「プログラミングスクールの料金相場が知りたい!」
「料金に見合ったおすすめのプログラミングスクールを知りたい」
「目的を安く達成できるプログラミングスクールはないかな?」
プログラミングスクール選びでは、最もコスパよく、クォリティの高いプログラミングスクールを選びたいものです。
カリキュラム内容やサポート体制の違いから料金はスクールによってさまざまであるため、相場を知った上で検討することが重要です。
料金が安すぎる場合は、講師やカリキュラムの質が低くなる可能性もあるため要注意です。
逆にプログラミングスクールの料金が高額だからといって、クォリティが高いわけでもありません。
そこで今回は、以下の内容について解説していきます。
- プログラミングスクールの料金相場
- 料金重視で選ぶ際の注意点
- 料金に見合ったおすすめのプログラミングスクール5選
利用するメリットやデメリットを理解した上で、ポイントを押さえて選びさえすれば、プログラミングスクール選びで後悔することはないでしょう。
Web系エンジニア向けのプログラミングスクールを運営する弊社が、料金相場やスクール選びの際の注意点について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
結論:プログラミングスクールの料金相場
プログラミングスクールの料金相場は、転職を目的としたコースか、副業コースか、教養がメインのコースかで料金の相場が大きく分かれました。
転職コースの料金相場
転職コースの金額は50~100万円と幅広く、転職コースがあるプログラミングスクールの料金相場は668,612円となりました。
転職コースの場合は、フリーランスになることや教養で学ぶよりもサポートが長く必要になります。そのため、総料金を学習期間で割った際の実質的な月額料金が低いプログラミングスクールを選ぶことをおすすめします。
比較したプログラミングスクール転職コース
スクール名 | コース名 | 料金総額 | 受講可能期間 | 1ヶ月あたり | 最大分割回数 |
月額支払い最低金額
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RUNTEQ | Webエンジニア転職コース | ¥550,000 | 9 | ¥61,111 | 24 | ¥26,400 |
PROコース | ¥440,000 | 9 | ¥48,889 | 24 | ¥18,333 | |
DMM WEB CAMP | 就業両立 | ¥889,350 | 6 | ¥148,225 | 60回 | 初回のみ110,000円(税込) 月々 ¥37,669 |
専門技術 | ¥910,800 | 4 | ¥227,700 | 60回 | 初回のみ初回のみ¥23,723円(税込) 月々¥20,500円(税込) |
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短期集中 | ¥690,000 | 3 | ¥230,000 | 60回 | 初回のみ¥20,843円(税込) 月々¥15,500円(税込) |
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侍エンジニア Webエンジニア転職保証コース |
16週間プラン | ¥693,000 | 4 | ¥173,250 | 24回 | 入学金 99,000円 月々22,688円~ |
24週間プラン | ¥880,000 | 6 | ¥146,667 | 24回 | 入学金¥99,000円 月々¥35,796〜 |
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テックキャンプ | 短期集中 通学 |
¥712,800 | 2.5 | ¥285,120 | 48回 | 初回¥23,346 月々 ¥21,200〜 |
短期集中 オンライン |
¥657,800 | 2.5 | ¥263,120 | 48回 | 初回 ¥20,380 月々 ¥19,600 |
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夜間・休日スタイル 通学 |
¥932,800 | 6 | ¥155,467 | 48回 | 初回 ¥46,907 月々 ¥46,600 |
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夜間・休日スタイル オンライン |
¥877,800 | 6 | ¥146,300 | 48回 | 初回 ¥45,137 月々 ¥43,800 |
