こんにちは、Web系開発会社でありプログラミングスクールを運営するRUNTEQです。
この記事を読んでいるあなたは、キャリアに悩み、大きな一歩を踏み出そうとされているのかもしれません。
プログラミングスクールは人生において非常に重要な選択になります。後悔しないスクール選びをしたいですよね。
しかし、業界のことをよく知らない状態で、数あるスクールの中から本当に自分に合っていて、目的を達成できるプログラミングスクールを選ぶのは至難の業です。
本記事では、Web系開発会社として多くのエンジニア育成・採用に関わってきたRUNTEQが、現場の視点から一切忖度なく、失敗しないプログラミングスクールの選び方の「具体的な基準」と「実践的なステップ」をお伝えします。
この記事を読めば、数ある情報に惑わされず、あなたに最適なプログラミングスクールを見つけるための具体的な方法がわかります。
これからのプログラミングスクール選びの参考にしてみてください。
弊社ではプログラミングスクールRUNTEQを運営しており、無料で無料カウンセリングを実施しております。
プログラミングスクールの選び方について、30分~1時間ほど1対1で、あなたの状況に合わせた具体的なアドバイスを無料で実施しています。
RUNTEQへの入学を検討していない方からのご相談も大歓迎です。(※無理な勧誘は一切いたしませんのでご安心ください。)
- プログラミングスクールを選ぶ前に「目的」を明確にする【最重要】
- 【開発会社が教える】失敗しないプログラミングスクールの選び方:10の重要基準
- 1. 目的(キャリアゴール)に合っているか?
- 2. 講師は本当に「現場を知る」現役エンジニアか?
- 3. 料金は適正か?(安易な「安さ」や「無料」に注意)
- 4. 十分な学習時間と期間は確保されているか?(安易な短期学習の罠)
- 5. 受講形式(オンライン/オフライン)は自分のライフスタイルに合っているか?
- 6. 挫折させない「具体的な」サポート体制はあるか?
- 7. 学習コミュニティは活発か?(孤独な学習を防ぐ)
- 8. キャリア支援は目的に合っているか?(転職、副業、フリーランスなど)
- 9. カリキュラムは「現場レベル」を意識しているか?(ポートフォリオの質)
- 10. 卒業生の「リアルな」転職・活躍実績は確認できるか?
- プログラミングスクールを選ぶときに知っておきたいこと【注意点】
- 【実践】プログラミングスクール選びで失敗しないための3ステップ
- 【参考】目的別プログラミングスクール紹介(一例)
- プログラミングスクールの選びに関するよくある質問
- まとめ:後悔しないプログラミングスクール選びのために
プログラミングスクールを選ぶ前に「目的」を明確にする【最重要】
プログラミングスクール選びで最も重要なことは、あなたが「なぜプログラミングを学習するのか」という目的を明確にすることです。
なぜなら、その目的によって、習得すべきプログラミング言語や技術、必要な学習期間や学習強度、そして最終的に選ぶべきプログラミングスクールが全く異なってくるからです。
- 時間や場所に縛られないリモートワーク中心のWeb系企業で働きたい
- 将来性のある専門スキルを身につけて市場価値を高めたい
- 多くの人が使うWebサービス開発に携わりたい
- 実力主義の会社で成果に見合った報酬を得たい
- 社会インフラを支える大規模システム開発に携わりたい
- 日常で使うスマホアプリを作りたい
- データ分析を駆使してビジネス課題を解決したい
- 今の仕事に活かせるプログラミングスキルを教養として学びたい
- 副業でWeb制作や簡単な開発案件を受注したい
上記のような目的によって、学ぶべき技術領域は大きく変わります。
目的と主な技術・言語の対応例:
Web系企業へのエンジニア転職 (自社サービス開発・Web制作会社など) |
Webアプリケーション開発で主流のRuby (Ruby on Rails), PHP (Laravel), JavaScript (React, Vue.js) など |
---|---|
SIer/SES企業へのエンジニア転職 (大規模システム開発、客先常駐など) |
業務システムで需要の多いJava, C#, COBOL など |
Web制作フリーランスや副業 | Webサイト制作に必要なHTML, CSS, JavaScript (jQuery), WordPress, Webデザインツール(Figma, Photoshopなど) |
データサイエンティスト | データ分析や統計処理に強いPython, R, SQL |
機械学習エンジニア | AI開発ライブラリが豊富なPython, R |
このように、まず自分の目的を定めることで、学習すべき技術が明確になり、それに合ったカリキュラムを持つプログラミングスクールを効率的に絞り込むことができます。
【開発会社が教える】失敗しないプログラミングスクールの選び方:10の重要基準
プログラミングスクール選びで失敗しないために、開発現場の視点から特に重要だと考える基準は以下の10個です。これらを一つずつ確認し、比較検討することが後悔しないスクール選びの鍵となります。
- 目的(キャリアゴール)に合っているか?
