転職ノウハウ

働きながらのプログラミング学習でエンジニア転職を成功させる5つのポイント

働きながらプログラミング学習
  • エンジニアになりたい!けど、本当に転職できるかな…
  • エンジニアになりたいけど、働きながらの勉強でやり切れるだろうか?

今正社員で働いている人は、働きながらでの勉強は不安ですよね。本記事では、働きながらエンジニア転職を目指す人向けに、効率の良い勉強のポイントややり方を解説していきます。

もちろん働きながらでもプログラミング学習をしてエンジニア転職することは可能です。しかし、闇雲に勉強するのはお勧めできません。

本記事では働きながらのおすすめのプログラミング勉強法とポイントを解説します。

らんてくん
らんてくん
働きながらでもプログラミングは学べるぞ!一緒に頑張ろう!

働きながらのプログラミング学習でエンジニア転職は可能?

働きながらのプログラミング学習は可能です。

エンジニア転職で必要なスキルは、最近では決まってきています(後述します)。なので、そのレベルまであげれば、働きながらでもエンジニア転職は可能です。

しかし、もちろん会社を辞めてプログラミング学習に専念している人に比べれば、時間がかかってしまいます。

やはりプログラミングの勉強に時間をかけられる方が、成長は早いです。

らんてくん
らんてくん
じゃあ、仕事辞めて毎日8時間くらい学習した方がいいんじゃないかな。

と思われるかもしれません。ですが、仕事を辞めてプログラミング学習に全振りするのは危険だと思われます

エンジニア転職のために仕事を辞めるのは危険

エンジニア転職のために、仕事を辞めて勉強に全てをかけるのはとても危険です。なぜなら、無職期間が長く続いて収入が途絶えるのは、精神的にダメージが大きいからです。

収入がない状態はストレスであり、メンタルが消耗してしまいます。メンタルを病んで鬱っぽくなってしまう人も少なくありません。

また、プログラミングを本当に楽しいと感じるかもわかりません。まだ勉強を開始していなかったり、勉強をはじめたての人が、すぐに会社を辞める決断をするのは危険です。

いざという時に、前職に戻れるようにはしておいた方が良いでしょう。プログラミング学習が進んで、手応えが出てきたタイミングで仕事を辞めて勉強に集中することをオススメします。

働きながらエンジニア転職にかかる期間

働きながらプログラミングを学習する場合、エンジニアに転職するまでどのくらいの時間がかかるのでしょうか?

個人差はありますが、およそ半年から1年程度です。

時間で言うと1000時間です。

Webエンジニアに必要な知識量から逆算しています。1000時間の内訳は大体以下のようになります。

0~100時間 プログラミングの基礎知識を身につける
100~200時間 写経しながら簡単なアプリを作成できる
200~500時間 環境構築をして簡単な機能を仕様書を見て開発できる
500~800時間 他人が書いたコードを読みながら、機能を実装したり、バグ修正できる
800~1000時間 知らない技術をキャッチアップしながら実装できる

人によっては時間は前後します。

未経験でも最低限「一人で仕様を見ながら仕事をすることができるレベル」を開発会社は求めています。

最低でもこれくらいの学習時間は、必要になっています。

らんてくん
らんてくん
働きながら1000時間も勉強できるの?

