転職ノウハウ

【全24種】エンジニアの種類別に年収/将来性/適性を解説!仕事内容も紹介

「エンジニアになりたいけど、種類が多すぎてどのエンジニアを目指せばいいかわからない」
「そもそも、各エンジニアがどういう仕事なのかあまり知らない」

エンジニアを目指そうとした時に、まず躓きやすいのがこの点です。

それもそのはずで、エンジニアには約24種類もの職種が存在し、それぞれで職域が異なるため必要なスキルも仕事内容も大きく変わってきます。

そこでこの記事では、各エンジニアの仕事内容・適性・将来性・平均年収について詳しく解説していきます。

ITエンジニアの種類はおよそ24種類

ITエンジニアの種類は23種類

一口に「ITエンジニア」と言っても、その種類はかなり多く、同じエンジニアという括りとはいえ仕事内容も適性も異なります。

ITエンジニアは、全部でおよそ24種類の職種が存在し、それぞれ担当する職域が異なります。

24種類ある職種を大別すると、以下の4種類に分類されます。

開発系エンジニア

■プログラマー
■フロントエンドエンジニア
■バックエンドエンジニア
■アプリケーションエンジニア
■エンベデッドエンジニア(組込みエンジニア)
■AIエンジニア
■ブロックチェーンエンジニア

インフラ系エンジニア

■ネットワークエンジニア
■データベースエンジニア
■サーバーエンジニア
■セキュリティエンジニア
■クラウドエンジニア
■SRE

管理系エンジニア

■システムエンジニア
■プロジェクトリーダー
■プロジェクトマネージャー
■ITコンサルタント
■ブリッジシステムエンジニア

その他のエンジニア

■社内SE
■セールスエンジニア
■ゲームエンジニア
■テストエンジニア
■QAエンジニア
■CRE

開発系エンジニアの種類

開発系エンジニアの種類

開発系エンジニアは、こちらの7種類となります。

  • プログラマー
  • フロントエンドエンジニア
  • バックエンドエンジニア
  • アプリケーションエンジニア
  • エンベデッドエンジニア(組込みエンジニア)
  • AIエンジニア
  • ブロックチェーンエンジニア

要件定義や設計といった上流工程にはあまり関わらず、出来上がった仕様に沿ってプログラミングしていくのが主な仕事となります。

黙々と地道に作業することが苦でなかったり、「いかに効率的なコーディングができるか?」といったように仕事をゲーム感覚で楽しめるような人に適性があると言えます。

プログラマー

プログラマーは、設計書に基づいてコーディングを行うエンジニアの総称です。
上流工程を担当するエンジニアへと進むためには、下流工程であるプログラミングの現場を知っておく必要があるので、まずはプログラマーから経験するというパターンが多いです。

プログラマーに求められるのは、「高いコーディング能力」「扱える言語数の多さ」です。
設計書に沿いつつできるだけ無駄のないコーディングができる力と、対応できる言語の数が多いというのは非常に強みとなります。

しかし、プログラマーは常に一定の需要があるものの、「コーディングだけできる」という人間ならば若い世代でも多いため、年齢を重ねるごとにどんどん不利になってしまいます。

そのため、将来性という点ではプログラマーだけで突き通すのは厳しいでしょう。
プログラマーで得たスキルや経験を活かして、より上位のエンジニアへ辿り着けるようなキャリパスを描くべきです。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、WebサイトやWebアプリの開発における「ユーザーの目に触れる部分」を担当するエンジニアとなります。

似通ったものとして、HTMLやCSSを使ってサイトの見た目を作る「マークアップエンジニア」と呼ばれる職種もありますが、その上位版がフロントエンドエンジニアとなります。
フロントエンドエンジニアは、HTML/CSSを使ってサイトの見た目を整えるだけでなく、JavaScriptやPHPを使って動きをつけ、より高度なサイトを構築していきます。

例えば、以下のような動きを実現したりします。

ともにWebサイトを作っていくWebデザイナーやバックエンドエンジニアとの連携も必要となるため、ただコーディングするだけでなく、コミュニケーション能力も必要となります。

比較的最近生まれた職種ということもあり、その職域は曖昧で、SEO対策やWebデザインまで兼任するフロントエンドエンジニアも少なくありません。

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バックエンドエンジニア

バックエンドエンジニアは、PHPやRubyやPythonといった言語を使って、ユーザーが画面に入力した内容を処理するためのエンジニアとなります。
会員情報登録やログイン、クレジットカードの決済機能など、「ユーザーの目に見えない部分」がスムーズに機能するのは、バックエンドエンジニアがいるからです。