- 講師は本当に「現場を知る」現役エンジニアか?
- 料金は適正か?(安易な「安さ」や「無料」に注意)
- 十分な学習時間と期間は確保されているか?(安易な短期学習の罠)
- 受講形式(オンライン/オフライン)は自分のライフスタイルに合っているか?
- 挫折させない「具体的な」サポート体制はあるか?
- 学習コミュニティは活発か?(孤独な学習を防ぐ)
- キャリア支援は目的に合っているか?(転職、副業、フリーランスなど)
- カリキュラムは「現場レベル」を意識しているか?(ポートフォリオの質)
- 卒業生の「リアルな」転職・活躍実績は確認できるか?
それぞれの基準について、詳しく見ていきましょう。
1. 目的(キャリアゴール)に合っているか?
最初に明確にしたあなたの「プログラミングを学ぶ目的」と、スクールが提供するカリキュラムやサポート内容が完全に合致しているかを最優先で確認しましょう。ここがズレていると、時間もお金も無駄になりかねません。
例えば、「時間や場所に縛られない自由な働き方」を実現したいなら、リモートワークや柔軟な働き方が比較的多いWeb業界を目指すのが一般的です。その場合、Web系の技術(Ruby, PHP, JavaScriptなど)を深く学べるスクールを選ぶべきです。
もし間違って「求人数が多いから」という理由だけでJava中心のスクールを選んでしまうと、希望とは異なるSI業界(客先常駐やオフィスワーク中心)への就職がメインとなり、目的達成から遠ざかる可能性があります。

スクールの公式サイトや無料カウンセリングで、「このスクールで学べば、自分の〇〇という目的は達成できるか?」を具体的に確認することが不可欠です。
2. 講師は本当に「現場を知る」現役エンジニアか?
プログラミングスクールの講師が、現在も開発現場で活躍している「現役エンジニア」であるかは極めて重要です。
残念ながら、知名度があるスクールでも、講師が実務経験の浅い卒業生やアルバイトであるケースも存在します。彼らが基礎を教えることはできても、刻々と変化する現場の技術トレンド、実践的な開発ノウハウ、エンジニアとして働く上でのリアルな知見を教えることは難しいでしょう。
特に、本気でエンジニア転職やフリーランス独立を目指すなら、現場で通用するスキルと考え方を直接学べる現役エンジニア講師の存在は必須です。
- 講師の経歴や現在の業務内容が公開されているか?
- どのような技術スタックに精通しているか?
- 質問に対して、現場目線での的確な回答やアドバイスがもらえるか?