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テックアイエス | 長期PRO | ¥686,400 | 5 | ¥137,280 | 24回 | ¥28,600 |
CodeCamp | ¥594,000 | 4 | ¥148,500 | 24 | 入学金¥33,000 月々 ¥28,300 |
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ポテパンキャンプ
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¥440,000 | 5 | ¥88,000 | 36 | ¥13,900 | |
TechAcademy | エンジニア転職保証コース | ¥547,800 | 4 | ¥136,950 | 24 | ¥22,825 |
相場 | ¥668,612 | 4.9 | ¥135,812 |
副業・フリーランスコースの料金相場
副業やフリーランスコースの金額は10~40万円の間の金額が一般的です。副業・フリーランスコースの料金相場は409,722円となりました。
比較したプログラミングスクールフリーランスコース
スクール名 | コース名 | 料金総額 | 受講可能期間 | 1ヶ月あたり |
侍エンジニア | 副業スタートコース | ¥198,000 | 3 | ¥66,000 |
DMM WEBP | 副業フリーランスコース | ¥488,400 | 6 | ¥81,400 |
テックアカデミー | はじめての副業コース | ¥207,900 | 4 | ¥51,975 |
デイトラ | WEB制作コース | ¥129,800 | 3 | ¥43,267 |
TECH I.S. | ¥457,600 | 4 | ¥114,400 | |
Raise Tech | WordPress副業コース | ¥448,000 | 4 | ¥112,000 |
COACH TECH | フリーランスコース | ¥429,000 | 3 | ¥143,000 |
iOSアカデミア | フリーランス独立プラン | ¥899,800 | 5 | ¥179,960 |
CodeCamp | Webデザイン副業コース | ¥429,000 | 4 | ¥107,250 |
教養コースの料金相場
教養コースは、入会金+月会費の料金体系が多く、月会費はほとんどのスクールで2~3万円、入会金はばらつきがあり、
10,000~60,000円の範囲に収まります。
侍エンジニアとテックアカデミーは一括の料金となっておりました。
相場は入会金100,000円ほど、月会費は60,000円前後が相場となりました。
比較したプログラミングスクール教養コース
スクール名 | コース名 | 入会金 | 月会費 | 総額 |
テックキャンプ | 教養コース | ¥217,800 | ¥21,780 | |
テックアカデミー | はじめてのプログラミングコース | ¥130,900 | ¥55,000 |
¥185,900~¥350,900円
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インターネットアカデミー |
プログラマー入門コース
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侍エンジニア | 教養コース4週間プラン | ¥99,000 | ¥66,000 | ¥165,000.00 |
教養コース12週間プラン | ¥99,000 | ¥66,000 | ¥297,000.00 | |
教養コース24週間プラン | ¥99,000 | ¥49,500 | ¥396,000.00 | |
Winスクール | プログラミング・ネットワーク エンジニアのための基礎知識 | ¥18,000 | ¥30,000 | |
FREEKS | ¥0 | ¥10,780 |
※テックアカデミーは買い切りの講座のため、月会費と入会費を計算で算出いたしました。
プログラミングスクールの料金は、サポートの難易度で決まります。転職に成功するのは、副業・フリーランスや教養で学ぶのに比べて難易度が高いため、料金が高額に設定されています。
学習期間と料金に相関はなく、長く学習できるカリキュラムがあるかといって、必ずしも料金が高いわけではありません。
プログラミングスクールの料金を確認する上で、転職コースと教養コースを同列に並べている比較サイトが多く、転職コースの方がサポートが手厚いため高額になるのは当然です。
- プログラミングスクールの料金は「目的」で相場が異なる
- 多くのスクール比較サイトは教養コースと転職コースを同列で比較している
- 目的に合わせて料金比較するべき
