「未経験Webエンジニアの年収ってどのくらいになるんだろう?」
「経験を積めば将来的にどのくらい稼げるのかも知りたいです」
Webエンジニアに興味が出てきた時に、未経験でどのくらい稼げるのか気になりますよね。
その後のキャリアアップによって目指せる年収まで知りたい方も多いと思います。
別業界からWebエンジニアに転職するなら、自分のキャリアパスも真剣に考えながら検討したいと思う方が大半でしょう。
そこで今回は、下記の内容を解説していきます。
- Webエンジニアの年収事情について
- 未経験Webエンジニアの年収の頭打ちは?
- Webエンジニアとして年収を上げる3つの行動
今回の記事では、Web系の開発会社を運営しつつもWeb系エンジニアへの転職を目指す人に向けてのプログラミングスクールを運営している弊社が、未経験Webエンジニアの年収からキャリアアップして年収を上げるための方法まで解説していきます。
この記事を読めば、Webエンジニアについての知識が深まり、転職する際の参考になると思います。
未経験からWebエンジニアへの転職を検討している方は、ぜひ最後まで記事を読んでくださいね。
未経験Webエンジニアの年収事情について

給与相場は300万〜450万円ほどになります。実際に弊社が運営しているプログラミングスクール「RUNTEQ」の卒業生に取った年収についてのアンケート結果は以下の通りです。
- 300万〜349万円:36%
- 350万〜399万円:36%
- 400万〜449万円:8%
- 450万以上:20%
ご覧の通り未経験エンジニアでも300万〜400万円の内定をもらった人が半数を超えています。未経験でも400万円以上の内定をもらえていることに驚きますよね。
未経験エンジニアの年収は300万円に近かったのですが、最近では未経験からでも高い収入を得ることができるのです。
その理由としては以下の通りです。
- 未経験Webエンジニアの採用市場が変わった
- 経験を積めばあとから給料はついてくる
1つずつ解説していきますね。
1.未経験Webエンジニアの採用市場が変わった
1つ目の理由としては、未経験Webエンジニアに対しての採用市場の変化です。
以前までは、実務経験を重視した採用だったため未経験Webエンジニアは「実務経験0」としてカウントされていました。そのため、新卒と同じ扱いだったのです。しかし、今では実務経験にくわえて以下のことが重視されています。
- 技術力・ビジネス力・設計力などのスキル
- マネジメントやリーダー経験などの社会人力
- ネットワークやコンピュータの基礎知識
この中でも、前職でリーダーやマネジメント経験がある人は面接で活かせるでしょう。なぜなら、Webの業界ではPM(プロジェクトマネージャー)などのリーダー職が枯渇しているからです。
別業種であってもリーダーやマネジメント経験がある人材は貴重なため、未経験であっても面接で高い評価を得られます。
2.経験を積めばあとから給料はついてくる
未経験Webエンジニアとして最初は給料が低くても、2〜3年と実務経験を積めば早い段階で年収を上げることができます。
なぜなら、Webエンジニアは市場価値を高めれば超売り手市場となり、引く手あまたになるから。
レベル1:437.8万円(新人・初級者レベル)
レベル2:499.2万円(若手人材レベル)
レベル3:576万円(中堅人材レベル)
レベル4:726.1万円(チームリーダーレベル)
レベル5:937.8万円(指導者・幹部レベル)
レベル6/7:1129.9万円(国内で有名なレベル)
経産省:エンジニアの給与に関する統計
これは経産省によるエンジニアの給与に関する統計ですが、スキルを上げるほど年収も上がっています。レベル1からレベル2になれば60万円も上がります。
最初は給料が低くても実務経験を3年以上積んでキャリアアップすれば、100万円以上の昇給も目指せます。
そのため未経験で始めたばかりの給料にこだわりすぎずに、長期的な目線でさまざまな経験を積むことを意識しましょう。
未経験でWebエンジニアになるなら、年収の条件よりも経験が積みやすく相性の良さそうな会社を選ぶのがベストです。
未経験からエンジニアに就職した方の実例

どの年齢からでも転職できるWebエンジニアですが、未経験Webエンジニアの場合は会社によりますが年収300万〜450万円ほどになります。
月の給料は18万円ほど
残業代は完全支給
昇給は年1回で賞与も年2回
ボーナスや残業代を含めて年収は320万円ほど
東京勤務で240万〜300万円ほど
28歳でキャリアチェンジして年収300万円
月給は20万〜25万円程度
過去の経歴は加味されないので新卒ほどの給料
会社によっても違いますが、まったくの未経験でも年収300万円以上からはじまりボーナスもついてくると安心しますよね。
完全な未経験でも3年ほど経験を積めば年収500万円も十分目指せることを考えれば、1年目に300万円ほどもらえるのであれば、悪い条件でないと感じます。
エンジニアの世界はスキルさえあれば、他の業種とよりも早いペースで大幅な年収アップも目指せます。
未経験からでも努力に応じた評価はされるため、日々の業務で多くの経験を積めばあとあと大きく稼ぐこともできます。
未経験Webエンジニアの年収の頭打ちは?

