プログラミングスクール

オンラインプログラミングスクールおすすめ9選【エンジニア転職が可能なスクール】

「オンラインのプログラミングスクールに通いたいけど、何を基準に選んでいいかわからない」
「おすすめのオンラインプログラミングスクールを知りたい」

エンジニアへの転職を考えている人の中には、このような疑問を抱えている人も多いでしょう。

現在、オンラインで学べるプログラミングスクールはかなりの数が存在します。
従って、どういう点を意識しながら選べばいいのかわからないのも無理のないことです。

そこでこの記事では、以下のような点について詳しく解説していきます。

  • オンラインプログラミングスクールの選び方
  • おすすめのオンラインプログラミングスクール8選
  • オンラインプログラミングスクールのメリット・デメリット
  • 「やめとけ」「無駄」と言われるプログラミングスクールの特徴

オンラインプログラミングスクールの選び方

オンラインプログラミングスクールの選び方

オンラインプログラミングスクールを選ぶ上で、注意しておきたいことがあります。

キャリア目標に合致したカリキュラムやコースか

オンラインプログラミングスクール選びで最も重要なのは、自分の学習目的に合ったカリキュラムやコースが提供されているかどうかです

なぜなら、あなたの目的によって学ぶべきプログラミング言語や技術、フレームワークが異なります。

例えば、目的別の使用言語は以下の表にまとめました。

分野 使用言語・技術
Web開発 Ruby、PHP、React、Vue.js
Web制作 HTML、CSS、JavaScript、Webデザイン
データサイエンス Python
機械学習・AI Python
ゲーム C#
iOSアプリ Swift、Flutter
Androidアプリ Kotlin、Java

「最近は、Pythonが流行っているので、Pythonを学習します!」というような学習言語の選定はNGです。
Pythonは非常に人気のあるプログラミング言語であり、多くの人が学びたいと考えています。しかし、Web開発の分野においては、Pythonを学んだとしても求人が少なく、実際に仕事を得ることが困難な場合があります。

このため、プログラミングスクールを選ぶ際には、市場の需要や自分のキャリアプランをよく考えることが重要です

講師が現役エンジニアかどうか

スクールの講師を務めているのがどんな人間なのか、というのは非常に重要です。
必ず、現役エンジニアが講師を務めているスクールを選びましょう。

[img現役エンジニアかどうか]

プログラミングスクールを卒業しただけで、開発現場を知らないアルバイト講師と、日々現場で実際に開発を行っている現役エンジニアとでは、知識や経験が大きく異なります。

実践的なアドバイスをもらうためにも、講師の質についてはしっかり確認してください。

長期コースの有無

未経験の状態から開発現場で通用するレベルのスキルを身に付けるには、1~2か月程度の学習では全然足りません。

そういった短期コースしかないスクールを卒業しても、Webエンジニアに人気のある「自社開発企業」に就職・転職することはまず不可能でしょう。

自社開発企業に採用されるレベルのスキルや自走力を身に付けるためには、1000時間以上の学習期間が必要になってきます。
従って、最低でも半年程度の学習が必要となるため、そういったコースが用意されているスクールを選ぶことをおすすめします。

費用

スクールに入学するための費用も、チェックすべきポイントの一つです。

一概には言えませんが、未経験の状態から自社開発企業への就職・転職が望めるレベルまで成長するには、大体50万円前後の費用が相場となります。

この相場の料金からかけ離れ、あまりに安すぎたり高すぎたりする場合には一旦立ち止まり、冷静になって考えた方が良いです。

なぜそんなに安いのか?
なぜそんなに高いのか?

こういった疑問に対して納得できる回答をしてくれるスクールでなければ、申し込みはやめておいた方がよいでしょう。

ポートフォリオの作成支援

Web系企業の花形である自社開発企業へ転職するためには、ポートフォリオのクオリティが非常に重要です。

ポートフォリオにオリジナリティがなければ、その時点で自社開発企業から採用される可能性はほとんどなくなってしまうのです。

入学しようとしているスクールが、転職におけるポートフォリオの存在に対してどのようなスタンスなのかは、絶対に確認しておくべきです。
ポートフォリオを「最重要」だと位置づけていないようなスクールは避けた方がよいでしょう。

未経験 転職できる ポートフォリオ
未経験者必見!就職が決まるポートフォリオの作り方【Youtube解説あり】エンジニア転職で重要視されている「ポートフォリオ」。 安定して就職が決まっているランテック生は、どのような流れでポートフォリオを作っているのか、またどのようにアイデアを出しているのかを具体的にお話ししていきます。 ...