無料カウンセリングなどで、講師の質について具体的に質問し、納得できる回答が得られるかを確認しましょう。
3. 料金は適正か?(安易な「安さ」や「無料」に注意)
プログラミングスクールの料金は決して安くありません。自分の予算に合っているかを確認するのは当然ですが、料金の「額面」だけで判断せず、その「内訳」や「背景」を理解することが重要です。
支払いが一括で難しい場合は、分割払いやローンの利用が可能かを確認しましょう。
料金を検討する上で、特に注意すべき点を解説します。

注意点1:高額=高品質とは限らない(給付金制度のカラクリ)
「料金が高いスクールほど質が良い」とは限りません。料金設定の裏には、教育の質とは関係ない要因が隠れていることがあります。
代表的な例が「教育訓練給付金制度」です。これは条件を満たせば受講料の最大70%(上限56万円)が国から支給される制度ですが、一部のスクールでは、この上限額(56万円)から逆算して料金を設定しているケースが見られます。
例: 給付金上限56万円を得るために、逆算して料金を80万円に設定
(56万円 ÷ 70% = 80万円)
このように、給付金制度ありきで料金が設定されている場合、その金額が必ずしもカリキュラムやサポートの質を反映しているとは言えません。「高額だから安心」と安易に考えず、料金に見合った価値が本当に提供されるのかを冷静に見極める必要があります。
注意点2:料金相場を知っておく
プログラミングスクールの料金相場を把握しておきましょう。目的によって料金帯は異なります。
- 教養・スキルアップ目的: 数万円〜20万円程度
- 副業・フリーランス目的: 10万円〜40万円程度
- 転職目的: 40万円〜100万円程度(サポート内容により幅あり)
転職系スクールは、学習サポートに加えてポートフォリオ作成支援、書類添削、面接対策などのキャリアサポートが含まれるため、高額になる傾向があります。
上記の相場から大きく外れる(特に高すぎる)場合は、その理由をしっかり確認しましょう。詳細な料金比較は以下の記事も参考にしてください。

注意点3:無料スクールの「裏」を理解する
「無料」という言葉には必ず理由があります。無料のプログラミングスクールは、受講生から料金を取らない代わりに、提携企業へ人材を紹介することで紹介料を得るビジネスモデルが一般的です。そのため、以下のようなデメリットや制約がある可能性が高いです。
- 転職先が提携企業(主にSES企業)に限定されることが多い
- 紹介される企業が、スクールに通わなくても入社できるレベルの場合がある
- 希望しない企業への就職を強要されたり、途中で辞めると高額な違約金が発生したりするケースがある
- カリキュラム内容が基礎的で、実践的なスキルが身につかない可能性がある
実質的に「無料の研修」を受けさせて、提携企業へ安価な労働力を供給する仕組みになっている場合も少なくありません。本気で質の高い開発経験を積み、キャリアアップを目指すのであれば、無料スクールは避けるのが賢明です。

確認ポイント:給付金制度の対象か?
国の「教育訓練給付金制度」や「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」などを利用できれば、条件を満たすことで受講料の最大70%の補助を受けることができます。
これは非常に大きなメリットですので、自分が対象になるか、検討しているスクールやコースが対象になっているかを確認しましょう。詳しくは以下の記事で解説しています。

4. 十分な学習時間と期間は確保されているか?(安易な短期学習の罠)
プログラミングスクールの学習期間が、あなたの目的達成に必要なスキルレベルに到達するために十分であるかを慎重に確認しましょう。
「たった〇週間でプロに!」「〇ヶ月で未経験からエンジニア転職!」といった魅力的な広告コピーをよく見かけますが、短期間での学習にはリスクが伴います。
プログラミングは専門技術であり、現場で通用するレベルになるには、一定量の学習時間(インプットとアウトプット)が絶対に必要です。学習期間が短すぎると、以下のような問題が生じやすくなります。
- 基礎的な知識しか身につかず、応用力が養われない
- 質の高いオリジナルポートフォリオを作成する時間が足りない
- 結果として、転職活動で「即戦力」と見なされず、希望する企業(特にWeb系自社開発など)への就職が難しくなる
- 焦って学習を進めることになり、理解が浅いまま卒業してしまう
- 十分な企業研究や面接対策ができず、妥協した転職になってしまう
安易な短期学習を謳うスクールには注意が必要です。「どれくらいの学習時間(目安)が必要か」「その時間を確保できる期間設定になっているか」を必ず確認しましょう。
RUNTEQの考え方:
Web系開発会社としての経験から、未経験から現場で通用するWebエンジニアになるためには、最低でも1000時間程度の学習が必要だと考えています。そのため、RUNTEQでは学習期間を原則9ヶ月とし、十分な学習と実践(ポートフォリオ開発含む)の時間を確保できるカリキュラムを提供しています。これは、受講生に確実に実力をつけていただき、後悔のないキャリアチェンジを実現してほしいという想いからです。
参考:RUNTEQのカリキュラム大公開!プログラミング未経験でも力がつく学習課題
5. 受講形式(オンライン/オフライン)は自分のライフスタイルに合っているか?
