「プログラミングを始めてみたけど楽しくない」
「プログラミングの勉強が続かない時の対処法はないかな…」
副業やリモートワークが出来るようになってからさらに注目を浴びているプログラミング。無料の学習サービスも台頭し、初心者も学びやすい環境が整ったことによりプログラミングの勉強を始める方も多いでしょう。
しかし、プログラミングの学習を進めていく中で「うまくいかない」「楽しくないな」と感じる方も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、下記の内容を解説していきます。
- プログラミングの勉強が楽しくないと感じる6つの理由
- プログラミングが楽しくないときにやるべきこと
今回の記事では、Web系の開発会社を運営しつつもWeb系エンジニアへの転職を目指す人に向けてのプログラミングスクールを運営している弊社が、プログラミングの勉強が楽しくないと感じる理由から対処法まで解説していきます。
プログラミングが楽しくないと感じることは誰しも一度は通る道だと思います。「自分にはプログラミングは向いていない…」と肩を落とす前に理由や原因を明確にしましょう。
本記事を読めば「プログラミング学習が楽しくない」という悩みの原因がわかり、その後の対処法まで理解できます。ぜひ、最後まで読み進めてみてくださいね。
プログラミングの勉強が楽しくないと感じる6つの理由
安心してください。プログラミングが楽しくない理由を1個ずつ理解していけば不安も解消されます。
多くの場合プログラミングが楽しくないと感じる理由は以下の7つになります。
- プログラミング自体に興味がない
- 地道な作業にストレスを感じる
- エラー箇所が分からず先に進まない
- 文法や概念などを覚えられない
- 習得に時間がかかりすぎる
- 一緒に学ぶ仲間がいない
上から順番に解説していきます。ゆっくり見ていきましょう。
1.プログラミング自体に興味がない
プログラミングが楽しくない原因の1つとして、プログラミング自体に興味がないことが挙げられます。「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、プログラミング自体が好きでないと楽しむのは難しくなってしまうでしょう。
- IT業界にあまり関心がない
- アプリやサービスの開発業務に興味がない
- プログラミング自体が楽しくない
上記のような気持ちを持っていませんか?
Webエンジニアなど専門的な知識が必要になる業界では、ITに関連の知識に興味がないとつまらないと感じてしまいがちです。
そもそもプログラミング自体が好きかどうかを一度考えてみるのもいいでしょう。
2.地道な作業にストレスを感じる
プログラミングは基本的にパソコンと向き合いながら長時間コードを書き続ける仕事です。人によっては刺激がない地道な作業で退屈だと感じる方もいるでしょう。
- コードを書く時間よりも調べる時間の方が多い
- エラーが出ることも多く1個ずつ解消しないといけない
プログラミングは基本的にはコツコツ地道な作業を繰り返して完成形を目指していきます。テレビ番組で見る天才ハッカーのようにスラスラ書くイメージを持っていると、そのギャップに楽しくないと感じてしまうでしょう。
以下の動画が非常にエンジニアのイメージと実際の仕事の様子のギャップを捉え表現されています。
このように淀みなくタイピングし続けるような仕事の仕方をしません。
3.エラー箇所が分からず先に進まない
ていねいに1からコーディングしても突然起きるエラーの対処方法がわからず、先に進めないことも理由の1つになります。
書いたコードが思い通りに動いて表示されるときはやりがいや楽しさを感じますが、最初はなぜエラーが出ているかもわからない状況も起きるでしょう。
- 文法の1文字が間違っている
- セミコロンのつけ忘れ
とくに最初は上記のような凡ミスでエラーが出ることも何度かあると思います。しかし、文法ミスか凡ミスかそれとも関係ない箇所のエラーか初心者は間違いに気づきづらいでしょう。
プログラミングのシビアなところですが、1文字でも違えばエラーが出てしまいます。最初はエラーばかりで先に進めず楽しくないと感じてしまいます。
4.文法や概念などを覚えられない
プログラミングを始めたばかりの時点では、覚えることがたくさんあります。
- 専門用語
- 基礎文法の書き方
- 環境構築やツールの準備
プログラミングは専門的な知識を必要とするため、覚えることばかりで大変な印象を受ける方もいるでしょう。学ぶプログラミング言語によって、コードの書き方が違ったり勉強することも多いです。
全てのことに言えますが、右も左もわからない状況からプログラミングのルールを覚えることに負担を感じてしまう人もいます。
5.習得に時間がかかる
プログラミングを習得するまでの時間は膨大です。コツコツ勉強を続けていも、成長を実感できずにモチベーションが低下してしまう人もいます。
