「MENTAを利用する際の料金は?」
「実際にMENTAを使っている人たちの評判ってどうなの?」
「理想的なメンターと出会うための探し方は?」
独学でプログラミング学習を行っている人の中には、上記のようなことを知りたいと思っている人も多いと思われます。
そこでこの記事では、MENTAを利用する時にかかる料金の詳細や、実際にMENTAを使ったユーザーたちのリアルな感想や評判、最適なメンターを探すためのコツなどについて詳しく解説していきます。
これからMENTAを利用しようと考えている方には大いに役立つ内容となっておりますので、是非参考にしてください。
MENTAの主な特徴
出典:https://menta.work/
MENTAは、「教えたい人(メンター)」と「教わりたい人(メンティー)」とをオンライン上でマッチングするプラットフォームです。
「メンターの多くがエンジニア」という特徴があるため、プログラミング学習を独学で進める際に大変便利です。
プランには単発契約と月額契約の2種類があるため、「ちょっとした疑問をスポットで解決してほしい」・「継続的に相談したい」といった各自の目的に合わせてフレキシブルに利用することができます。
MENTAの詳しいメリットやデメリットにつきましては後述します。
MENTAの料金体系
ここでは、MENTAを利用する上で必要となってくる料金に関して解説していきます。
MENTAの利用にかかる料金
MENTAを利用するためには登録が必要ですが、登録料は無料となっています。
メールアドレスで登録するか、保有しているGoogleアカウントやTwitterアカウントなどを使うことでログインが可能です。
登録後に必要となる料金は、どんなメンターに依頼するかによって変わってきますが、平均契約価格は14,000円ほどとなっています。
ただ、この金額はあくまで平均であり、スクール型でなければ10,000円以下のサービスがほとんどです。
プラン
MENTAで提供されているサービスのプランは、「単発プラン」と「月額プラン」の2つとなります。
また、月額プランの中には「スクール型」というものが存在します。
スクール型とは、ただ質問に答えたり相談に乗ったりするのではなく、プログラミングスクールのように、メンターがゼロからカリキュラムや学習ロードマップを作成してサポートする、という形式のサービスです。
通常の月額プランに比べれば、当然スクール型の方が高額になりやすいですが、学習計画を立てるのが苦手な人にとってはありがたい形式でしょう。
最低料金
MENTAの最低料金に関しては、歴史があります。
最近までは、メンター側で設定できる最低料金は一律1,000円でした。
しかし、「個人で教える」というサービスには原価がないという理由から価格競争が起きてしまい、適切な価格でサービスを提供できないという現象が多発してしまったのです。
そこでMENTAは、メンターを守るための処置として、2021年7月に最低料金を3,000円まで引き上げました。
ところが、MENTA側の調査によって、「まずはお試しとして安い単発プランを利用した後に、月額プランへの契約に移行する」というパターンがかなり多いことが判明しました。
そこで2021年12月、単発プランのみ最低料金が1,000円から設定することが可能となったのです。
従って2023年2月現在の最低料金は、以下のようになっています。
- 単発プラン ⇒ 1,000円
- 月額プラン ⇒ 3,000円
手数料
手数料については、メンター(教える側)とメンティー(教わる側)によって支払う金額が異なります。
サービスを購入する側であるメンティーの場合は、「メンターへ支払う金額の10%+消費税(合計11%)」が手数料となります。
例えば10,000円でメンターと契約した場合は、11%である1,100円を手数料としてMENTAに支払う必要があります。
教える側であるメンターの場合は「プラン価格の20%+消費税(合計22%)」が手数料となるため、プラン価格が10,000円ならば、22%である2,200円が手数料として引かれ、収入は7,800円となります。
ただし、2022年6月13日より前に契約した月額プランについては、契約更新の際に旧手数料が適用されるのでご注意ください。
なお、MENTAからの振り込みが発生するたびに300円の振込手数料が発生します。
支払い方法
MENTAで可能な支払い方法は、以下の3つとなります。