受講生たちの口コミや評判

実際に通っている人たちの生の声は、大変参考になります。
TwitterなどのSNSで、スクール名を入力して検索をかければ、たくさんの口コミが出てきます。

次の項目である「オンラインで学習できるおすすめプログラミングスクール8選」にて、各スクールの口コミの一部を掲載しますので、是非参考にしてください。

なお、掲載している口コミや評判はごく一部ですので、興味のあるスクールに対しては自分で検索をかけて、できるだけ多くの情報を集めるようにしましょう。

本サイトでは、プログラミングスクールの選び方だけに焦点を当てた記事を作成しています。ぜひ迷う方は以下の記事でより詳しいプログラミングスクールの選び方をご確認ください。

オンラインで学習できるおすすめプログラミングスクール9選

オンライン学習が可能なプログラミングスクールはたくさんありますが、その中でも特におすすめできるスクールを8個厳選してご紹介します。

RUNTEQ

RUNTEQの特徴

■2022年6月度のプログラミングスクールランキングでNO.1
■創業以来すべての転職成功者の98%がWeb系開発企業に内定
■カリキュラムの充実度が圧倒的
■開発現場が求めるレベルのスキルと自走力が身に付く
■ポートフォリオに関してアイデア出しの段階からサポート

受講料 550,000円
学習期間の目安 1000時間(6~9か月)
コース ■Webマスターコース
講師 現役エンジニア
学習できる言語 Ruby,Rails,SQL,HTML/CSS,JavaScript,など
転職支援 自己分析,履歴書添削、面接対策など
ポートフォリオ支援 アイデア出しの段階からサポート
質問できる時間帯 ■11:00〜22:00(月・火・木・金)
■10:00〜18:00(土・日)

弊社が運営するRUNTEQ(ランテック)は、Web系自社開発企業への転職に非常に強い、Webエンジニア育成に特化したプログラミングスクールです。

約1,000時間もの学習期間を目安とする充実したカリキュラムによって、RUNTEQ卒業生のスキルや自走力には定評があり、自社開発企業からも高い評価を得ています。

エンジニア未経験者が就職・転職する際にネックとなりやすい「ポートフォリオ」に関する支援も徹底しており、アイデア出しの段階から手厚くサポートしています。

そのため、RUNTEQ卒業生のポートフォリオはクオリティの高いユニークなものが多くなっています。
以下、その一例です。

【完全版】未経験Webエンジニア転職で高評価されるポートフォリオの作り方未経験者からWebエンジニア転職を目指す方向けのポートフォリオの作り方を、実際のRUNTEQ受講生の例を交えてご紹介。ポートフォリオが転職活動に必要な理由・作成のメリット・デメリットなどの基礎的な知識から、READMEや画面遷移図などの具体的な開発の手順、就職活動で使える数字を意識した実績の作り方などの実践的な内容まで、プログラミングスクール運営で培ったノウハウをすべてお届けします。情報は随時更新中です。...
RUNTEQに関する口コミや評判の一部

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TechAcademy

テックアカデミー
出典:https://techacademy.jp/

TechAcademyの特徴

■講師全員が「採用選考通過率10%」を突破した現役エンジニア
■「日本e-Learning大賞プログラミング教育特別部門賞」を受賞
■受講コースが28種類と非常に豊富なため目的に合わせて選びやすい
■一人ひとりに寄り添ったサポートにより挫折しにくい

