働き方

給料のいい仕事ランキング!年収の高い業界や職種も解説

「給料のいい仕事をランキング形式で知りたい」
「高い年収が期待できる業界や職種を知りたい」
「給料のいい仕事に就くにはどうすればいいか知りたい」

このような悩みをお持ちではないでしょうか?

仕事に対してやりがいを求めたり、自由に働けるライフスタイルを重視するときでも、避けられないのが給与などの金銭面でしょう。

実際に「少しでも給料が高い仕事がしたい」と思っている方も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は、下記の内容を解説していきます。

  • 給料のいい仕事とは?
  • 平均年収の高い業界ランキング
  • 給料のいい仕事ランキング【TOP50】
  • 肉体的には楽で給料がいい仕事
  • 休みが多くて給料がいい仕事
  • 高卒で給料がいい仕事
  • 給料のいい仕事に就くには?

今回の記事では、Web系の開発会社を運営しつつもWeb系エンジニアへの転職を目指す人に向けてのプログラミングスクールを運営している弊社が、給料のいい仕事のランキングや、給料のいい仕事に就くための方法について解説していきます。

今より少しでも収入を増やしたいと考えている方にとって、有益な情報を紹介していきますので、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。

給料のいい仕事とは?

給料のいい仕事と聞いて、皆さんはいくらぐらいの年収を想像するでしょうか。

高収入と言われる仕事は、以下の2つが大きな目安になると思います。

給料のいい仕事の基準

  • サラリーマンの平均年収を超えている
  • 年収1,000万円を超えている

国税庁の民間給与実態統計調査(令和2年)によると、サラリーマンの平均給与額は433万円と言われています。

男女別で見ると男性が532万円で、女性が293万円となっています。

これらの平均給与額を大きく上回る給与をもらえる仕事が、高収入であると言えるでしょう。

もう1つの基準として、明らかに給与がいいという印象になるのが年収1,000万円です。

年収1,000万円以上の割合は約5%と少ないですが、このレベルまで稼げるとお金にある程度不自由しなくなるのではないでしょうか。

平均年収の高い業界ランキング

それでは、平均年収が高いと言われる業界はどのようなものになるでしょうか。

大まかな表で表すと以下のようになります。

平均年収の高い業界ランキング

  • メーカー:453万円
  • 金融:448万円
  • 総合商社:446万円
  • IT・通信:444万円
  • 建設・不動産:418万円

あくまで「平均年収が高い業界」についてであり、給料のいい仕事とはまた別となりま
す。

例えば、パイロットの年収は非常に高いですが、空港で働く一般職員なども含めた航
空業界全体ですとガクンと下がるため、航空業界はランキング外となります。

金融業界

銀行や証券会社などの金融・保険業界は給料が高いです。

メガバンクなどの大企業が多いため、給与自体も高く設定されています。

メガバンクの平均年収

  • 三井住友銀行:826万円
  • 三菱UFJ銀行:771万円
  • みずほ銀行:769万円

こちらのデータは契約社員なども入っているため、正社員のみにするとより高年収になるでしょう。

30代になれば年収1,000万円を目指すことも可能です。

インフラ系業界

電気・ガス・水道のように、人々の生活を支えるインフラ系の業界も給料が高いです。

なぜなら、インフラは景気に左右されにくく安定的な需要があるからです。

電気・ガス業界の平均年収
  • レノバ:956万円
  • イーレックス:830万円
  • 東京電力:805万円
  • 電源開発:798万円
  • 関西電力:791万円

ガス会社よりも電力会社の方が平均年収が高くなる傾向にあり、平均年収は軽く700万円を超えています。

東京電力や関西電力など大企業も多く、平均年収も高く安定しています。

IT業界

エンジニアなどが活躍するIT業界も高収入を狙えます。

アナログからデジタルに移行するDX(デジタルトランスフォーメーション)化に対応する企業も多いため、ITに対しての需要は高まっています。

プログラミングなどの専門的な知識を身につけるには1,000時間ほどの学習時間が必要ですが、スキルを身につけた後は年収をグッと上げることができるでしょう。

またIT業界自体が成果主義のため、技術力が高く評価されるようなポートフォリオを作ることができれば、未経験でもエンジニアとして入社することも可能です。

IT業界の平均年収
  1. スクウェア・エニックス:1,469万円
  2. ソフトバンクグループ:1,405万円
  3. 野村総合研究所:1,225万円
  4. ジャストシステム:1,198万円
  5. シグマクシス・ホールディングス:1,169万円