プログラミングスクールの料金が高額な理由
目的達成のためのサポートがあるから
プログラミングスクールは、プログラミング学習だけでなくその後のキャリアのサポートまで行うため、料金が市販の教材よりも高額です。
- 転職のための履歴書添削や自己分析
- ポートフォリオの制作サポート
- 副業の案件獲得
- フリーランスの案件獲得
例えば、転職活動ではプログラミングができたからといって、転職がうまくいくとは限りません。面接対策やポートフォリオの見せ方、履歴書の書き方などが非常に重要になってきます。
面接の回答を準備しているかどうかだけで、面接の合否は変わってきます。
このような面接後のサポートであなたの目的を達成できるかどうかが大きく変わってきます。
現役エンジニアに直接質問できる
現役エンジニアが講師をやっているプログラミングスクールは高額になりがちです。
最近では、プログラミングスクールの講師は現役エンジニアが当たり前になってきました。
エンジニアは市場価値が高くプログラミングスクールの講師を担当するエンジニアの給料も高額となっています。
そのため講師として現役エンジニアを採用する場合も人件費が高くなってしまいます。
そのため、料金が高くなるのは仕方ないところです。
コスパ良く学びたい場合でも、ここはケチってはいけないところです。
エンジニアとして実務を経験していない人にプログラミングを教わっても、実務で使えるスキルにならなかったり、カリキュラム以外の内容を質問できなかったりします。
スクール独自のカリキュラム作成
プログラミングスクールでは、独自のカリキュラムの開発を行なっております。
特にWebエンジニアへの未経験からの転職市場は変化が激しく、未経験者が市場から求められる技術も変化していきます。
そのため、日々プログラミングスクールのカリキュラムもアップデートされていきます。
スクールのカリキュラムそのものが常にアップデートしているものであり、学習カリキュラムを開発するエンジニアの人件費も必要になります。
よって、通常の参考書やテキストで学習する以上に高い金額になっています。
教室があるスクールもある
プログラミングスクールにおける教室の有無は、料金体系に影響を及ぼしがちです。
オンラインのみのプログラミングスクールに比べ、教室を持つスクールは料金が高くなる傾向があります。
これは、オンラインスクールでは発生しない教室の家賃が料金に反映されるためです。
また、オフラインのプログラミングスクールの教室は、良い立地に設置されることが多く、この立地の良さが受講料に上乗せされることがあります。
プログラミングスクールの料金に関する注意点
無料のプログラミングスクールはやめとけ
プログラミングスクールの料金は安いに越したことはありませんが、無料のプログラミングスクールを選ぶのはやめておきましょう。
その理由は以下の4つです。
これら無料のプログラミングスクールのデメリットは、「プログラミングスクールの選び方」を解説した記事でも書いています。
また、無料のプログラミングスクールについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
返金保証に釣られてはいけない
返金保証を掲げているプログラミングスクールには気をつけましょう。
一見返金保証は魅力的な制度のように見えますが、転職保証は非常に問題のある制度です。
以下が一般的な転職・返金保証制度の対象外になる方です。
- 30歳以上の方
- 期間内にカリキュラムを終えられなかった方
- 応募意思がない方
- 紹介した企業を受けない
- 内定を受けない方
- 就職意思がないと判断された方
この条件を見てもらうとわかる通り、転職保証や返金保証の条件を満たすことがいかに困難かがわかるでしょう。
例えば、行きたくもない企業を紹介されて、その会社を応募して内定しても入社しなければいけなくなります。
また、「転職意思なし」の条件は厳しく、スクールによっては初週に50件企業に応募して、その後毎週内定が出るまで週に20件企業に応募する必要があります。
働きながらですと肉体的にもきついですし、これだけの件数応募して就職活動できない場合は、精神的にもキツくなるでしょう。
以下のように精神的に転職保証で辛い思いをされている方も存在します。
テックキャンプの1週間に20件の企業応募きつい😹
でも応募しないと『転職意思なし』で転職保証外れるからとりあえず20社は応募する・・・— iCo@Java勉強中 (@icoicounday) February 15, 2021
テックキャンプの転職保証
問題点
・説明会の日時が違う
・担当変わるほどのミス
・目標例が初週50件応募
・応募要件を満たしてない求人
・都内契約シフト夜勤年収250万
・求人のリンクが謎の海外サイト
・プログラミング業務ほぼ無し求人良い点