受講料 174,900円~547,800円
学習期間の目安 4週間~24週間
コース ■はじめてのプログラミングコース
■はじめての副業コース
■フロントエンドコース
■Webアプリケーションコース
■PHP/Laravelコース
■Pythonコース
■WordPressコース
■Javaコース
■AIコース
■エンジニア転職保証コース …など合計28種類
講師 現役エンジニア
学習の目的 メインは副業やフリーランス
学習できる言語 HTML/CSS,Ruby,Ruby on Rails,PHP,Laravelなど
転職支援 キャリアアドバイス,履歴書添削、面接対策など
ポートフォリオ支援 作成支援あり
質問できる時間帯 ■毎日15:00〜23:00

TechAcademyの最大の特徴は、なんといっても「豊富な受講コース」でしょう。
他のプログラミングスクールと比べて多彩なコースが用意されており、その数は28種類となっています。

転職だけでなく副業についてもプッシュしているため、本業の収入に加えて副業でも収入を得たいという人に向いているスクールです。

転職目的の方というよりは、副業で案件を得たい人におすすめのプログラミングスクールです。

TechAcademyに関する口コミや評判の一部

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Raise Tech

Raisetech出典:https://raise-tech.net/
RaiseTechの特徴

■最速で「稼げる」エンジニアになるための実践的エンジニアスクール
■SI業界への転職に強いプログラミングスクール
■受け放題プランもあり様々なスキルを身につけることも可能

受講料 288,000円~448,000円
学習期間の目安 4ヶ月
コース ■AWSフルコース
■Javaフルコース
■WordPress副業コース
■デザインコース
■Webマーケティングコース
■英会話コース
講師 現役エンジニア
学習できる言語 Java,AWS,WordPress,Lステップなど
転職支援 転職サポート、案件獲得サポートあり
ポートフォリオ支援 あり
質問できる時間帯 ■24時間質問可能(返信は24時間以内)

RaiseTechは案件サポートまで行ってくれるオンラインプログラミングスクールです。
SI業界でよく使われるJavaやクラウドのAWSを学ぶことができます。

プログラミングだけでなく、LステップやWebマーケティング、デザインなども学習することができます。

弊社YouTubeチャンネルの「エンジニア転職チャンネル」では、以下のようにRaiseTechの代表のエナミコウジさんにインタビューをしました。

RaiseTechを検討される方は以下の動画も参考にしてみてください。

Raise Techに関する口コミや評判の一部


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Code Camp

コードキャンプ
出典:https://codecamp.jp/

Code Campの特徴

■トータルの受講者数が5万人以上
■2022年1月~9月期集計のレッスン満足度が97.4%
■採用選考通過率8%の厳選された現役エンジニアが講師を務める
■「エンジニア転職コース」修了で、国際的に通用するスキル証明である「オープンバッチ」がもらえる

受講料 198,000円~594,000円
学習期間の目安 2か月~6か月
コース ■プログラミングコース
■エンジニア転職コース
■オーダーメイドコース
講師 現役エンジニア
学習できる言語 HTML/CSS,JavaScript,Java,PHP,Laravel,Python,Ruby,Ruby on Rails,Swiftなど
転職支援 キャリアアドバイス、職務経歴書添削、面接対策など
ポートフォリオ支援 作成支援あり
質問できる時間帯 ■毎日15:00〜23:00

累計の受講者が5万人以上という実績を持つCode Camp。
その教育の品質の高さは折り紙付きで、300社以上ものIT企業が研修として導入しているほどです。

また、1年中毎日朝7時から夜23時まで好きな時間帯で受講できるため、自分の都合に合わせてフレキシブルに学習を進めることが可能です。

Code Campに関する口コミや評判の一部

tech boost

テックブースト
出典:https://tech-boost.jp/

tech boostの特徴

■フリーランスに特化した専用カリキュラム
■3年連続で「キャリアサポート満足度の高いプログラミングスクール」NO.1
■オリジナルポートフォリオ作成に向けてのマンツーマンサポート体制
■メインはオンラインだが通学することも可能