- クレジットカード(VISA/MasterCard/American Express/Diners Club/JCB)
- デビットカード
- バーチャルカード(Vプリカ/kyash/バンドルカード)
なお、銀行振込には対応していないのでご注意ください。
割引クーポン
招待リンクを通じて新規登録となった場合は、招待した人もされた人も500円の割引クーポンがもらえます。
その他、時期に応じて様々なクーポンキャンペーンが実施されているので、随時チェックするようにしておくとよいでしょう。
MENTAの評判・口コミ
MENTAを利用する前に、実際に使っている人たちがどのように感じているのか気になる、という方も多いでしょう。
そこでこの項目では、SNS上で発信されている、MENTAに関する良い評判・悪い評判の両方について紹介していきます。
SNSでの個人発信による口コミは、宣伝やポジショントークとは無縁の「素直な感想」であることが多いため、信頼できるものが多いです。
良い評判や口コミ
menta利用した出したわけだが、他のスクールだったりの料金と比べるとmentaってやっぱり破格ですよね、現役の方からアドバイス、レビューまでしてもらえるなんて・・・(歓喜)
— えこノ助 (@ekosub1) November 14, 2019
MENTAのメンターさんが低料金なのに色々分かりやすく教えてくれる
もう2週間経つ
申し訳ない気持ち— やくも (@tech_nekotter) February 22, 2021
MENTAには他にもたくさんメンターいるから、自分の知的好奇心をくすぐるものがあれば試してみるのはありだと思うよ~。
人脈づくりの一環にもなる気がする。
— 悠才 (@yusai0713) June 9, 2018
#MENTA のメンティーさん1人に「卒業」してもらった。
これからはメンター、メンティーの関係ではなくビジネスパートナーとしての関係にしていこうと思っています。
メンター、メンティーの関係だから既に信頼関係もある。こうやって、ビジネスのハブにもなるっていう素敵なサービスだな。
— まっきー (@nobita_x009) February 27, 2019
良い口コミとして多かったのは、主に以下の3点でした。
- 良いサービスを安い料金で契約できる
- 質の高いメンターが多い
- 人脈作りに役立つ
企業ならば、人件費や諸経費をすべて上乗せした料金設定にしなければ成り立ちませんが、個人ならば身一つでサービスを提供できるため、低価格を実現することができます。
この料金面について評価している人が多く見受けられました。
また、個人同士のやりとりになることから、気が合えば将来的な付き合いに発展する可能性もあるため、人脈作りに役立つと感じている人もいらっしゃるようです。
悪い評判や口コミ
MENTAの料金は手数料がちょい高めなので欲しい金額そのまま入れるとサービス利用者の負担がすごいことなるんだよなぁ…どうしたもんか。。
— にお|レトロ文字部2/15〜阪神&京都 (@nioin_design) February 25, 2021
確かにMENTAできること少ないのにあの手数料は高すぎる。
— 村本章憲 🇺🇦 (@1amageek) November 6, 2019
MENTAに登録してみたけど、メンターさんもたくさんいてどの人がいいか分からない😳#プログラミング勉強中#駆け出しエンジニアと繋がりたい
— みぃ*プログラミング勉強中* (@yu_mi_1998) February 13, 2023
MENTAも質の良いメンター居なさそうやね。
教えるのって本当に難しいと思う。
金貰って教えるのって責任重大やし、恐れ多いわな。— Nobunaga (@NobunagaWorks) July 1, 2021
悪い口コミとして多かったのは、主に以下の2点でした。
- 手数料が高い
- 良いメンターを探すのが大変
手数料については前述しましたが、税も含めると、メンターには22%、メンティーにも11%の手数料がかかってしまうので、比較的高めではあります。
似たようなサービスである「ココナラ」の場合、サービス提供者側の手数料は22%と同様ですが、購入者側の手数料は5.5%となっています。
また、メンター探しに苦労する、という意見もありました。
3,500人を超えるメンターが登録している中で、スキルとコミュニケーション力を持った人を探すのは確かに大変かもしれません。
MENTAを利用するメリット
MENTAを利用する主なメリットは、以下の通りです。