・担当の熱意がすごい自分で探した方がいいかな🤔
— まさきち (@masakichi_eng) February 23, 2021
このように、転職保証・返金保証の対象になることは非常に難しく、転職保証や返金保証の対象から外れないように転職活動をしている人の中には、疲弊している人も多いです。
コスパ良くプログラミングスクールを選びたいと考えたとしても、返金保証を目的にプログラミングスクールは選ぶことはオススメできません。
高額=高品質ではない
料金が高額だからといって、それだけ高品質なプログラミングスクールというわけではありません。
現在、多くのプログラミングスクールが80万円前後の受講料を設定していますが、その理由は実は給付金制度に関連しています。
給付金制度では受講料の50%を支給するものの、上限金額は40万円となっており、それを最大限に受け取るには80万円が最適な金額とされています。
このため、スクールの価格と質の関連はなく、単に給付金制度の対象になるかどうかで価格が決定しているケースが多いです。
転職支援やポートフォリオ支援
転職支援やポートフォリオ支援の内容は、以下の4つを確認しましょう。
- 志望動機の書き方
- 面接での受け答えについての指導
- 面接シミュレーション
- ポートフォリオ作成
料金が安い場合、このような支援が受けられないケースが多々あるので要注意です。
プログラミングスクールに通う目的はさまざまですが、エンジニアとして就職することをゴールにしている人が多いかと思います。
しかし、料金を重視して安いスクールに入ってしまったばかりに、転職支援などが受けられず就職活動がうまくいかなかった場合、それは無駄金となってしまいます。
そのため、プログラミングスクール卒業をゴールにするのではなく、その先の就職に目を向けて支援内容を吟味すると良いでしょう。
なかには、面接時に評価されやすいポートフォリオとしてオリジナルのアプリやサービス開発を行うところもあります。
転職支援の内容は似たようなものになりがちですが、ポートフォリオ支援はスクールごとに異なるため、違いを比べてみるのがおすすめです。
料金が安い短期集中コースを選ぶとかえって高額になることも
短期集中コースを選択すると長期学習コースよりも損する可能性がございます。
プログラミングスクールでは、コースの期間が長い方料金が高い傾向にあります。
短期集中コース | 長期コース | |
料金 | 安い | 高い |
1日の勉強時間の目安 | 6時間 | 2~3時間 |
ただし、短期集中コースを安易に選択することはリスクを伴います。
学習期間中に仕事が忙しくなったり、プライベートが忙しくなったり、ご家庭で問題が発生したりする可能性があります。
そのような場合に、期間内に終わらず卒業できず、転職サポートが受けられなくなってしまう可能性があります。
卒業するために期間延長の仕組みがある場合もありますが、延長料金は割高に通常の料金よりも割高になりますので、かえって受講の総額が高くなってしまいがちです。
働きながらプログラミングスクールに通う方は、無理をしないような学習期間のコースを選びましょう。
「短期間でスキルを身につけて転職したい」
「早く実務経験を積みたい」
この気持ちは理解できますが、現場で働くためのレベルは決して低くないため、少し時間がかかっても、しっかりと実力を身につける方が賢明です。
コスパの良いプログラミングスクールの料金を抑える選び方
コスパ良くプログラミングスクールを選ぶための方法を解説いたします。
以下の7点を確認しましょう。
- 教育訓練給付金制度の対象のスクールを選ぶ
- キャンペーン開催中かを確認する
- オンラインプログラミングスクールかどうか
- 目的に合わせて料金の支払い方法を選ぶ
- 講師の質にはこだわる
- 質問への対応
- 転職支援やポートフォリオ支援
それぞれ解説していきます。
教育訓練給付金制度の対象のスクールを選ぶ
コスパ良くプログラミングスクールに受講したい人は、教育訓練給付金制度があるプログラミングスクールを選びましょう。
教育訓練給付金制度の対象者の方は、プログラミングスクールの受講費用の70%が支給されます。
ご自分が対象者かどうかを確認する場合は以下のフローチャートをご利用ください。
「そうは言っても給付金対応していないスクールの中にも良いプログラミングスクールもあるのではないか?」
と思われるかもしれません。
もちろん、給付金対象外にも良いスクールはありますが、現在非常に多くのプログラミングスクールがこの給付金対象のスクールになっています。
よってあえて教育訓練給付金の対象外のプログラミングスクールを選ぶ必要はありません。
また、RUNTEQは教育訓練給付金対象になり、実質165,000円で受講可能となりました!
