏を返すと、オンラインで完結しないといった部分もあります。
もちろん、オンラインでの質問等はできますが、基本は対面での受講になります。
そのため、通学の時間がかかってしまったり、気軽に学習するといった手軽さはなくなってしまうため、自分の好きな時間に学習したい方にはスケジュール調整が難しいかもしれません。
オフライン授業だからこそのメリットを十分に活かせる方や、独学だとサボってしまって継続がしづらいといった方には、向いているのではないでしょうか。
オンライン完結型と通学型はどちらが良い?
結論から言うと、どちらが向いているかは人それぞれといえます。
なぜなら、オンライン完結型も通学型も、それぞれのメリット・デメリットがあるからです。
【メリット】
いつでもどこでも学習できるため効率的
【デメリット】
自己管理が難しい方だと学習が継続できない
【メリット】
対面講義のためプログラミングを学ぶ習慣を身に付けやすい
【デメリット】
費用が高くなりがち/移動時間が必要なため忙しい方には向いていない
両方のタイプを比べたときに、自分の中でメリットが大きい方を選ぶのがいいでしょう。
例えば1人で勉強することが苦手で、なかなか勉強するスイッチが入らない方にとっては、手間がかかってでも通学することで、プログラミング学習の習慣化ができます。
反対に忙しい社会人や主婦の方など、効率的に時間を使って学習したい方には、オンライン完結型が最適でしょう。
しかしオンライン完結型でも、ズーム等のアプリを使うことで、ほぼほぼ対面に近い状態となるため、オンラインでも学習の習慣化は可能です。
弊社が運営するプログラミングスクール「RUNTEQ」もオンライン完結型であり、即戦力として活躍できるレベルまでオンライン上で学習することができます。
実績としても、RUNTEQ受講生の98%は自社開発企業への内定を獲得しています。
そのため、こだわりがない場合であれば、オンラインでプログラミングを学ぶことをおすすめします。
まとめ
今回の記事では、プログラミングスクール「.Pro」の料金体系から、実際の口コミまで幅広く紹介しました。
- 「.Pro」ではプログラミングを学べる3つのコースがあり、Pythonを用いた「AI×Djangoコース」では、Web開発からAIの機械学習まで幅広く学べる
- 基本的に週1回の通学が必要になるため、オンライン学習で完結させたい方はコース選びが重要
- 一括払いのみで返金保証などはないため、無理なく学習を継続できる環境を作ってから受講するのがおすすめ
プログラミングスクール「.Pro」の強みとしては、これから需要がますます上がっていくであろうPythonを用いて、エンジニアとして活躍できるレベルまでスキルアップできることでしょう。
他のスクールにはない対面型の講義を受けられるため、学習習慣を身につけやすかったり、講師や生徒同士の交流により知識をより深めることができます。
なかなか1人で学習できない方であれば「.Pro」の少人数対面型のメリットは大きいため、東京在住の方はぜひ受講を検討してみるとよいでしょう。
しかし、記事の後半にも触れましたが、オンライン完結型でもしっかりとスキルアップすることも可能です。
なぜなら、オンラインでも質の高いカリキュラムと現役エンジニアによるサポート体制が整っていれば、即戦力レベルのエンジニアになることは未経験からでも可能だからです。
弊社でも、IT業界未経験の状態から、自社開発企業への就職を目指すプログラミングスクール「RUNTEQ」を運営しております。
現場で活躍できるエンジニアになりたい方は、ぜひ弊社の公式HPより無料のキャリア相談にお越しください。