受講料 126,500円~408,320円
(上記に加えて月額32,780円+メンタリング料金)
学習期間の目安 3か月~12か月
コース ■ブーストコース
■スタンダードコース
講師 現役エンジニア
学習できる言語 HTML/CSS,JavaScript,Java,PHP,Rubyなど
転職支援 キャリアアドバイス、履歴書添削、面接対策など
ポートフォリオ支援 完全オリジナルポートフォリオ作成の支援あり
質問できる時間帯 ■10:00~22:00(平日)
■10:00~19:00(土日)

tech boostは、卒業後のキャリアサポートが充実していることで人気の、フリーランスを育てることに特化したプログラミングスクールです。

フリーランスになった際の案件獲得のための最大の武器となるポートフォリオ作成支援にも力を入れており、完全オリジナルなポートフォリオが作れる実践的カリキュラムが用意されています。

tech boostに関する口コミや評判の一部

DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMP
出典:https://web-camp.io/

DMM WEBCAMPの特徴

■転職成功率98%の実績を誇る
■未経験者でも挫折なく学べるように3,000回以上の改良が加えられた独自カリキュラム
■現役エンジニアによる週2回のメンタリング
■毎日15時~23時でチャットサポート

受講料 169,800円~910,800円
学習期間の目安 1か月~4か月
コース ■はじめてのプログラミングコース
■Webアプリケーションコース
■PyThonコース
■Javaコース
■PHP/Laravelコース
■フロントエンドコース
■データサイエンスコース
■AIコース
■短期集中コース
■専門技術コース
■就業両立コース …など
講師 現役エンジニア
学習できる言語 HTML/CSS,JavaScript,PHP,Laravel,Python,Ruby,Ruby on Railsなど
転職支援 キャリアアドバイス,自己分析,面接対策,ビジネス研修など
ポートフォリオ支援 作成支援あり
質問できる時間帯 ■毎日15:00~23:00

高い転職成功率で人気のDMM WEBCAMP。
短期集中コースを受講して転職できなかった場合は全額返金となります。

転職に関することだけでなく、受講内容に満足できなかった場合も契約締結後20日以内であれば場合によっては返金される可能性があります。

受講形式はオンラインがメインですが、直接教室へ行って質問することも可能です。

DMM WEBCAMPに関する口コミや評判の一部

TECH I.S.

テックアイエス
出典:https://techis.jp/

TECH I.S.の特徴

■アメリカやインドにも拠点があるグローバルなスクール
■質問への回答は5分以内
■学習6か月+転職支援6か月の「長期PROスキルコース」が人気
■キャリアサポートも手厚い

受講料 343,200円~987,800円
学習期間の目安 3か月~12か月
コース ■長期PROスキルコース
■短期スキルコース
■データサイエンティストコース
■副業コース
講師 現役エンジニア
学習できる言語 HTML,CSS,JS,PHP,jQuery,Pythonなど
転職支援 キャリアアドバイス,履歴書添削,面接対策など
ポートフォリオ支援 作成支援あり
質問できる時間帯 ■10:00〜22:00(平日)
■10:00〜19:00(土日祝)

TECH I.S.の大きな特徴は、「質問に対するレスポンスが早い」という点です。
質問に対して5分以内に対応してくれるため、壁にぶつかってもすぐに乗り越えることができます。
ここまで質問へのレスが早いプログラミングスクールは他にありません。

人気の「長期PROスキルコース」ならば、6か月の学習期間と6か月の転職サポート期間が設けられているため、学習にも転職にもじっくりと取り組むことが可能です。

TECH I.S.に関する口コミや評判の一部

COACHTECH

コーチテック
出典:https://coachtech.site/

COACHTECHの特徴

■フリーランスエンジニアの育成に特化
■受講生の90%が未経験者の状況で挫折率わずか3%
■模擬案件開発により、開発現場に近い形で実践的な学習が可能
■案件保証コースあり

受講料 440,000円~550,000円
学習期間の目安 5か月~7か月
コース ■5か月プラン or 7か月プラン
講師 現役エンジニア
学習できる言語 HTML/CSS,JavaScript,Vue.js,Nuxt.js,PHPなど
転職支援 キャリアアドバイス,履歴書添削,面接対策など
ポートフォリオ支援 作成支援あり
質問できる時間帯 ■毎日9:00〜21:00