Webエンジニア転職に強いRUNTEQが教育訓練給付金制度の対象講座となりました。
給付金対象者は、受講費が550,000円から実質165,000円になります。
Webエンジニアを目指す方にとって日本一の環境だと自負しております。ぜひこの機会にRUNTEQをご利用してみてください。
キャンペーン開催中かを確認する
入学期間によってはキャンペーンが開催されていることもあります。
例えば、RUNTEQでは以下のような現金10,000円をキャッシュバックするキャンペーンを開催しております。
キャンペーン時にご入学されると、10,000円分の現金がキャッシュバックされるため、お得に入学することができます。
このようにキャンペーン時に入学すると、料金を抑えて入学することができます。
キャンペーンでプログラミングスクールを選ぶのはやめた方が良いですが、意中のスクールにキャンペーン期間に入学することはおすすめです。
オンラインプログラミングスクールかどうか
オンラインのプログラミングスクールの方が料金は安くなる傾向にあります。
なぜなら、教室の家賃やオフラインの教室の維持費がかからないからです。
例えば、テックキャンプではオフラインコースとオンラインコースの2コースあります。料金はオンラインコースの方が55,000円安いです。
料金 | |
オフラインコース | 712,800円 |
オンラインコース | 657,800円 |
お得にプログラミングスクールに通いたい人は、オンラインのコースを選びましょう。
目的に合わせて料金の支払い方法を選ぶ
目的に合わせて料金の支払い方法を選びましょう。
月額制のプログラミングスクールの場合は、学習の目的を果たしたタイミングで受講費用の支払いを終えることができます。
教養目的のコースは、月額制のプログラミングスクールが多いため、月額制のプログラミングスクールを検討されると良いでしょう。
ただし、転職目的の場合は、一括で支払うプログラミングスクールよりも、料金が高くなってしまう可能性もあります。
プログラミング学習は、想定よりも難しくてつまづく人が非常に多いです。
想定より学習の時間がかかり、結果的に月額制のプログラミングスクールの方が高額になってしまうことがあります。
また、月額制のプログラミングスクールには、教育訓練給付金制度対象コースがございません。
ですので、転職目的の人はなるべく一括支払いのプログラミングスクールに入学しましょう。
講師の質にはこだわる
講師の質を見極める際は、現役エンジニアが講師を務めているかどうかを確認しましょう。
料金が安すぎるところは、学生や現場未経験の方が講師をしている場合があります。
(実は、料金が高くても学生や現場未経験者が講師をしているスクールもあるのですが…)
「講師の質ってそんなに違うものなの?」
当然、大きな違いがあります。
ただでさえ挫折しやすいプログラミング学習ですから、経験豊富な現役エンジニアからのアドバイスやサポートは非常に重要であり、学習ヘのモチベーション維持にも大きく関わってきます。
講師の質については、強くこだわるようにしてください。
- 一日にどれくらい学習を進めればよいか
- 分からないところはどのようにして解決したらよいか
- 本当に理解できているかどうかの確認
現役エンジニアの講師であれば、このような悩みがある際にスムーズに解決に導いてくれるため心置きなく学習が進められるでしょう。
質問への対応
質問への対応に関しては、以下の3つを確認しておきましょう。
- 質問する方法
- 返答までの時間
- 質問してよい回数や期間
料金が安すぎる場合、サポート体制が緩くなる傾向にあるため、質問への対応が悪いケースがあります。
- まともな答えが返ってこないため解決にならない
- メールやチャットで質問できない
- 返信がやたらと遅い
- 分からないことがあったときにすぐに質問できない
上記のように「質問しても問題解決できないため挫折してしまう」といったケースは多々あり、スクール選びの失敗談としてよく語られます。
カリキュラム内容や講師の質が良くても、問題が解決できず学習が滞ってしまっては挫折する可能性が高くなるため、「質問への対応力」を確認しておきましょう。
転職支援やポートフォリオ支援
転職支援やポートフォリオ支援の内容は、以下の4つを確認しましょう。
- 志望動機の書き方
- 面接での受け答えについての指導
- 面接シミュレーション
- ポートフォリオ作成
料金が安い場合、このような支援が受けられないケースが多々あるので要注意です。
プログラミングスクールに通う目的はさまざまですが、エンジニアとして就職することをゴールにしている人が多いかと思います。