以下の記事ではWeb系エンジニアの平均年収や、将来的なキャリアパスまで幅広く紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

製造業界(メーカー)

製造業界の中でも、自動車や電化製品などを扱う大手メーカーなどが、給与水準を大きく上げています。

中小企業であっても、需要が多く求められる商品を作っている会社は、安定的な収入が得られています。

製造業界の平均年収
  1. キーエンス:2089万円
  2. 三菱ケミカルホールディングス:1440万円
  3. ファナック:1347万円
  4. 日立マクセル:1323万円
  5. バンダイナムコホールディングス:1217万円

不動産業界

不動産業界も大きな会社が多く、成果によって給料が変わる歩合制であるところであれば、高収入を稼ぎやすいと言えます。

不動産業界の平均年収
  • ヒューリック:1,708万円
  • 東京建物:1,389万円
  • 住友不動産:1,363万円
  • 三井不動産:1,274万円
  • 三菱地所:1,268万円

たとえば住宅や投資用不動産などの営業であれば、成約数が増えるほどインセンティブなども入り、その分高収入を目指せるでしょう。

給料のいい仕事ランキング【TOP50】

  1. 国会議員 / 2,200万円
  2. 航空機操縦士(パイロット) / 2,027万円
  3. 外交官 / 1,400万円
  4. 医師 / 1,240万円
  5. 大学教授 / 1,080万円
  6. 公認会計士・税理士 / 1,042万円
  7. 弁護士 / 1,028万円
  8. 大学准教授 / 861万円
  9. 経営コンサルタント / 839万円
  10. 記者 / 791万円
  11. 不動産鑑定士 / 777万円
  12. 社会保険労務士 / 773万円
  13. 歯科医師 / 756万円
  14. システムコンサルタント / 734万円
  15. 秘書 / 725万円
  16. 大学講師 / 708万円
  17. 企画事務員 / 707万円
  18. 自然科学系研究者 / 673万円
  19. 高等学校教員 / 662万円
  20. 音楽家・舞台芸術家 / 654万円
  21. 電車運転士 / 643万円
  22. 保険営業職 / 642万円
  23. 一級建築士 / 642万円
  24. 金融営業職 / 614万円
  25. 電車車掌 / 583万円
  26. 技術士 / 572万円
  27. 掘削・発破工 / 571万円
  28. システム・エンジニア / 550万円
  29. 航空機客室乗務員 / 543万円
  30. 薬剤師 / 542万円
  31. 発電・変電工 / 540万円
  32. 自動車組立工 / 533万円
  33. 獣医師 / 524万円
  34. 旅客掛 / 523万円
  35. 港湾荷役作業員 / 516万円
  36. 自動車外交販売員 / 506万円
  37. 診療放射線・診療X線技師 / 503万円
  38. 鉄鋼熱処理工 / 501万円
  39. 看護師 / 498万円
  40. 化学分析員 / 498万円
  41. 型鍛造工 / 493万円
  42. 一般化学工 / 490万円
  43. 機械修理工 / 477万円
  44. 測量技術者 / 476万円
  45. 非鉄金属精錬工 / 472万円
  46. 機械製図工 / 466万円
  47. 圧延伸張工 / 464万円
  48. 電気工 / 462万円
  49. クレーン運転工 / 461万円
  50. 臨床検査技師 / 356万円

肉体的には楽で給料がいい仕事

ITエンジニア

ITエンジニアは基本的には座り仕事で、リモートワークも可能であるため、肉体的には楽な仕事であるといえます。

納期前などには寝ないで仕事をし続けることもあるため、状況によっては体力も必要になります。

しかし実力主義の業界だからこそ、しっかりとスキルを身につければ収入アップのチャンスも増えるでしょう。

ITエンジニアで高収入を目指す方法
  • 管理職やマネージャー職を目指す
  • 業界で人気な言語を習得する
  • 副業を組み合わせる

CTO(最高技術責任者)になれば推定年収は780〜1,000万円ほどで、PM(プロジェクトマネージャー)になれば推定年収は660〜2,000万円とも言われています。