- 格安で利用できる
- プログラミング学習に最適
- 多くのメンターから選べる
- メンターとの人脈が築ける
格安で利用できる
MENTAには、単発プランなら1,000円から、月額プランでも3,000円から利用できるサービスがあります。
これは、サービス提供者が個人であるからこそ実現できている料金であり、本来ならそんな料金では受けられないような質の高いサービスが、破格で提供されていることが珍しくありません。
費用を抑えて学習を継続したい人にとっては大きなメリットでしょう。
プログラミング学習に最適
MENTAに登録しているメンターの大半は「エンジニア」ですので、独学でプログラミングを学んでいる人には非常に利用価値が高いプラットフォームだと言えます。
ちょっとした質問に答えて欲しい場合は単発プラン、カリキュラムや学習スケジュールまですべて任せたい場合はスクール型の月額プラン、といったように、自分の都合に合わせて自由にカスタマイズしながら利用することができます。
多くのメンターから選べる
MENTAには、約3,500人ものメンターが登録しています。
その多くがエンジニアですが、同じエンジニアでも得意なジャンルは異なります。
- サーバー構築
- ネットワーク関連
- データベース設計
- フロントエンド全般
- バックエンド全般
こういったそれぞれのジャンルのプロたちの中から、自由にメンターを選ぶことができます。
メンターとの人脈が築ける
「良い評判や口コミ」の項目内でのツイートでもあった通り、メンターは個人としてサービスを提供しているので、意気投合すれば、その場限りではなく今後とも長い付き合いができる可能性があります。
エンジニアを目指す人にとって、スキルの高いメンターとの繋がりを持てることは大変価値のあることだと言えるでしょう。
場合によっては、ただ教わるだけの立場ではなく、いつか対等なビジネスパートナーになれるケースも考えられます。
MENTAを利用するデメリット
世の中に完璧なサービスなど存在しないため、MENTAにもデメリットは存在します。
MENTAを利用する主なデメリットは以下の通りです。
- メンター探しが難しい
- 行動力がないと無駄に終わる可能性がある
- エンジニア以外のメンターが少ない
メンター探しが難しい
多くのメンターが登録しているのはMENTAの強みでもありますが、そのすべてのメンターが優れているとは限りません。
また、単純に「教え方が上手い」「スキルが高い」といったポイントだけでなく、自分に合うかどうかも重要になってきます。
こういった点を考慮すると、最初から良いメンターとマッチングできることの方が珍しいでしょう。
自分が納得できるメンターと出会うためには、失敗も経験しながら根気よく契約を重ねていくしかありません。
行動力がないと無駄に終わる可能性がある
MENTAには「スクール型」という月額プランがあり、プログラミングスクールのようにカリキュラムや学習計画を組んでくれるサービスも存在します。
しかしプラン全体から見ますと、スクール型プランはごく一部であり、ほとんどのサービスが「単発プラン」か「スクール型ではない月額プラン」となります。
スクール型以外のプランの場合、基本的には「購入者側からの質問や相談」という形がメインとなるため、自ら積極的に行動できる人でないと、せっかく契約が成立してもあまり上手に活用できない可能性が高くなってしまいます。
変に遠慮しがちな人や行動力のない人にとっては、MENTAはあまり向いていないでしょう。
エンジニア以外のメンターが少ない
エンジニアのメンターが多いのはメリットでもありますが、裏を返せば、プログラミング関連以外のメンターを探すのは難しい、ということになります。
例えば、ライティングや動画編集についてのメンターを探そうとしても、MENTAで探すのは困難ですので、他のプラットフォームを利用した方が効率的でしょう。
信頼できるメンターを探すための4つのポイント
MENTAで質の高いメンターと出会うためにはコツがあります。
ここでは、良いメンターとマッチングするために有効なポイントについて4つ紹介します。
フォロワー数が多い
基本的に、教わる側から「このメンターは良い」と思ってもらえなければフォローはされません。
従って、単純にフォロワー数が多いというだけで、信用できるメンターとしての一つの指標となるでしょう。
フォロワー数の多いメンターを中心に選んでいくことで、好ましくないメンターに当たってしまう可能性を下げることができます。