プログラミングスクールの受講形式は、大きく分けてオンライン完結型とオフライン(通学)型、そしてそのハイブリッド型があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分のライフスタイルや学習の好みに合った形式を選びましょう。
オンラインスクール
インターネット環境があれば、時間や場所に縛られずに学習を進められます。
- メリット: 地方在住でも受講可能、自分のペースで学習しやすい、通学時間が不要、仕事や家庭と両立しやすい、比較的費用が抑えられる傾向。
- デメリット: 自己管理能力が求められる、直接的な対面での交流が少ない(スクールによる)、学習環境を自分で整える必要がある。
オフラインスクール
決められた時間に教室に通って学習する形式です。
- メリット: 講師や他の受講生と直接対面で交流できる、学習に集中できる環境が用意されている、強制力が働きやすい。
- デメリット: 通学時間や交通費がかかる、時間的な制約が大きい(仕事との両立が難しい場合も)、オンラインに比べて費用が高額になる傾向、近くに教室がないと通えない。
メリット | デメリット | |
オンライン | ・時間と場所の自由度が高い ・自分のペースで進めやすい ・通学不要 ・費用が比較的安い傾向 ・リモートワークの練習になる |
・自己管理能力が必須 ・孤独を感じやすい可能性 ・対面での交流機会が少ない(※) |
オフライン | ・直接対面での交流 ・集中できる学習環境 ・強制力が働く |
・時間と場所の制約 ・通学の手間とコスト ・費用が高額な傾向 ・自分のペースで進めにくい場合も |
※オンラインでもコミュニティが活発なスクールもあります。
働きながら学習したいのか、学習に専念できるのか、自己管理は得意か、他の受講生との交流を重視するかなどを考慮して、最適な形式を選びましょう。
6. 挫折させない「具体的な」サポート体制はあるか?
プログラミング学習は、多くの人が途中で挫折しやすいと言われています。そのため、学習を継続し、目標を達成するための具体的なサポート体制が整っているかは非常に重要な選択基準です。
以下の点を具体的に確認しましょう。

- 質問対応:
- 質問できる時間帯は十分か? (例: 仕事終わりの夜間や土日も対応しているか?)
- 質問方法は? (例: チャット、ビデオ通話、掲示板など)
- 回答の質とスピードは? (現役エンジニアが的確に答えてくれるか?回答までの時間は?)
- 単に答えを教えるだけでなく、自分で考える力を養うようなサポートか? (現場では答えを教えてくれる人はいません)
- メンタリング・コーチング:
- 定期的な個別面談はあるか? (学習計画の相談、進捗確認、モチベーション維持)
- 担当者は学習内容やキャリアに詳しいか? (経験豊富なメンターやキャリアアドバイザーか?)
- フィードバック:
- 課題や提出物(特にポートフォリオ)に対して、具体的で丁寧なコードレビューやフィードバックをもらえるか? (現場レベルのレビューが受けられると理想的)
- 弱点や改善点を的確に指摘してくれるか?
