大手SIerから地方創生系サービスを手掛けるスタートアップ企業への転職を果たした藤原さん。
社員一人ひとりが裁量を持って仕事に向き合える環境で、日々挑戦しながら、理想的な働き方を実現しています。
そんな藤原さんに、スタートアップ企業を目指したきっかけや、RUNTEQでの楽しい思い出、同期とのコミュニケーションなどについてお話いただきました。
【プログラミングスクールRUNTEQ卒業生インタビュー vol.57】※RUNTEQ学習期間は2021年12月-2022年6月
一生モノのスキルを身につけたかった
Q.ご経歴とRUNTEQ入学までの経緯について教えて下さい。
かねてより手に職をつけたいと思っており、その中でプログラミングが自分に合うと考え、新卒でSIerに入社しました。
最初に配属となったのは、新聞社の情報システムを構築する部署でした。Webシステムと基幹システムに携わっていましたが、インフラ回りがメインで、僕が思い描いていたプログラミングとはかなりかけ離れていたんです。
そこで異動希望を出した結果、開発部への異動が叶ったのですが、僕に課せられたのは生命保険の会計システムの構築で。Webとは真逆の分野でした。
営業担当が使うようなBtoBシステムで、使用するのはC言語にコンパイルした言語や社内独自の言語など、Googleでほとんど検索できないものばかりでした。
オープンソースではない使用言語に違和感を感じていた上、自分でググりながら開発する仕事をしたいという思いが芽生え、Web業界への転職を決意しました。そこから本格的にプログラミングを勉強しよう考え、RUNTEQへの入学を決めたんです。
Q.どのタイミングで前職を退職したのですか?
RUNTEQで受講を始めて間もない頃です。実は在職中に体調を崩してしまい、しばらく休職していました。
会社から復帰に向けて異動の打診をされたのですが、Web系への転職する気持ちは変わっていなかったので、そのタイミングで退職したという感じですね。
同期は心の支え
Q.完全オンラインという環境の中、他の受講生と触れ合う機会はありましたか?
同期や卒業生とはイベントを通してコミュニケーションをとっていました。特にLT会はカジュアルな雰囲気なので、お互いの人柄を知ることができ、その後の交流につながったと思います。
仲良くなった受講生とは一緒の勉強することも多かったです。Discordで画面共有しながら、お互いにのエラーを解決し合うこともありました。
Q.受講中、一番印象に残ったことを教えてください。
カリキュラム終了後、PFに入る直前ぐらいに行われた「モクモク会@福岡」です。
PFの作り方を体感したくて参加したのですが、チーム開発しながら技術を学び合えたので大変有益でした。
みんなで共通の言語について熱く語れたので、エンジニアは本当に楽しい!とあらためて実感することができました。また夜に飲みに行ったのもめちゃめちゃ良い思い出です。
Q.学びに打ち込む中で、モチベーションが下がった時期はなかったのでしょうか。
もちろんありました。ただ、同期のみんなに助けられていたので、なんとかバランスを保てていたように思います。
やる気が出ない日でも、ちょっとした雑談をすることで「自分もちゃんとやらないとだめだな」と、やる気を取り戻せていました。コミュニケーションの大切さを日々実感していましたね。
主体的に取り組める環境に惹かれた
Q.就職された会社について教えてください。
地方創生系サービスを手がけているスタートアップです。全社員20数名、そのうちエンジニアは5人くらい。前職のSierは2000人と大規模だったので、ほぼ1/100になった感じですね。
今は自治体向けSaaSのβ版をリリースした1年後というタイミングで、これからさらに資金調達をして、機能を追加していくというフェーズにあります。
Q.ズバリ、入社の決め手は?
さまざまありますが、スタートアップであったことが1番の理由です。
また社員一人ひとりが裁量を持って仕事に向き合う環境にも惹かれました。
今の会社は「チャレンジするしかない」といったノリで、まさに望んでいた働き方でした。
実際に入社してまだ1ヶ月ですが、毎日が刺激的で、本当に面白いです。
Q.入社前後のギャップはありましたか?
良い意味で、ギャップは全くありませんね。
今はリモートワークですが、作業で詰まることがあっても、先輩にテキストや音声で解決してもらったりと、RUNTEQ時代とほぼ変わっていないです。
また1on1で僕がやりたい業務についても聞いてもらえています。挑戦したいジャンルにどんどん手を出せる環境にとても満足していますね。
Q.入社から今まで、どのような業務に携わったか教えてください。
入社当初は、本番環境で使っているライブラリのバージョンを上げていくような作業を任されました。前職でのインフラ周りの経験を生かしたような仕事でしたね。会社ではRailsを使っているのですが、僕がRUNTEQでしか触っていなかったので、ひとまず保守的なところから経験することになったのかなと想像しています。
現在は機能開発などについても担当しています。
CTや先輩のアドバイスがきっかけ
Q.就職が決まったポイントは何だと思いますか?
スタートアップ企業への理解がきちんとできていたことが大きかったと思います。
最終面談ではCTOから「スタートアップでは指示待ち人間は通用しない」といったことを様々な角度から質問されましたが、すべてに的確に答えることができましたし。
他の面談でも、事業そのものではなく、カルチャーにフィットしているかどうかという質問が多かったという印象です。
Q.スタートアップへの理解をどのように深めたのですか?
RUNTEQの存在が大きいですね。
入学前はスタートアップがどんな世界か全く知らなかったのですが、CTに話を聞くうちに、自分がやりたいことを実現できる場であると感じました。
また実際にスタートアップで働いている先輩の声をコミュニティーで聞けたことで、「面白そう!」と強く惹かれたのを覚えています。
Q.就活にはどれくらいの期間がかかりましたか?
およそ1ヶ月です。別企業も面接を受け内定をいただいていたのですが、内定後に今の会社と出会ったので、かなりタイトなスケジュールで就活を行いました。
今の会社から内定をいただいた後は即決で入社を決めました!
Q.就活に向けてどのような対策をとられていたのでしょうか。
僕より早く就活を始めていた同期に面接の雰囲気を詳しく聞いていました。不安な要素を事前に解決できたのが大きかったと思います。
コミュニケーションを大切にしてほしい
Q.これからエンジニアを目指すRUNTEQ生へ一言お願いします!
プログラミングの技術そのものは独学でもある程度学べると言えるでしょう。
ですが実際にサービスを作る時には、他のエンジニアの姿を知っているかどうかでだいぶ差が出てくると思うんです。
せっかくRUNTEQに入学するのであれば、ぜひ他の受講生とのコミュニケーションを大切にして、エンジニアのカルチャーを身につけてもらいたいです。
ここをしっかり意識して過ごすかどうかで、卒業後も大きく変わってくるはずです。
ちなみに、これからもdiscordに出没する予定です。後輩の方々にはぜひ気軽に話しかけてもらいたいです!
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