年収1,000万円も狙えるIT業界で、Webエンジニアが年収を上げる方法は、以下の記事で解説しています。

投資家

市場で発行された株式や債券などの金融商品や不動産から利益を得ている人のことを投資家と言います。

投資の種類
  • 不動産投資
  • 株式投資
  • 債権
  • 投資信託

投資を始めるには、投資資金を準備することや、投資するジャンルの勉強が必要不可欠です。

外出せずに自宅でパソコンを見ながらできる仕事のため、スキルさえあれば、「体力を使わない、かつ稼ぎやすい仕事」と言えるでしょう。

アフィリエイター

アフィリエイトは、自身が運営するブログやSNSで広告を設置したり、サービスを紹介しながら成果報酬型でお金を得る仕事です。

Webサイトの作成からライティング、サイト設計などやることはさまざまですが、一度経験を積めば別ジャンルに横展開してサイト作成をすることもできます。

頭を使う仕事ではありますが、いつでもどこでも作業ができるため、肉体的に負担がかかりにくい仕事です。

ユーザーに多くの商品を購入してもらえるサイトを作れば、放置していても十万円~数百万円まで稼ぐことができる青天井のビジネスになっています。

休みが多くて給料がいい仕事

インフラ関連の職種

電気・ガス・水道といったインフラ関連の仕事は、もともと休みが多く、休暇も取りや
すい業界です。

福利厚生や待遇面では、残業も少なく有給も取りやすいのが特徴です。

景気にあまり左右されなかったり、会社によっては行政との取引もあるため、給与の安定性も高いです。

コンサルタント

課題を抱えている企業等の依頼を受けつつ、問題解決に向けた支援を行うのがコンサルタントの仕事です。

高収入の代わりに多忙で休みがないといったイメージがありますが、基本的には土日祝日が休みになっています。

もちろん、プロジェクトによっては多忙になり働き続けないといけない時期もあります。

しかし、プロジェクトの繁忙期がすぎたり、成果をしっかり出すことができるコンサルタントであれば、しっかりと休みの日を作ることもできるでしょう。

ビジネスオーナー

ビジネスオーナーは、簡単に言うとビジネスの所有者のことです。

自営業者との違いとして、オーナー自身が何もしなくても事業が回る状態であることを指します。

ビジネスオーナーの一例
  • 家賃収入
  • アフィリエイト
  • YouTuber
  • フランチャイズオーナー
  • 本や楽曲制作による印税

最初は自分で仕組みを作るのが大変ですが、一度仕組み化をしてしまえば、半自動的にお金を稼ぐことができます。

より稼ぎたい場合であれば仕組み作りに時間を作ったり、ある程度収入に満足できれば働く時間を減らして休暇を取るなど、ライフスタイルに合わせた働き方ができます。

高卒で給料がいい仕事

IT エンジニア

高卒でも未経験エンジニアとして転職することが可能です。

経済産業省の発表したデータによると、2030年時点でIT人材は約79万人も不足すると言われており、大学や専門卒だけでは足りない状況が続いているからです。

学歴よりも実力を重視している企業もあるため、Web開発のスキルをポートフォリオなどで証明できれば高卒でもエンジニアとして就職できるチャンスもあります。

もちろん、数学的な知識が必要なAIエンジニアや、英語力が必要な外資系企業のエンジニアとなれば、学歴が重要になるため不利になる可能性もあるかもしれません。

しかし基本的には、スキルがあればITエンジニアとして活躍できる可能性が高いです。

高卒から未経験エンジニアへの転職を検討している方は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

営業

営業職であれば、高卒の方でも大きく稼げるチャンスがあります。

大学卒と高卒の初任給を比べると4〜5万円ほどの開きがありますが、これは小売業やサービス業の場合です。

不動産や保険などの営業であれば、成約数に応じてインセンティブを獲得することもできるため、学歴よりも実力があれば稼ぐことができます。

そのため高卒で営業を始めるのであれば、これらの職種を選ぶと高収入のチャンスがあります。

しかしインセンティブが発生する会社の場合は、営業目標(ノルマ)が設定されているケースもあり、業務がハードに感じることもあるため注意してください。