- 進捗管理:
- 学習の進捗状況を可視化し、管理する仕組みはあるか?
- 遅れている場合にフォローしてくれる体制はあるか?
これらのサポート体制が、単なる「お題目」ではなく、実際に機能しているかを無料カウンセリングなどでしっかり確認しましょう。サポートの質が、学習の継続率や最終的なスキル習得レベルに直結します。
7. 学習コミュニティは活発か?(孤独な学習を防ぐ)
プログラミング学習は、一人で黙々と進めると孤独を感じやすく、モチベーション維持が難しいことがあります。受講生同士や卒業生、講師と交流できる「コミュニティ」の存在は、学習を継続する上で大きな支えとなります。
スクールによってコミュニティの活発さは様々です。
コミュニティのあるスクール
SlackやDiscordなどのツールを活用し、受講生同士での質問・相談、教え合い、雑談、勉強会などが活発に行われているスクールがあります。卒業後もコミュニティに参加でき、現役エンジニアとなった先輩からアドバイスをもらえる場合もあります。
- メリット: モチベーション維持、情報交換、仲間との切磋琢磨、人脈形成、孤独感の解消。
- デメリット: 交流が苦手な人には負担に感じる可能性も。
コミュニティのない(または活発でない)スクール
基本的に個人学習が中心で、他の受講生との交流機会が少ないスクールです。
- メリット: 自分のペースで黙々と学習に集中できる。
- デメリット: モチベーション維持が難しい、情報収集が限定的、孤独を感じやすい。
メリット | デメリット | |
コミュニティあり | ・モチベーション維持しやすい ・情報交換・教え合い ・仲間ができる・人脈形成 ・孤独感の軽減 ・卒業後も繋がれる可能性 |
・交流が苦手な人には不向きかも ・馴れ合いになる可能性も? |
コミュニティなし | ・自分のペースで集中できる ・人間関係のストレスがない |
・モチベーション維持が困難 ・孤独を感じやすい ・情報収集が受動的になりがち ・(それなら独学+MENTA等でも?) |
もしあなたが一人で長期間学習を続ける自信がない、仲間と励まし合いながら頑張りたい、エンジニアの人脈を作りたいと考えているなら、コミュニティが活発なスクールを選ぶことを強くお勧めします。プログラミングスキルだけでなく、そこで得られる人との繋がりは、卒業後も大きな財産になります。
コミュニティ選びのチェックポイント:
- どのようなツール(Slack, Discordなど)を使っているか?
- 受講生同士の交流は活発か?(イベント、勉強会、もくもく会など)
- 卒業生も参加しているか?現役エンジニアと交流できる機会はあるか?
- スクールの雰囲気は自分に合っているか?
無料カウンセリングや体験入学などで、コミュニティの実際の雰囲気を確認してみましょう。

8. キャリア支援は目的に合っているか?(転職、副業、フリーランスなど)
プログラミングを学ぶ目的がキャリアチェンジ(転職)や副業、フリーランス独立である場合、学習サポートだけでなく、目的に合ったキャリア支援が提供されるかを確認することが不可欠です。
単に「転職サポートあり」と書かれていても、その中身はスクールによって大きく異なります。
例えば、エンジニア転職を目指すなら、以下のサポートがあるかを確認しましょう。
- キャリア相談:専任のキャリアアドバイザーがいるか?定期的な面談はあるか?
- 自己分析サポート:自分の強みや適性を理解する手伝いはあるか?
- 企業選びのアドバイス:自分の希望に合う企業(Web系/SIer、自社開発/受託開発/SESなど)を見つけるための情報提供や相談は可能か?
- 書類添削:履歴書・職務経歴書の効果的な書き方を指導・添削してくれるか?
- ポートフォリオ指導:企業に評価される実践的なポートフォリオの企画・開発・見せ方をサポートしてくれるか?(※後述)
- 面接対策:模擬面接や企業別の対策アドバイスはあるか?技術面接対策は?