と不安に思うかもしれません。

実際にRUNTEQで働きながら、半年ほどの学習でWeb系企業へエンジニア転職された方の実例を以下の記事でまとめていますので、ぜひこちら参考にしてみてください。

働きながら未経験の大手銀行員がWebエンジニアを目指して選択した道とは大学卒業後、大手銀行員からスタートアップのWeb系エンジニアに転職したカツヲさんに取材しました。「簡単で誰でもできるスキル」を学ぶのでは意味がないと考え、RUNTEQに入学。カリキュラムの途中で、早速自分のアプリを開発したカツヲさん。ポートフォリオ作成の際には、たくさん先輩方からもアドバイスを受けたそう。働きながら学習を頑張る方へのメッセージも頂きました。【プログラミングスクールRUNTEQ修了生インタビューvol.23】※RUNTEQ学習期間は2020年11月-2021年7月...
地方公務員からのWebエンジニア転職 業務改善の先に見えたもの地方公務員時代にプログラミングで業務改善を行い、同僚から「仕事がしやすくなった」という声からエンジニア転職を決意した内海さん。働きながらRUNTEQ(ランテック)でプログラミングを学習後、未経験ながら技術力とビジネススキルが評価され業務委託からWebエンジニアへの一歩を踏み出しました。学習や活で不安になった時はコミュニティに支えてもらったエピソードなど、リアルな学習事情をお届けします。【プログラミングスクールRUNTEQ修了生インタビュー vol.28】※RUNTEQ学習期間は20年7月-21年3月の8ヶ月間...
未経験からWeb系アグリテックへ前職を活かしエンジニア転職パソコン嫌いの未経験からAgriTech(アグリテック)のWeb系自社開発企業へエンジニア転職を成功させた仲村さん(@_naka_no_mura_)。仕事に熱意を持てない時期にスキルアップ目的でRUNTEQ(ランテック)へ。働きながらプログラミングの技術と質問力を磨き、就活の面接では代表に前職での仕事ぶりもあわせて評価されました。仲村さんの農業への熱い思いと共にお届けします。【プログラミングスクールRUNTEQ修了生インタビューvol.26】※RUNTEQ学習期間は2020年8月-2021年2月...

働きながら効率良くプログラミング学習する5つのポイント


それではここで、働きながらプログラミングを学習する際の、5つのポイントをご紹介します。

1. 学習のゴールを把握する

まずは自分がどのくらいのスキルを身に着けるべきなのか、ゴールを把握する必要があります。

大学受験や資格試験でも、合格に必要な点数をまず調べて、その点数を目指して勉強を進めますよね。

まずは必要なスキルを把握することから始めましょう! エンジニア転職で必要な最低限のスキルは一人で仕事をこなせるレベルです。

未経験エンジニアでも求められる最低限のスキル
  • 基本的なプログラミングやWeb技術の知識を持っている状態
  • テキストで適切に質問できる力
  • エラーメッセージを読み問題解決できる力
  • すでにあるコードを読んでバグ修正をする力

これらのレベルになることが

どのようにしたら最低限の力が身につくのか? どのように先輩に質問したらいいのか?などは詳しくは「開発会社が教える未経験のエンジニア転職で必要な最低限の技術力とは?」で解説しました。

ぜひお読みください。

未経験エンジニア 最低限 技術力
【2024年版】開発会社が教える未経験のエンジニア転職で必要な最低限の技術力とは?実務未経験からエンジニア転職をしようとしている人の悩みとして、「どこまで勉強したら採用レベルになれるのか?」「採用してもらうにはどのレベルの技術力を身につければいいの?」このような疑問があると思います。本記事ではエンジニア転職で最低限必要とされる技術力を解説していきます。...

2.エンジニア転職は時間がかかるものだと割り切る

エンジニア転職についてインターネットで検索すると、「3ヶ月でエンジニア転職成功!」や、「半年の独学で自社開発企業から内定をもらった方法!」など、甘い商業的コビーが溢れかえっています。

しかしそれらのコピーを鵜呑みにして、エンジニア転職を3ヶ月ほどでできると見積もるのは大変危険です。ほとんどの人は短期間でエンジニア転職を実現することができないからです。

すぐに転職できると思わず、焦らずじっくり勉強していきましょう。

勉強してもすぐに成長を実感できるわけではありません。多くの人はかけた時間の分成長すると考えがちです。ブログの勉強時間と成果

しかし、実際はあるタイミングで一気に成長を実感できるようになります。

焦らずじっくり実力をつければ、再現性高くWebエンジニアに転職できます。

3.スキマ時間でインプットする

電車での勉強

通勤時間のスキマ時間でインプットとして書籍を学習したり動画学習サイトを使って知識を入れていきます。

エンジニア転職で必要な勉強は、プログラミングのコードを書くだけではありません。Webや通信で使われる技術や、データベースの知識も必要です。

まとまった時間が取れる平日の朝、夜、土日祝日は手を動かすプログラミング学習に当てたいので、通勤時間にWebの技術の知識やデータベースの基礎知識を学んでいきましょう。