Webの裏側を担当するということで、地味に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、サイトを裏から支える縁の下の力持ち的な存在であり、その需要は決して低くありません。

ECサイトやその他のWebサービスなど、裏側の処理がなければ成り立たないサイトも数多くあるため、バックエンドエンジニアは今後も必要とされる職種と言えるでしょう。

特にWeb系のスタートアップ企業ではバックエンドエンジニアの需要が非常に高いので、Web系企業で働きたい方にはおすすめです。

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アプリケーションエンジニア

アプリケーションエンジニアは、主にスマートフォンにおけるアプリを開発するエンジニアです。

iOSやAndroidといったOSの上で動くアプリを開発するため、iOSならば「Swift」か「Objective-C」、Androidならば「Kotlin」・「Java」といった言語を使ってアプリの開発を行っていきます。

なお、iOSアプリを開発する人を「iOSエンジニア」、Andoroidアプリを開発する人を「Androidエンジニア」、と呼ぶこともあります。

仕事内容としては、基本的には開発のみを行うパターンが多いですが、案件や勤務先企業によっては要件定義や設計といった上流工程から入ることもあります。

まだ新しい職種であることから、担当する仕事には振れ幅があるという点には注意が必要でしょう。

なお、スマホアプリは今後もまだまだ伸び続けると予想されているため、将来性については高いと言えます。

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エンベデッドエンジニア(組込みエンジニア)

エンベッドエンジニアとは、家電製品などのハードウェアの内部に組み込むためのシステムを開発するエンジニアです。

例として、「この製品のこのボタンを押したら、こういう動作をする」といった制御をするためのプログラミングを行います。
こういった機能を、コストをかけずに効率よく組み込んでいくためのスキルが求められます。

IoT機器の普及により需要は高まっていますが、学習難易度が高いなどの理由でエンベデッドエンジニアの供給は追いついていない状態となっています。
そのため、今後も高い需要がある状態が続くと思われます。

AIエンジニア

AIエンジニアは、AI(人工知能)の開発や研究、機械学習を活用したサービス開発、AIを用いたビッグデータ分析などを行うエンジニアです。
主に「Python」・「R」・「Julia」といった言語を使って開発していきます。

専門性が非常に高く、まだまだ歴史の浅い発展途上な職種なのでAIエンジニアの数は少ないですが、AIはこれから間違いなく伸びていくジャンルですので、将来性についてはかなり高いと言えます。

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ブロックチェーンエンジニア

ブロックチェーンエンジニアは、ブロックチェーンの開発や、ブロックチェーンを用いたアプリなどの開発・実装を行うエンジニアです。

  • ブロックチェーン自体の開発・実装
  • アプリやサービスの開発・実装
  • ブロックチェーンの研究

こういったものが主な業務となります。

仮想通貨の登場によって多くの人に認知されるようになったブロックチェーンですが、食品業界や製造業界など、その他の分野でも活用されています。

ブロックチェーンは、情報の信頼性が高いことや取り扱いのしやすさから、今後も多くのサービスに利用されていくと考えられるため、ブロックチェーンエンジニアの将来性は明るいでしょう。

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インフラ系エンジニアの種類

インフラ系エンジニアの種類

インフラ系エンジニアは、こちらの6種類となります。

  • ネットワークエンジニア
  • データベースエンジニア
  • サーバーエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • クラウドエンジニア
  • SRE

「ソフトウェアが動作するための環境」や「開発の基盤となる部分」を構築するのが、インフラ系エンジニアです。

パソコンのハードウェア面が好きでパソコンを自作するのが趣味だったり、どういう原理でパソコンが動作しているのか、といった根幹的な部分に興味を持つような人に適性があると言えます。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、システムのネットワークを設計・構築・運用・保守する職種です。

インターネットを介してデータ通信を行うには、ルータやDNS、スイッチ、ファイアウォールといったネットワークに関する様々なスキルが必要となりますが、それらのスキルを活かしてネットワーク面のすべてを担うのが主な業務となります。

システムによって必要なネットワーク環境が異なるため、システムを構築する際は回線やOS機器などについて、クライアントから細かくヒアリングを行ったりもするため、聞く力というものも問われます。