プロフィール情報が多い
メンター選びの際には、是非プロフィール情報欄も参考にしてください。
プロフィール情報が多ければ多いほど判断材料が増えますし、しっかりプロフィールを入力しているということは、本気でMENTAで活動しようとしている意気込みの現れでもあります。
逆にプロフィール欄の情報量が少ない人は、そんなに本気で活動しようと思っていない人である可能性が出てきます。
もちろん情報量の多さだけでなく、内容にも注目してください。
「スキル」や「経歴・実績」の項目をしっかり確認し、確かなスキル・経験・実績がある人なのかどうかを把握すべきです。
あとは、フィーリングも大事です。
いくらスキルや実績が素晴らしくとも、「文章の雰囲気から、あまり自分と合う気がしないな」と感じた場合は避けた方がよいかもしれません。
苦手なタイプの人から教わってもモチベーションが上がりにくいので、相手に好意を抱けるかどうかも非常に重要となります。
メッセージの返信が早い
メンターを選別する時には、何人かにメッセージを送ることになると思われます。
その際の返信が早いか遅いかについても、選別ポイントとなります。
メンティーからの打診、という重要なメッセージに対して返信が遅いような人は、契約後の返信も遅いということが考えられます。
一刻も早く知りたいことについて質問している時に、長い間待たされるのは非常にストレスとなりますので、何度かメッセージをやり取りしてみて、返信が遅いことが多いようならば避けた方が無難かもしれません。
「本業が多忙」といった正当な理由があるのかもしれませんが、待たされることに変わりはありませんので、返信スピードにもこだわるべきです。
返信内容がわかりやすい
返信スピード以上に重要なのが、「返信の内容がわかりやすいかどうか」です。
返信内容がわかりにくいものであった場合、どういう意味なのか確認するための質問を再度しなければならないため、無駄なやりとりが増えてしまい、結果的に時間がかかってしまいます。
あとは、自分のレベルに合わせて説明してくれる人かどうかも重要です。
スキルが高い人でも説明があまり上手くない場合、初心者相手にやたらと専門用語を使ったり、経験者でなければ伝わらないような難しい表現を用いたりするケースがあります。
そういったあたりも考慮してくれる人なのかどうかを、メッセージのやりとりやプロフィール欄などで見極めていくとよいでしょう。
MENTAを利用した独学に限界を感じた時の対処法
MENTAの利用を考えている人の中には、独学でプログラミング学習をしようとしている、もしくはすでに学習を開始している、という人が多いと思われます。
しかし、初心者にとってプログラミング学習は非常に難しいものであり、その挫折率は約90%と言われています。
特に独学となるとさらに厳しくなり、多くの人が途中で学習を諦めてしまいます。
とはいえ、せっかくエンジニアを目指して勉強を始めたのに、途中で挫折してしまうのは大変もったいないです。
従って、もし独学に限界を感じた場合には、プログラミングスクールの利用を検討してみるのがおすすめです。
ある程度高額な費用が必要とはなりますが、独学とは違って効率よく適切な学習ができる上、挫折しないようなサポート体制も整っているため、エンジニア転職を実現するところまで持っていける可能性が高くなります。
実際に、弊社が運営するWebエンジニア育成のためのプログラミングスクール「RUNTEQ」でも、未経験からスタートした受講生の多くがエンジニア転職を成功させています。
Web系の会社、特に自社開発企業に就職したいと考えている方には最適なスクールですので、Webエンジニアを目指している方は、是非一度弊社の無料相談会への参加をご検討ください。
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まとめ
以上、MENTAの料金体系や評判、利用するメリット・デメリットなどについて解説しました。
独学でプログラミング学習をするためには大変便利なプラットフォームですので、壁にぶつかった時や、定期的に相談に乗ってもらいたいということがあれば、MENTAを活用してみるとよいでしょう。
- MENTAは、プログラミングを独学で習得しようとする際に便利なプラットフォーム
- 3,500人ものメンターが登録しているため、理想のメンターと出会うためにはコツがいる
- 独学に行き詰まりを感じた時は、プログラミングスクールを検討してみるのも有効