COACHTECHは、ベンチャー企業が運営しているプログラミングスクールで、フリーランスの育成に特化しています。

「COACHTECH Pro」ならば案件保証となっており、受講中に身につけたスキルを用いて、報酬が発生する案件をこなして実績を作っていくことが可能です。

COACHTECHに関する口コミや評判の一部

GEEK JOB

ギークジョブ
出典:https://learn.geekjob.jp/

GEEK JOBの特徴

■スピード転職コースならば無料で受講可能
■平日10時~18時の間ならばチャットだけでなくビデオ通話でも質問できる
■最短1ヶ月でエンジニアになれる
■未経験OKの紹介先企業が500社以上

受講料 0円~437,800円
学習期間の目安 1か月~3か月
コース ■スピード転職コース
■プログラミング教養コース
■プレミアム転職コース
講師 現役エンジニア
学習できる言語 HTML/CSS,Java,Ruby,Ruby on Rails,GitHub,SQLなど
転職支援 キャリアアドバイス,面接対策など
ポートフォリオ支援 作成支援あり
質問できる時間帯 ■10:00~18:00(平日)

有料コースだけでなく、無料コースも用意されているGEEK JOB。
自社開発系企業は難しくなりますが、無料かつ最短一か月でSES企業などへエンジニアとして就職できる可能性が高いです。

何かわからないことがある時には、チャットサポートだけでなく、平日10時~18時ならばビデオ通話で直接講師に質問できるのも強みです。

GEEK JOBに関する口コミや評判の一部

2021年09月02日
男性

ギークジョブ インフラエンジニアコースで先日内定を頂いた者です。大学中退▶専門中退の履歴書ボロボロ25歳でしたが大手ITから内定頂きました。

2年前は体制が不安定だったのか低評価な意見が多いですが、実際はそんなことは無かったです。

自分の意思で目標をもち学習を進めカリキュラムに取り組めば転職は容易だと思います。

プログラミングスクールに通っていればエンジニアになれるだろうという受け身な姿勢だと、ギークジョブはキツいと思います。

 

オンラインプログラミングスクールのメリット・デメリット

オンラインプログラミングスクールのメリットとデメリット

プログラミングスクールには「オンライン」と「通学」の2種類があります。

この項目では、オンラインにはどのようなメリットやデメリットがあるのかについて解説していきます。

オンラインプログラミングスクールのメリット

オンラインのプログラミングスクールに通う主なメリットは以下の通りです。

  • 移動時間が不要
  • 場所を問わず学習できるので隙間時間を活かせる
  • 費用が安くなりやすい

特に、時間を効率的に使えるという点が最大のメリットです。
働きながら学習する場合には、時間の確保が最もネックとなりますが、オンラインならばその問題も大幅に解消されます。

そして、オンラインの場合は料金を抑えられるのも嬉しいところです。

通学タイプの場合ですと、生徒を受け入れるための広い教室、もしくは多くの個室が必要となってきます。
そういった部屋を用意するには、土地代や建物代がかかってしまうことから、入学費用も高くなってしまうのです。

オンラインタイプのスクールならば、通学タイプほど広いスペースは不要となるため、その分入学費用も安くなります。

オンラインプログラミングスクールのデメリット

オンラインのプログラミングスクールに通う主なデメリットは以下の通りです。

  • 実際に会って質問できない
  • モチベーションを維持しにくい

ビデオ通話に対応しているスクールも多いですが、とはいえ、実際に会うのとビデオ通話では微妙に違いがあります。

そして特に問題となるのが、モチベーションの維持についてです。

他の生徒と一緒に教室で学んでいる場合は、周囲から良い刺激をもらえますし、勉強するという雰囲気が出来上がっているため、嫌でも集中して学べる環境になっています。
しかしオンラインの場合ですと、基本的には一人の状態で勉強することがほとんどであるため、モチベーションを維持するのが難しくなります。

とはいえ、この問題については「コミュニティに入る」「講師に相談して刺激をもらう」といった対処法もあるため、努力次第でデメリットではなくなるとも言えます。

働きながら学習するならオンラインがおすすめ

上記のメリットとデメリットを考慮しますと、特別な理由がなければオンラインでの学習を選択した方がよいと言えるでしょう。
特に、働きながらプログラミング学習をする場合にはオンラインが最適です。