古くからある歴史ある職種ですが、今後もネットワーク周りの仕事がなくなることは考えづらいため、将来的にも一定の需要は存在し続けるはずです。

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データベースエンジニア

データベースエンジニアは、システム開発には欠かせない「データベース」のすべてを管理するエンジニアで、データベースの設計から構築、運用、保守まで、そのすべてを担当します。

OracleSQL Serverといったデータベース管理ソフトを使い、目的に応じた最適なデータベースを構築していくのが主な業務です。

特徴的なのは、開発が終わっても気を抜けず、むしろそこからが勝負、というところです。

データベースは、開発して終わりではありません。
運用開始後は、問題なくデータベースが動作し続ける状況を維持しなければならないため、その後の保守作業も開発と同じくらい重要となってきます。

データベースはシステムの心臓と言っても過言ではなく、システムの根幹をなすものです。
そんな重要な部分を担当するわけですから、データベースエンジニアは将来的にも必要とされ続ける存在でしょう。

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、メールサーバーやFTPサーバー、認証サーバー、Webサーバーといった各種サーバーの構築や保守を担当するエンジニアです。
開発目的に適したサーバーマシンを選定し、環境を構築し、システムの安定を図ります。

サーバー周りのことはほぼすべてが職域となるため、以下のように仕事内容は非常に多いです。

  • 開発目的に適したサーバーマシンの選定
  • システムを安定させるための環境構築
  • サーバー機器の設置や配線
  • OSの設定や必要なアプリケーションの導入
  • リリース後のサーバー保守

特に、データベースエンジニア同様リリース後の保守作業が重要であり、日々サーバーの安定に努めたり、トラブルが起こった時の緊急対応なども必要となります。

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セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、企業が持つ大事な機密情報や顧客データを守るため、サイバー攻撃などからシステムを守るためのエンジニアです。

企業にとって、サイバー攻撃による情報漏洩やシステム停止は大きな信用問題となってしまうため、セキュリティエンジニアの責任は大変重く、非常に高度な知識とスキルが求められます。

そのため、ある程度他のインフラ系エンジニアの経験を積んでからでないとセキュリティエンジニアは務まりません。

セキュリティに対する企業側の意識は年々高まっているため、それに伴って今後もセキュリティエンジニアの需要は高まっていくと予想されます。

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアは、文字通りクラウド上でのサービス展開のためのインフラ設計・構築を担当するエンジニアです。
クラウド技術が急速に発展してきたことによって生まれた新しい職種であり、新しいことを学びたいという人には向いているでしょう。

これまでのシステム開発では、自社でクラウドやネットワークを構築する必要がありました。
しかし現在では、クラウドエンジニアの活躍によって既存のクラウドサービスが多く登場したことにより、これらのサービスを利用して自社の事業を円滑に進めることが可能となっています。

将来性については、クラウドという概念が今後どうなっていくかに左右されてしまいますが、当面は需要が高い状況が続くのではないかと思われます。

SRE

SREは、Site Reliability Engineeringの略で、Webサービスの最適化を行うエンジニアです。

主な仕事内容は以下の通りです。

  • システムの自動化
  • バグやエラーへの対応
  • システムやクラウドの運用

SREは開発部門と運用部門の橋渡し的存在で、業務効率を上げることを目的にプロジェクトを進めるのが特徴です。

実際には、DevOpsの考え方をもとにインフラの整備や自動化システムの導入などを行い、サービスの信頼性を向上させることに寄与します。

スピード感を持って開発を行うには、従来のウォーターフォール型では間に合わないため、アジャイル型への転身が推奨されています。

ウォーターフォール型とアジャイル型

■ウォーターフォール型
上から下まで各工程を後戻りせずに進めていくやり方

■アジャイル型
事前に流れを決めず臨機応変に対応しながら進めるやり方

しかし、スピードを重視するあまりサービスの質が下がってしまうと結果的に価値の低いものになってしまうため、両者のバランスを整えるためにSREの存在が重要です。

DX化が進む現代ではWebサービスの最適化は重要な指標となるため、今後もSREの需要は高まっていくでしょう。

管理系エンジニアの種類

管理系エンジニアの種類

管理系エンジニアは、こちらの5種類となります。

  • システムエンジニア
  • プロジェクトリーダー
  • プロジェクトマネージャー
  • ITコンサルタント
  • ブリッジシステムエンジニア

プロジェクト全体を把握して、システム開発を効率よく円滑に進めるためのマネジメント力が問われるのが管理系エンジニアです。
また、企業が抱える問題を解決へと導くための提案力が求められることもあります。