具体的にどのような書籍で学習すべきかを以下にまとめました。

Web技術の基本

Web技術の基本はWeb業界で使われる技術の基本が網羅されています。Webに関する知識は、プログラミングを勉強してコードを書くときにも役立ちます。

逆にHTTP通信など知らないと学習に支障が出るものもありますので、この書籍はスキマ時間で読みこなしておくことをオススメします。


マンガでわかるデータベース

マンガでわかるデータベースです。普段の生活では馴染みが薄く、とっつきにくいデータベースの知識がマンガで身につく書籍です。

優しい解説で読めますし、2度3度繰り返し読んでいると自然とデータベースの概念が理解できてくるので、通勤中に読みながら知識を身につけることをお勧めします。


4. 現役エンジニアに頼れる環境づくり

プログラミングの勉強を進めていると頻繁にエラーに遭遇します。原因を自分で調べて考えることは、非常に勉強になりますしとことん考え抜くべきです。

しかし、現実的な話、ずっと1つのエラーについて考え続けられる人はいません。働きながら勉強している人は、不安にもなるし、焦るでしょう。

エラーに真剣に向き合うことは大事なことですが、考えてもどうしてもダメな場合に現役エンジニアに頼れる環境は作っておいた方が良いです。

また現役エンジニアに質問する習慣をつけておくことで、実際に仕事で現場に入った時に、適切に質問することができます。

5. 相談できる横のつながりをつくる

長丁場のプログラミング学習を一人で乗り切るのは、やはり大変です。横のつながりを作っておきましょう。

コツとしては、先輩、同期、後輩がいるといいでしょう。先輩には少し先の話を聞くことができます。同期とは切磋琢磨してスキルを磨きましょう。後輩には学んできたことを教えることでアウトプットできます。

困ったこと、不安なことを相談したり、一緒に学習を進めたり、ポートフォリオのアイディア出しを話し合えたりするような仲間がいると心強いです。

働きながらだと独学とプログラミングスクールどちらが良い?

働きながらのプログラミングの勉強では、独学かプログラミングスクールか悩むところですよね。

おすすめはプログラミングスクールに通うことです。弊社がプログラミングスクールを運営していることもありますが、それだけでなくお金がかかること以外はプログラミングスクールの方が優れています。

  • エンジニア転職の最新の情報が手に入る
  • 現役エンジニアに質問できる
  • 横のつながりができてモチベーション管理をしてもらえる
  • ポートフォリオ作成のサポートもしてもらえる
  • スクールからの企業の紹介もある

など、独学では得られないメリットが多数あります。

ただし、どんなプログラミングスクールでも良いわけではありません。以下のような条件は最低限満たしておきたいです。

  • 働きながらでも通える十分な受講期間がある
  • 土日祝日も講師へ質問ができる
  • モチベーションを保てるような仕組みがある
  • 横のつながりを作れて競争したり助け合いができる
  • 現役エンジニアが講師
  • ポートフォリオのサポートがある

このような特徴のあるプログラミングスクールを選びましょう。

プログラミングスクールの選び方に関しては「【2021年版】失敗しないプログラミングスクールの選び方6選」でまとめました。

開発会社が解説!失敗しないプログラミングスクールの選び方の基準とは?【2024年最新版】プログラミングスクールは高い投資ですが、非常に失敗しやすい買い物です。自分の目的に合っていないようなスクールに入ってしまうと、せっかく数十万円の金額を支払っても全くリターンを得られずお金と時間を浪費してしまいます。本記事ではプログラミングスクールを選ぶ基準や選び方を解説していきます。...

RUNTEQは働きながらでも安心の学習期間最大9ヶ月!

弊社プログラミングスクールRUNTEQでは働きながらでも学べるように様々な特徴があります。

  • 学習期間は最大9ヶ月と余裕のある受講期間
  • 土日祝日でも現役エンジニア講師に質問が可能
  • モチベーション維持のための横のつながりが豊富
  • 学習終了後も無期限の転職サポート

仕事が忙しい方でも無理なく1000時間の学習ができるように余裕を持った受講期間を設けています

また9ヶ月経過した後も、転職サポートは無期限で行っています。9ヶ月じっくり学習し、10ヶ月後から企業選びや転職活動をすることができます。

またRUNTEQは土日祝日も講師への質問に対応しています(水曜日が定休日)。

せっかく休日で勉強を進めようとしたのに、日曜日祝日がスクール休みで全然質問できない!

このようなことはありません。

またRUNTEQは先に入学した受講生や過去に卒業した卒業生が1つのコミュニティとして、同期だけでなく先輩、後輩、現役エンジニアになった卒業生と交流することができます。

無料で勉強の相談も承っていますので、お気軽にキャリア相談会に申し込んでみてください。

RUNTEQの無料キャリア相談会はこちら

未経験からWeb系エンジニアへ就職したい人むけにロードマップを作成しました。以下の記事を参考にしてみてください。

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