Webエンジニアの年収はエンジニアだけだと500万〜600万円ほどになります。
コードを書くだけの仕事であれば、金額の頭打ちは早い段階で訪れるでしょう。
年収600万円まで稼げれば他業種と比べて高い給料なので満足いく方もいるかもしれません。しかし、さらなる年収アップを狙うには役職に就いたりスキルアップに努めたりと市場価値を高める必要が出てきます。
さらなる年収アップを目指すには、リーダー職やマネジメント職などの役職に就くことが必須になってきます。
- エンジニアリングマネージャー
- CTO
- テックリード
上記のような役職につけると、年収700万〜1000万円まで目指せます。もちろん、役職に就くのは簡単ではありませんが、努力次第で会社員でも1,000万円を目指せるのは夢がありますよね。
未経験Webエンジニアでも、経験を積めばかなりの額を稼ぐことができます。
Webエンジニアとして年収を上げる3つの行動

Webエンジニアの給料は年功序列ではなく実力主義で上がっていきます。
そのため、年収を上げるための選択肢としてはキャリアアップが一番の近道です。
具体的には、以下の3つの行動を意識してみてください。
- スキルアップを欠かさずさまざまな経験を積む
- 副業をして本業以外に収入を持っている
- フリーランスとして独立する
1つずつ順番に解説していきますね。
1.スキルアップを欠かさずさまざまな経験を積む
大前提としてWebエンジニアとして給料を上げるためには、実務経験を積んだり豊富な知識を持っていなければなりません。
IT分野は目まぐるしく進歩しているため、つねに最前線で活躍するため勉強し続けることが大事です。
とくに以下のような意識を持てば指数関数的に年収は伸びていくでしょう。
- 開発の上流工程に携わる
- 休日もキャリアアップのための勉強をする
- 交流会や勉強会に参加する
- コミュニケーション力なども磨く
エンジニアとして技術力を高めつつも、マネジメント力やコミュニケーション力なども磨けば、将来的にリーダーやマネジメント職に就いたときも活かせます。
年収を上げたいと考えている方は、つねにスキルアップを意識しながら業務に取り組みましょう。
年収1,000万円以上を目指しているなら、未経験からのロードマップをこちらの記事で紹介していますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
2.副業をして本業以外に収入を持っている
会社からの給料に加えて本業の知識を活かした副業を兼ね備えると年収を上げられます。
会社員としての経験をアウトプットできますし、副業の調子が上がれば青天井になる場合もあります。
- クラウドソーシングサイトで受託開発を探す
- 副業紹介エージェントに登録する
- 自身の経験をブログに書く
- サービスを作って稼ぐ
副業OKの会社であれば、本業に加えて副業収入も作るように動きましょう。収入の柱を増やすほど収入の大幅アップも目指せます。
3.フリーランスとして独立する
年収を上げたいならフリーランスとして独立するのも一つの手です。
フリーランスになるメリットは以下の通りです。
- 会社の評価に縛られない
- 実力次第で大きな収入を目指せる
- 単価の高い案件などを自分で選べる
フリーランスになれば高単価の案件を獲得して年収を大きく伸ばすこともできます。もちろん、会社による補償が無くなったり自分で営業したり、仕事量の調整など自己管理スキルなどは求められます。
それでも、いい案件を選べば会社員以上に稼げるため、年収を上げたいなら検討してもいいでしょう。
まとめ
今回の記事では、未経験Webエンジニアの年収から具体的なキャリアアップの方法まで幅広く解説しました。
- 未経験Webエンジニアの年収は年々上がっている
- 技術だけだと年収は600万円ほどで頭打ちする
- 未経験からでもスキルアップを意識すれば将来的に大幅な年収アップも可能
未経験Webエンジニアとしてのスタートは年収300万円ほどですが、早くて2〜3年で100万円以上の給料アップや、年収1,000万円も目指せるのは嬉しいですよね。
将来的なキャリアパスを具体的にイメージしておけば、まったくの別業界からもWebエンジニアに転職しやすいのではないでしょうか。
未経験からWeb系エンジニア転職のためのロードマップを作成しましたので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
弊社では、開発現場が求めるエンジニアになるためのプログラミングスクール「RUNTEQ」を運営しております。この記事を読んで少しでもWebエンジニアに興味を持った方は、ぜひ無料のキャリア相談会へ足を運んでくださいね。