エンジニアとしてのスキルだけでなく、計画通りに開発を進めるためのマネジメント力や、開発メンバーたちをまとめるコミュニケーション能力、そしてクライアントとの交渉能力も問われる、エンジニアの中の上級職となります。

システムエンジニア

システムエンジニアは、クライアントがどういうシステムを求めているのかをヒアリングしながら要件定義を固めていき、それを設計に落とし込むエンジニアです。
下流工程を熟知しつつ、高いコミュニケーション能力も有する上級エンジニアでないと務まらないため、エンジニア未経験の人間がこなすには厳しい職種となっています。

なお、案件によっては自ら開発に加わることもあります。

しかし、メインで求められるのはあくまでマネジメント力やコミュニケーション能力であり、開発における提案や、クライアントによる厳しい要求を交渉によってうまく落としどころを見つけたりといった仕事が主な業務となります。

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プロジェクトリーダー

プロジェクトリーダーは、複数の開発メンバーたちをまとめながら開発を円滑に進めていくために尽力する現場監督的なエンジニアです。

基本的に自らも開発を行いますが、他のメンバーの開発状況についても把握し、上位職であるプロジェクトマネージャーとの橋渡し役を務めます。

プロジェクトには欠かせない存在であり、より上位のエンジニアとなるためのキャリアパスを描くために避けては通れない職種です。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーとは、開発プロジェクト全体を統括する責任者で、プロジェクトの立ち上げからリリースまでの進行管理を担当するエンジニアです。
クライアントや開発メンバーたちと円滑にコミュニケーションを取りながら、与えられた予算と期間の中で高い品質のサービスを作り上げなければなりません。

なお、プロジェクトマネージャーが自ら開発に加わることはほとんどありませんが、プログラミングスキルは当然必要です。
現場でどのようなプログラミングが行われているのかがわからなければ、全体を統括することなどできません。

従って、プロジェクトマネージャーを目指す場合は、まずプログラマーからスタートし、それからプロジェクトリーダーになってマネジメントを学びながら、プロジェクトマネージャーへとステップアップしていく形が一般的です。

将来性については、かなり高いと言えます。
ただコーディングができるだけという人は数多くいますが、マネジメント力とコミュニケーション力を兼ね備えたエンジニアは少ないため、各企業で取り合いになっている状況です。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、エンジニアの中でも最上流の工程を担当するエンジニアで、高い課題解決能力や要件定義力が求められます。
ただのエンジニアではなく、開発現場のことを熟知しつつ、経営的な視点も持てるようにならなければなりません。

特に重要な役割が、経営面で課題を抱えている企業の問題を洗い出し、IT技術を用いて解決していくというものです。
開発されたシステムによって、抱えていた問題点がどのように解決されるのかを分析し、企業へ提案します。

ITコンサルタントは、コミュニケーション力や提案力、分析力、経営的視点など、あらゆる面で高い能力が要求される職種であるため、将来性も年収も他のエンジニアとは一線を画すほど上です。

ブリッジシステムエンジニア

ブリッジシステムエンジニア(ブリッジSE)とは、開発の一部を海外企業に委託しているような場合に、海外のエンジニアと国内のエンジニアの橋渡し役となり、プロジェクトを円滑に進めるために尽力するエンジニアです。

従って、他のエンジニアとは違って以下のような能力や知識が必要となります。

  • ネイティブに近いくらいの高い語学力
  • 海外勤務や海外出張にも対応できるフットワークの軽さ
  • 委託先の国の文化への理解

社内にブリッジSEがいれば、開発費用の安い東南アジアなどの国へ業務を委託することが可能となるため、エンジニアとしての存在価値は高いです。

また、ブリッジSEはグローバルな働き方ができるため、就職先の選択肢も増えます。

その他のエンジニアの種類

その他のエンジニアの種類

上記に該当しない、その他のエンジニアはこちらの6種類となります。

  • 社内SE
  • セールスエンジニア
  • ゲームエンジニア
  • テストエンジニア
  • QAエンジニア
  • CRE

社内SE

社内SEは、その名が示す通り社内のシステム構築や保守を担当するエンジニアです。
プロジェクトに参加して開発を進めるといった作業はなく、社内のシステムを安定的に運用して社員たちの業務が円滑に進むようにするのがメインの役割です。