しかし、料金を重視して安いスクールに入ってしまったばかりに、転職支援などが受けられず就職活動がうまくいかなかった場合、それは無駄金となってしまいます。
そのため、プログラミングスクール卒業をゴールにするのではなく、その先の就職に目を向けて支援内容を吟味すると良いでしょう。
なかには、面接時に評価されやすいポートフォリオとしてオリジナルのアプリやサービス開発を行うところもあります。
転職支援の内容は似たようなものになりがちですが、ポートフォリオ支援はスクールごとに異なるため、違いを比べてみるのがおすすめです。
料金に見合ったおすすめプログラミングスクール5選
料金に見合ったプログラミングスクールをお探しの方のために、おすすめ5選をまとめました。
おすすめ人気プランで料金比較したい方は、以下を参考にしてみてください。
受講料金(税込) | 講師 | 受講形式 | 学習内容 | |
---|---|---|---|---|
RUNTEQ | 550,000円 | 現役エンジニア | オンライン完結型 | Ruby / Ruby on Rails / データベース / JavaScript / ネットワーク / Docker / Vue.jsなど |
tech boost | ■入学金:126,500円~219,780円 ■基本月額料金:32,780円 ■月々のメンタリング料金:34,760円~69,520円 |
現役エンジニア | オンライン完結型 | HTML / CSS / JavaScript / Java / PHP / Rubyなど |
TechAcademy | 53,900円~547,800円 | 現役エンジニア | オンライン完結型 | HTML / CSS / Ruby / Ruby on Rails / PHP / Laravelなど |
COACHTECH | 429,000円〜1,089,000円 | 現役エンジニア | オンライン完結型 |
HTML / CSS / My SQL / WordPress / PHP / Laravelなど |
Winスクール | 53,900円~473,000円 | 全員が現役エンジニアではない | 通学またはオンライン |
Java / Python / AI / Ruby / PHPなど |
テックアイエス | 343,200円~987,800円 | 現役エンジニア | 通学またはオンライン | HTML / CSS / JavaScript / PHP / SQL / Git / Laravelなど |
CodeCamp | 132,000円~594,000円 | 現役エンジニア | オンライン完結型 | HTML / CSS / JavaScript / Java / PHP / Laravel / Python / Ruby / Ruby on Rails / Swiftなど |
テックパートナーズカレッジ | 学生:50,000円 社会人:60,000円 |
記載なし | オンライン完結型 | PHP / Laravel / Git / Webアプリ開発など |
CodeVillage | 495,000円 | 現役エンジニア | オンライン完結型 | Ruby / Ruby on Rails / PHP / Laravel / JavaScriptなど |
RUNTEQ
RUNTEQの特徴は以下の通りです。
- 2022年プログラミングスクールランキングNo.1
- 1,000時間を越える圧倒的な学習量
- 内定率98%
- Webエンジニアの育成に特化
- 課題解決型のカリキュラム
- カリキュラムが充実している
- 講師全員が現役エンジニア
- 転職支援やポートフィリオ支援あり
- 現役エンジニアに質問し放題
- 学べる技術:HTML・CSS・Ruby・Ruby on Rails・JavaScript
RUNTEQは相場以下の料金でありながら、「現場で一人で開発できるレベルの技術力」が身につけられるWebエンジニアに特化したプログラミングスクールです。
業界のなかでもトップクラスにカリキュラムが充実しており、転職・ポートフォリオサポートも手厚いのが特徴です。
RUNTEQならではの「答えを教えない学習方針」×「現役エンジニアによる一人ひとりのサポート」により、Webエンジニアとして必要な自走力が身につけられます。
本気でWebエンジニアになりたい人は、弊社RUNTEQがおすすめです。
卒業生の声が知りたい方はこちらをご参照ください。
tech boost