「一人の状態で学習を進めることができない」
「どうしても対面で教えてもらわないと嫌だ」

もしこういった考えをお持ちの場合は、通学タイプを選ぶのもよいでしょう。

「やめとけ」「無駄」と言われるプログラミングスクールの特徴

プログラミングスクールを「やめとけ」「無駄」と言われる理由

プログラミングスクールについてググろうとすると、必ず「やめとけ」「無駄」というキーワードがサジェストとして挙がってきます。

実際、あまり通う価値のないスクールも存在しますので、そういったスクールの特徴について紹介させていただきます。

料金が無料

無料と聞くと、つい飛びつきたくなってしまうかもしれません。
しかし、「タダより高いものはない」ということわざ通り、それ相応の代償を払うことになってしまうケースも多いです。

その理由は、無料でプログラミングスクールを運営できる構造にあります。

無料プログラミングスクールでは、確かに費用なしでプログラミングを学べるものの、カリキュラムのレベルが非常に低い上、卒業後はスクールが紹介する企業に就職しなければならないという縛りがあります。

なぜならば、卒業生を送り込むことで紹介料を得られるからです。

レベルの低い教育しか受けていないのに就職できる企業ですから、当然条件は良くないことがほとんどです。

  • 年収が低い
  • 労働環境がブラック
  • スキルアップが望めない

こういった企業で時間を浪費し、歳を重ね、気付けば自社開発や受託開発といった企業への転職が望めないような状態になってしまうこともあり得るのです。

就職自体はほぼ確実にできるため、「どこでもいいから働きたい」という人にとっては無料スクールも選択肢の一つとして良いかと思いますが、しっかりとしたキャリアパスを描きたい場合には避けた方がよいでしょう。

プログラミングスクールやめとけのアイキャッチ画像
【闇多数】「プログラミングスクールはやめとけ」の理由【無料は特にNG】「プログラミングスクールやめとけ」「プログラミングスクールには闇がある」とよく言われます。プログラミングスクールを検討する人としては不安になりますよね。本記事ではプログラミングスクールの闇ややめとけと言われる理由を徹底的に解説し、騙されないようにする内容が書かれております。...

講師の質が低い

スクールを卒業しただけで現場経験のない人ばかりが講師を務めているスクールも、通う価値は低いでしょう。

そういった素人講師の場合、プログラミングやキャリア形成について質問しても価値ある答えは期待できないでしょうし、そもそも現場を知らないのですから答えようがないことも多いです。

入学する前に、講師に現役エンジニアがいるのかどうかはしっかり確認すべきです。

転職先が限定される

転職保証がついているスクールの場合、そのスクールが提携している企業にしか転職することができないという縛りが設けられていることがほとんどです。

そして提携先の企業は、基本的にSES企業のみとなります。

SES企業のすべてが悪いわけではありませんが、案件ガチャとなってしまうリスクは避けられないというデメリットがあるため、もしスキルアップの望めない案件に当たってしまうとエンジニアとしてのキャリアパスがかなり厳しくなります。

特に自社開発企業へ転職したいと考える場合には、転職保証という甘い言葉をそのまま受け取らないようにすることが大事です。

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まとめ

まとめ

以上、オンラインプログラミングスクールの選び方や、おすすめのオンラインプログラミングスクール、避けるべきスクールの特徴などについて解説してきました。

どのプログラミングスクールに入るかによって将来が大きく変わってきますので、スクールで学ぶと決めたのならば、この記事で紹介したようなポイントを意識して慎重に選ぶようにしてください。

今回の記事のまとめ
  • 働きながらプログラミングを学ぶならオンラインスクールを選ぶべき
  • 高年収やスキルアップが期待できる「自社開発企業」へ就職したい場合は、1~2か月といった短期ではなく長期コースがあるスクールを選ぶべき
  • スクール選びで失敗するとその後のキャリア形成が著しく不利になってしまうので要注意

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