納期のある仕事はほとんどないため、緊急対応が必要なトラブルでも発生しない限りは残業がなく、自由な時間を確保しやすいというメリットがあります。
プライベートな時間もしっかり欲しいという人には向いている職種です。

しかしデメリットもあり、仕事がルーチンワークとなりがちなため新たな技術に触れる機会が少なく、業務を通しての日々モダンなスキルアップがあまり期待できません。

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セールスエンジニア

セールスエンジニアは、クライアントが抱えている問題に対し、自社製品やサービスで解決できることを提案することで販売に繋げるエンジニアです。

普通のセールスマンとの違いは、エンジニアとしての技術的な知識やスキルも持ち合わせているため、クライアントからの技術的な質問に対してもしっかり対応できるという点です。
かつ、サービス導入後の技術的なフォローも行います。

エンジニアとしてのスキルだけでなく、営業力も必要となってくるため、プレゼン力やコミュニケーション力に自信があり、人と接することが好きな人には向いている職種です。

セールスエンジニア
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ゲームエンジニア

ゲームエンジニアは、家庭用ゲーム機器やスマホ向けアプリケーションなどゲームの開発を行うエンジニアです。
近年ではスマホが普及したことにより、特にスマホ向けアプリの需要が高まっています。

主な仕事は要件定義や設計となるため、未経験者や初心者には難しく、エンジニア職の中でもややハードルが高い職種の一つです。

とはいえ、未だに人手不足状態が続いているため、ゲームに興味がある人は今から目指してみても遅くはないでしょう。

ゲームエンジニア
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テストエンジニア

テストエンジニアは、開発された製品やサービスの品質に問題がないかを確かめるため、ひたすらエラーやバグを探すエンジニアです。

品質維持のための非常に重要な仕事ではありますが、作業自体は単純であり、あまりスキルも必要とはならないため、エンジニアの中では難易度が低いと言えます。

さらに、現在では自動化ツールを使ってデバッグすることも増えている上、プログラマーなどの他のエンジニアがテストを兼任することもあるため、あまり将来性が高いとは言えません。

ただし、デバッグを自動化するためのプログラミングが可能だったり、他の人とは違う視点からテストをすることで誰も見つけられないバグを発見できるようなエンジニアならば、一定の需要はあるでしょう。

QAエンジニア

QAエンジニアは、完成したサービスや製品の品質を管理するエンジニアです。
QAとは「Quality Assurance」の略で、品質保証を意味します。

テストエンジニアが製品やサービスのバグや不具合を確認する業務であるのに対し、QAエンジニアは製品やサービスの品質や耐久性を確認します。
具体的には、その製品はユーザーにとって使いやすいのか、といった点や、ユーザーのニーズを本当に満たしているのかなどに注目してチェックを行います。

ただ品質の確認をするだけでなく、システムではできない「人間ならでは」の確認スキルを磨いていく必要があるでしょう。

QAエンジニアの将来性や需要などを「QAエンジニアの将来性は?」で解説いたしました。

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QAエンジニアの将来性や需要は今度どうなる?仕事内容から年収もご紹介!昨今重要性が語られるようになったQAエンジニア。QAエンジニアの仕事内容を詳しく解説していきます。また、QAエンジニアの今後の需要の伸びについてお伝えします。...

CRE

CREは、「Customer Reliability Engineering」の略で、Googleによって2016年に提唱されたことで生まれた職種です。
主な仕事内容は、顧客から寄せられる不満や問題を解決し、カスタマーサクセスを実現することです。

まだ認知度は低いですが、サービスを提供する上では必要な存在であり、企業としての信頼を勝ち取る重要な役割を担います。

顧客から「サービスの使い方が分からない」という問い合わせがあった場合、カスタマーサービスが対応するのが一般的ですが、専門知識を必要とする問い合わせであった場合は普通のカスタマーサポートでは対応できないこともあるため、エンジニアとしての知識も持ち合わせているCREが対応します。

顧客への適切な対応ができない場合、信頼を失うことにもつながってしまうため専門知識を有するCREの存在が必要なのです。

メルカリミクシィなど大手サービスを展開する企業でもCREを設置しているため、将来性は高いと言えるでしょう。

CREとは何か?役割・仕事内容・将来性やSREとの違いについて解説CREは最近IT業界で聞くエンジニアの職種です。CREとは、「Customer Reliability Engineering」の略称で、日本語にすると「顧客信頼性エンジニアリング」となります。2016年に、Googleによって提唱された専門職です。今後将来性があるのか?などをまとめました。ぜひ最後までお読みください。...