tech boostは、未経験からフリーランスが目指せる月額制のプログラミングスクールです。
tech boostの特徴をまとめると、以下のようになります。
tech boost | |
---|---|
転職実績 | 記載なし |
講師 | 現役エンジニア |
PHPを学べるコース | ・スタンダードコース ・ブーストコース |
カリキュラム | ベーシックターム:基礎からWebアプリ開発まで学ぶ ディベロップターム:実業務フローを最初から最後まで体系的に学ぶ |
学習内容 | HTML/CSS・Ruby・PHP・Java・Javascriptなど |
学習期間 | なし |
質問サポート | ・24時間使い放題質問投稿機能あり ・使い放題オンラインサポート 平日:10:00〜22:00 土日:13:00〜19:00 |
受講料金 | ■入学金:126,500円〜219,780円 ■基本月額料金:32,780円/月 ■メンタリング料金:34,760〜69,520円/月 |
転職サポート | ■キャリア相談 ■ポートフォリオフィードバック ■履歴書/職務経歴書添削サポート ■模擬面接 |
tech boostは、もともとコースが2種類しかありませんが、両方でPHPを学ぶことができます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
- スタンダードコース:カリキュラムで作成したWebアプリケーションに機能の追加を行う。
- ブーストコース:アイデア出しから企画・マーケティング・開発・テストといった実践的な流れで進め、完全オリジナルのWebアプリケーションを0ベースで作り上げる。
スタンダードコースは、基本的なWebアプリケーション作成にとどまりますが、ブーストコースであれば、実業務フローを最初から最後まで体系的に学ぶことができます。
ただ転職できればいいという方はスタンダードコースでもよいですが、キャリアアップしていきたい方は、現場レベルのスキルが身につくブーストコースのほうが良いでしょう。
Tech Academy
Tech Academyの特徴は以下の通りです。
- 専属のコーチがつくマンツーマンスタイル
- サポート時間内ならいつでもチャットで質問可能
- 20種類以上のコースがある
- エンジニア転職保証コースがある
- 7日間の無料体験がある
- 学べる言語:Ruby・PHP・JavaScript・Python・Swift・Kotlin・Unity・Java・Scala
Tech Academyは、メンターと呼ばれる専属コーチが一人ひとりにつく、マンツーマンスタイルのプログラミングスクールです。
20種類以上のコースのなかにエンジニア転職保証コースがあったり、7日間の無料体験があるため、目標が定まっていない人でも気軽に始められるのが特徴です。
とくに「方向性は決まっていないけどエンジニアにはなりたい」という人は検討しても良いでしょう。
疑問点をすぐに解決してくれるチャットサポートや課題チェックも好評です。
CodeCamp
CodeCampの特徴は以下の通りです。
- 通過率8%の狭き門をくぐり抜けた現役エンジニア
- マンツーマンスタイル
- 5万人以上の卒業生を輩出
- 満足度97.4%
- 曜日問わず7時~23時40分で受講可能
- 学べる言語:Java・HTML・CSS・PHP
CodeCampは、現役エンジニアがマンツーマンで指導してくれるオンラインプログラミングスクールです。
実績や満足度が高く、スキル証明になるオープンバッチが貰えることから、とくに初心者に人気なのが特徴です。
また、オーダーメイドコースでは様々な言語を学ぶことができるため、方向性が決まっていなくても問題ありません。
5万人以上の卒業生を輩出している大手スクールでもあるため、初心者の人は検討してみても良いでしょう。
CODEGYM Monthly
CODEGYM Monthlyの特徴は以下の通りです。
- 現役エンジニア
- 月額制
- 1ヵ月間の全額返金保証サービス
- 挫折による解約率は0%
- 無制限のチャットサポート
- オーダーメイド学習
- 学べる言語:HTML・CSS・JavaScript・PHP・Swift・Python・Ruby・Rails・Java・Go等50種類以上
CODEGYM Monthlyは、月額制で現役エンジニアのコーチングを受けることができるプログラミング学習支援サービスです。
スクールとは違い常に講師がいるわけではなく、自分専用の学習ロードマップをもとに進めていく形となります。
「いきなり大金を投じるのは不安だけどプログラミングを学んでみたい」という人は検討してみても良いでしょう。