建設現場

建設現場の仕事も、高卒で年収1,000円を目指せる可能性がある仕事です。

とくに施工管理技師1級・2級の資格を取得できれば、管理職など年収の高い仕事につける可能性が上がるでしょう。

施工管理の仕事は、小さな現場よりも大手ゼネコンや大企業が工事を請け負う場合が多く、給与面などで高待遇になることが多いからです。

施工管理技士の資格は高卒でも取れるため、ガッツリ稼ぎたい方は検討してみてください。

給料のいい仕事に就くには?

専門分野における高い知識・スキルを身に付ける

システムエンジニアやデザイナーなど、専門的な知識が必要な仕事でも高収入を稼ぎやすいです。

専門知識を身につける場合には、未経験でも資格取得のために書籍やネットで独学をしたり、スクールに通うなどすれば効率的に身につけることができます。

学歴よりも実力を重視している業界であればあるほど、専門知識やスキルを磨くことが収入アップに直結しやすいでしょう。

難関資格を取得する

国家資格など難関ではあるものの仕事の需要が高い資格を取得するのも、仕事で高収入を目指すための1つの方法です。

また難関資格を取得するときに意識したいのが以下の2点です。

難関資格取得で意識したいこと
  1. 独占業務ができる資格
  2. 資格手当の対象になりやすい

公認会計士や税理士などの士業や中小企業診断士であれば、その資格を持っている人しかできない独占業務ができるため、専門性の高い仕事として稼ぎやすくなります。

稼げる難関資格の一例
  • 公認会計士
  • 税理士
  • 弁護士
  • 中小企業診断士
  • 宅建
  • 一級建築士

弁護士や税理士などの士業であれば、初任給で30万円以上もらえたり、仕事に関わる中で経験や人脈を作り独立するといった道もあります。

実務経験が必要ではありますが、一級建築士の資格であったり、不動産会社で土地や建物の売買ができる宅建士も、合格率は低いものの取得すれば大きく稼げる可能性があります。

語学力を高める

語学スキルを高めることで、高収入を目指せる職業に就ける可能性が上がります。

実際に、株式会社エンワールド・ジャパンが行った「ー 英語レベルと年収 実態調査 ー
によると、流暢に話せる上級レベルの語学力を持っている60%が年収1,000万円以上と回答しました。

反対に、挨拶ができる初級レベルの語学力で年収1,000万円を超えていると答えた人は10%ほどのため、語学力があるほど年収が高くなる傾向であることがわかります。

そのほかにも語学力を高めるメリットはいくつかあります。

語学力を高めるメリット
  • 仕事の選択肢が広がる
  • マルチに活躍できる
  • 就職・転職でアピールできる

TOEICや英検などの資格取得によるアピールができたり、本業の仕事に加えて語学力があるといった強みを活かして市場価値を上げることもできるでしょう。

転職エージェントの活用

転職エージェントを使って給与の高い会社に入るのも一つの手段です。

専属のキャリアアドバイザーが付いてくれるため、転職活動の準備から入社までをサポートしてくれます。

仕事内容や年収の希望などを伝えることで、あなたに合った最適な仕事を紹介してくれるため、効率的に転職活動を進めることができるでしょう。

まとめ

今回の記事では、給料のいい仕事や高収入を目指すための方法を紹介していきました。

今回の記事のまとめ
  • 給与の高い業界はインフラ・金融・ITなど
  • 国家資格や専門知識を取得するなどスキルアップが大切
  • 効率的に転職を進めるなら転職エージェントも検討しよう

給与の高い業界と低い業界に分かれるため、なるべく給料のいい仕事に就きたいのであれば、本記事で紹介したような給与の高い業界を積極的に選ぶといいでしょう。

エンジニアなど専門知識が必要になる仕事や、独占業務ができる士業の資格なども、収入アップの大きなチャンスになるため、少しでも給料を上げたい方はぜひ参考にしてみてください。

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この記事を読んで少しでもWebエンジニアに興味を持った方は、ぜひ無料カウンセリングに足を運んでくださいね。

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