- 難易度①:マークアップ言語(HTML/CSS)
- 難易度②:スクリプト言語(PHP/Javascript/Python/Ruby)
- 難易度③:コンパイラ言語(Java/C言語)
Web制作などで使われるマークアップ言語は習得難易度が比較的低めです。しかし、スクリプト言語を用いてアプリを開発しようとすれば難易度も上がります。
具体的な目安としては、初心者がWebエンジニアになるまでには1,000時間の学習が必要です。
勉強時間の多さに圧倒してしまいますが、専門職で深い知識を身につけるには必要になります。学んでいる途中で実力が付いているか実感がわかずにモチベーションが低下してしまうこともあるでしょう。
6.一緒に学ぶ仲間がいない
プログラミングを学ぶ相手がいないことで「楽しくない」と感じてしまうケースもあります。何をするにしてもそうですが、独学で1人で学習する場合は心細さを感じてしまいます。
- 学ぶモチベーションが続かずに挫折しやすい
- 刺激が少なく頑張ろうと思えない
- 質問したり教え合うことができない
何も独学が悪いわけではありません。しかし、長期的な学習が必要なプログラミングでは、1人で淡々と努力することが難しいと感じる人も多いでしょう。プログラミングを一緒に学ぶ相手がいないことで、目標に向かって努力するのが難しくなる人も一定数います。
プログラミングが楽しくないときにやるべきこと
プログラミングが楽しくない時こそ意識すべき行動があります。
具体的には以下の8つです。
- プログラミングを始めたきっかけを思い出す
- 学習の短期目標を立てる
- 学習レベルや手順が間違っていないか確認する
- 違う教材を試してみる
- 相談しやすい仲間やコミュニティを探す
- 小さな成功体験を積み重ねて自信をつける
- プログラミングスクールに通う
1つずつ順番に解説していきますね。
1.プログラミングを始めたきっかけを思い出す
長期的な学習が必要になるプログラミング学習では、始めた理由を忘れることもあります。
何のためにプログラミングを頑張っているのかが明確でないと続きませんよね。だからこそ、プログラミングを始めたきっかけを思い出すとモチベーションも維持しやすいです。
- Webエンジニアになって転職したい
- Web制作やWeb開発スキルを身につけて副業で稼ぎたい
- 20代からスキルを身につけて場所を選ばず働きたい
- 将来起業するためにサービスを作りたい
プログラミングを始めるきっかけは人それぞれにあると思います。勉強を始めたきっかけをもう一度思い出してみてください。あなたがプログラミングを始めた原動力を思い出せば、モチベーションも湧き上がってきます。
「楽しくない」と感じた時こそ原点に立ち返って考えるのがおすすめです。
2.学習の短期目標を立てる
プログラミングを楽しむためには、スキルを身につけた後に何を作りたいかを明確にする必要があります。作りたいものから逆算してプログラミングの短期目標を立てましょう。
- 1ヶ月後までに参考書を終わらせる
- 2ヶ月後までに実践的なコーディングを学ぶ
- 3ヶ月後までに簡単なアプリを1つ開発する
作りたいものから逆算して短期目標を設定すれば、1つずつ進んでいる感覚を持てますしやりがいも感じられるでしょう。進捗も管理しやすいため挫折せずに学習を進められます。
どんなものをいつまでに作りたいかを明確にして、順を追って学習を進めていきましょう。
3.学習レベルや手順が間違っていないか確認する
最初から難しすぎる言語を勉強したり、難関資格の取得を目指していませんか?自分に合った学習方法でないと、挫折しやすくなるので注意しましょう。
- HTMLやCSSなど比較的簡単な言語からプログラミングに慣れる
- Progateなど初心者向けのWebサービスを利用して学習する
- C言語などのコンパイラ言語は最初は手をつけない
1からプログラミングを学習するなら、ハードルを上げすぎないことが鉄則です。初心者がC言語など難易度の高い参考書を読みながら進めようとするものなら99%挫折します。
大事なのは段階を追いながらステップアップすること。自分に合った学習レベルで徐々にレベルが上がるような学習目標になっているか確認してみてくださいね。
4.違う教材を試してみる
思ったようにプログラミング学習が進まない場合は、違う教材に切り替えてみるのも選択肢の1つでしょう。
- YouTubeやUdemyなどの動画教材
- 初心者向けのプログラミング学習サービス
- 参考書の種類を変える
一定のレベルまで達するとプログラミング学習がマンネリ化してしまい、楽しくないと感じることもあります。
書籍で理解できなかった内容が、動画で見たら一瞬で理解できてしまうこともあります。
教材の種類を切り替えながらプログラミングを楽しみながら学ぶ工夫も大事です。
以下の記事にプログラミングの教材に関して情報をまとめてみました。ぜひこちらを参考にしてみてください!