エンジニア種別による平均年収一覧

エンジニアの年収

以下は、「求人ボックス」という求人サイトに掲載されている求人情報の平均給与から算出した各種エンジニアの平均年収です。

時期によって求人情報に偏りがあるため、必ずしも正確な年収を表すものではありませんが、目安にはなりますので是非参考にしてください。

なお、各系列のエンジニアの中で最も平均年収が高い職種赤太文字にしてあります。

開発系エンジニアの平均年収
エンジニアの種類
正社員の平均年収
プログラマー
424万円
フロントエンドエンジニア
600万円
バックエンドエンジニア
699万円
アプリケーションエンジニア
559万円
エンベデッドエンジニア(組込みエンジニア)
546万円
AIエンジニア
596万円
ブロックチェーンエンジニア
613万円

 

インフラ系エンジニアの平均年収
エンジニアの種類
正社員の平均年収
ネットワークエンジニア
522万円
データベースエンジニア
583万円
サーバーエンジニア
573万円
セキュリティエンジニア
596万円
クラウドエンジニア
594万円
SRE
549万円

 

管理系エンジニアの平均年収
エンジニアの種類
正社員の平均年収
システムエンジニア
509万円
プロジェクトリーダー
592万円
プロジェクトマネージャー
619万円
ITコンサルタント
646万円
ブリッジシステムエンジニア
574万円

 

その他エンジニアの平均年収
エンジニアの種類
正社員の平均年収
社内SE
503万円
セールスエンジニア
524万円
ゲームエンジニア
535万円
テストエンジニア
456万円
QAエンジニア
636万円
CRE

「CRE」のみ、年収に非常に幅があるためか平均給与が提示されておらず、平均年収が出せませんでした。

企業によってやけに低い金額になっていることもあれば、1,000万円を超えるような年収を提示している企業もありましたので、求められる仕事や保有スキルによって年収は激変するものと思われます。

未経験からエンジニアを目指す場合のおすすめの職種

パソコンを使って会議している様子

未経験からエンジニア転職を目指す場合は、Web業界、特にバックエンドエンジニアを目指すのが望ましいです。

まず、セキュリティエンジニアやITコンサルタントなど、未経験からではいきなり目指すことができない職種も多いです。
また、アプリケーションエンジニアやフロントエンドエンジニアといった、まだ歴史が浅く担当する領域が定かになっていない職種についても、未経験の状態で目指すのにはややリスクが伴います。

そう考えると、職種として歴史があり、Web系企業からの需要も非常に高く、未経験からでもしっかりと勉強すれば就職・転職が充分可能であるバックエンドエンジニアからキャリアをスタートさせるのが理想となります。

未経験からWebエンジニアを目指す方法については、こちらを参考にしてみてください。

まとめ

以上、ITエンジニアの種類と仕事内容などについて解説しました。

ITエンジニアは種類が多く、どれを目指したらよいか迷ってしまう方も多いかと思いますが、もし未経験の状態であるならば、前述の通りまずバックエンドエンジニアを目指すのがおすすめです。

未経験の状態からいきなりゲームやアプリの開発に携わりたいと思っても、就職や転職はかなり厳しいので、まずはバックエンドエンジニアとして経験を積み、そこから将来的になりたいと思っているエンジニアを目指すというキャリアパスを描くのが理想です。

なお弊社では、開発現場が求めるエンジニアになるためのプログラミングスクール「RUNTEQ」を運営しております。
この記事を読んで、少しでもWebエンジニアに興味を持った方は、ぜひ無料のキャリア相談会へ足を運んでくださればと思います。

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今回の記事のまとめ
  • ITエンジニアは開発系エンジニア・インフラ系エンジニア・管理系エンジニア・その他の4種類に大別される
  • どのエンジニアを目指すかによって、必要なスキルや仕事内容や将来性が大きく変わる
  • 未経験からエンジニアを目指すのならばバックエンドエンジニアがおすすめ