テックアイエス
テックアイエスの特徴は以下の通りです。
- 日本、インド、アメリカに拠点がある
- 西日本を中心に教室がある
- 質問に対し講師が5分以内に対応してくれる
- 最大12ヶ月間のサポートが受けられる
- 学べる言語:HTML・CSS・JavaScript・PHP・SQL・Git・Laravel
テックアイエスは、世界水準のプログラミング教育が受けられるプログラミングスクールです。
分からないことがあれば5分以内に画面を共有し、現役エンジニアが解決に導いてくれるのが特徴です。
また、プログラミング学習だけでなく、転職まで最大1年間のサポートが受けられます。
「数ヶ月では転職活動を始められる自信がない」という人は検討してみても良いでしょう。
プログラミング学習におすすめなのは独学かスクールか
プログラミング学習は「独学の9割が挫折する」と言われているため、スクールを利用するほうがおすすめされます。
とはいえ、スクールはお金がかかるので、できれば避けたいという人も多いでしょう。
そこで今回は、独学とスクールのメリット・デメリットについてそれぞれまとめたので、比較して検討してみてください。
独学のメリットとデメリット
独学のメリット・デメリットは以下の通りです。
- 費用が抑えられる
- 自分のペースで進められる
- 問題解決が難しい
- 学習ペースが遅くなりやすい
- 実践力が身につきづらい
- モチベーションが下がりやすい
- 学習計画が立てづらい
- 間違ったやり方で覚えやすい
独学は参考書やProgateなどの学習ツールを使って進めることがメインになるため、費用は安く自分のペースで進められます。
そのため、初心者や行動力がある人は独学を選択することが多いでしょう。
しかし、一人で取り組むということは「自己管理能力・計画性・問題解決能力・理解力」などが求められるということになるので、決して楽なものではありません。
独学で進める場合は、最後までやりとげるという強い意思を持って取り組みましょう。
スクールのメリットとデメリット
スクールを利用するメリット・デメリットは以下の通りです。
- 効率よく学習を進められる
- 問題解決がスムーズ
- 実践力が身につく
- 就活に活かせるポートフォリオが作れる
- 転職支援により就活がスムーズにできる
- コミュニティに入り人脈が広がる
- 講師や仲間がいるためモチベーションを高く保てる
- 独学よりも費用がかかる
- 合う合わないがある
スクールを利用する場合は周りに講師や仲間がいるため、さまざまなサポートが受けられます。
独学よりも費用はかかりますが、エンジニアになれればそれも問題ないと言えるでしょう。
なにより重要なのが、スキルを身に付けた先に就職活動が待っているということです。
転職がうまくいかなければ元も子もないので、自己投資の考え方ができる人はスクールを利用するほうが効率的でしょう。
プログラミング学習は挫折を避けることが重要
プログラミング学習で最も重要なのが挫折を避けることです。
たとえスクールに通ったとしても、「講師と相性が合わない」「教材が難しい」などの理由で継続できなくては意味がありません。
「プログラミングスクールは無駄」「プログラミングスクールなんてやめとけ」といった声があるのは、そういった挫折された方の意見でしょう。
しかし、挫折率は独学の方か圧倒的に高いため、確実性を求めるなら自分に合ったスクールを見つけることをおすすめします。
- 受講形態
- 教材のボリューム
- 講師の質
- 受講期間
- 質問の対応
自分が挫折せずに続けられそうな条件はなにか、上記5つの項目をもとに考えてチェックしてみましょう。
まとめ
今回の記事では、プログラミングスクールの料金や選ぶ際の注意点について解説しました。
- 「未経験から現場で通用するレベルのエンジニアになる」という前提ならば、プログラミングスクールの相場は50万〜60万円
- 料金重視で選ぶ際は、カリキュラム内容・講師・コース・質問への対応・支援の質が低いことがあるので要注意
- 独学は挫折率が高いため、強い意志とやり抜く自信のない方はスクール利用がおすすめ
できるだけ料金が安くコスパの良いプログラミングスクールをお探しの方が多いと思いますが、安すぎるとデメリットがある場合も多く、スクールを利用している意味が薄れてしまいます。
今回ご紹介したスクールであれば後悔することは少ないと思いますのでぜひ参考にしてみてください。
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