5.相談しやすい仲間やコミュニティを探す
1人だと心細いプログラミング学習も、仲間やコミュニティがあれば楽しく乗り越えられるでしょう。学習の相談や悩み事の共有など一緒に頑張る相手がいれば励みになりますよね。
そのようなプログラミング学習ができる環境に飛び込むことがおすすめです。
門前の小僧習わぬ経を読む
上記のようなことわざがあります。
寺の門の前によくいる小僧はいつの間にか特に習わなくてもお経が読めるようになるという意味です。
プログラミングが楽しくないなら、プログラミングを楽しんでいる人がいるコミュニティにいれば、自然とプログラミングを書くことが当たり前になり楽しくなっていくでしょう。
プログラミングスクールのRUNTEQでは、Discordやslackのようなツール(Mattermostというオリジナルアプリ)でオンラインでありながら、受講生同士のコミュニティが作り上げられています。
独学だと難しいと感じる方は、コミュニティを通して仲間を探すという手段も考えてみてください。
RUNTEQのオンラインコミュニティ。夜な夜なプログラミングについてや、エンジニア転職について語り合う受講生も多数いる。
また、先輩ですでにエンジニア転職に成功した人もコミュニティに残るため、先輩の意見も聞くことができる。
独学だと難しいと感じる方は、コミュニティを通して仲間を探すという手段も考えてみてください。
6.小さな成功体験を積み重ねて自信をつける
プログラミングは簡単に習得できません。
長い時間がかかるため、ペース配分を決めながら長距離走を走るような感覚でモチベーション管理をする必要があります。そこで大事なのが、小さな成功体験を積みさねることです。
例えば以下のような形で1個ずつ目標を達成していきます。
- 自分が書いた機能がブラウザに表示される
- ログイン機能作る
- 検索機能を作る
- チャット機能を作る
1つのWebサービスを作ろうと思ったときに、アプリの完成形だけをゴールにすると程遠く感じてしまいます。しかし、段階ごとに小さな目標を作りながら1個ずつクリアしていくようにすれば、実力がついていると実感できるでしょう。
考え方1つでプログラミングが楽しくなるので、ぜひ意識してみてください。
以下にプログラミングの効率的な学習方法を解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
7.プログラミングスクールに通う
プログラミングが楽しくない原因の1つとして、自分にマッチした環境にいないことが挙げられます。
- わからないことがすぐに聞けない
- 学習を継続するためのコツがわからない
- 目標に向かって正しく進めているか不安
- 就職まで使えるスキルが身に付いているか確認したい
上記の状態でむやみに学習を進めていても、どこか不安が残っているため集中して学ぶことができない状況にあります。
プログラミングスクールに通えば、プロの目線から客観的なアドバイスをもらえたり、将来的なキャリアの相談まで幅広くサポートしてくれます。
今の行動や選択を正しい位置まで矯正してくれる存在は大きな武器になります。なにかモヤモヤとした不安な感情がある場合は、その気持ちを解消させるためにプログラミングスクールを活用するのもありでしょう。
以下の記事でプログラミングスクールの選び方について解説しました。ぜひ参考にしてみてください。
おわりに
今回の記事では、プログラミングが楽しくないと感じる原因や対処法について解説しました。
- プログラミング初心者は成長の実感がわかないことで「楽しくない」と感じる
- 質問や相談できる環境に身を置き不安を解消することが大切
- 客観的なアドバイスや仲間と繋がれるプログラミングスクールもおすすめ
プログラミングを始めたばかりでは、専門的な知識が必要だったり覚えることがたくさんあり余裕がなくなってしまうケースが多いです。そのため長期的な目線で学びつつ理解を深める仕組みを作ることが大切です。
弊社では、開発現場が求めるエンジニアになるためのプログラミングスクール「RUNTEQ」を運営しております。
- 開発現場でも活躍できるための1,000時間以上のカリキュラム
- 就活や学習面などオンライン面談で不安を解消できる
- 挫折しないためのコミュニティもあり交流できる
独学でプログラミングを始めた方でも安心できるような豊富なカリキュラムや、プロのWebエンジニアに質問ができたりと相談しやすい環境も整っています。
この記事を読んで少しでもWebエンジニアに興味を持った方は、ぜひ無料のキャリア相談会へ足を運んでくださいね。
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