- 求人紹介:スクール独自の求人や非公開求人の紹介はあるか?(ただし、紹介先に偏りがないか注意が必要)
副業やフリーランスを目指す場合は、プログラミングスキルに加えて、案件獲得の方法、営業スキル、契約に関する知識などのサポートがあると心強いでしょう。
自分の目的に対して、具体的にどのような支援を受けられるのか、その質は十分かをしっかり確認しましょう。特に「転職保証」については後述する注意点があります。
9. カリキュラムは「現場レベル」を意識しているか?(ポートフォリオの質)
プログラミングスクールのカリキュラムが、単なる知識の詰め込みではなく、実際に現場で使われる技術や開発プロセスを意識した実践的な内容になっているかは非常に重要です。
特にエンジニア転職を目指す場合、採用企業が最も重視するものの一つが「ポートフォリオ(自分で開発した作品)」です。このポートフォリオの質が、あなたのスキルレベルを証明する最大の武器となります。
以下の点をチェックしましょう。
- カリキュラムの内容:
- 基礎だけでなく、応用的な内容や実践的な課題が含まれているか?
- チーム開発やGit/GitHubを使ったバージョン管理など、実際の開発フローを経験できるか?
- テストコード作成やインフラ(AWSなど)の知識など、モダンな開発に必要な要素に触れられるか?
- デバッグ能力や自走力(自分で調べて解決する力)を養うような構成になっているか?
- ポートフォリオ制作サポート:
- オリジナリティのあるポートフォリオを企画・開発するためのサポートはあるか?(テンプレートの使い回しではないか?)
- 企画段階から技術選定、設計、実装、テスト、デプロイまで一連の流れを経験できるか?
- 質の高いコードレビューを受けられるか?
- 「なぜこの技術を使ったのか」「ここで工夫した点は何か」などを面接で説明できるレベルまで深掘りできるか?
カリキュラムのゴールが「現場で通用するエンジニアを育成すること」に設定されているかを見極めることが重要です。単に「動くもの」を作るだけでなく、「保守性の高いコード」「他のエンジニアと協働できるスキル」まで意識したカリキュラムであれば、転職活動を有利に進められる可能性が高まります。
10. 卒業生の「リアルな」転職・活躍実績は確認できるか?
スクールの質を判断する上で、実際にそのスクールを卒業した人たちが、どのような企業に転職し、どのように活躍しているのかという実績を確認することも有効な手段です。
ただし、公式サイトに掲載されている「転職成功率〇〇%!」といった数字だけを鵜呑みにするのは危険です。
- 「転職成功」の定義は何か? (希望する企業への転職か?SES企業なども含むのか?)
- どのような企業への転職実績が多いか? (Web系自社開発、受託開発、SIer, SESなど、具体的な企業名や業態がわかるか?)
- 卒業生のインタビューや体験談は具体的か? (どのようなスキルが身につき、どのように転職活動を進めたのか、リアルな声が掲載されているか?)
- 卒業生がSNSなどで発信している情報はあるか? (より客観的な評価を知る手がかりになることも)
可能であれば、無料カウンセリングなどで、具体的な転職実績や卒業生の活躍について質問してみましょう。誠実なスクールであれば、可能な範囲で具体的な情報を提供してくれるはずです。卒業生がどのようなキャリアを歩んでいるかを知ることは、そのスクールが本当にあなたの目的達成に貢献してくれるかを見極める上で重要なヒントとなります。
プログラミングスクールを選ぶときに知っておきたいこと【注意点】
注意点1:給付金制度はお得だが、それに合わせた料金設定に注意

先述の通り、プログラミングスクールをお得に受講できる給付金制度があります。
- 専門実践教育訓練給付制度
- 「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の給付金
条件を満たせば受講料の最大70%が給付されます。自分が対象か、検討中のコースが対象かは必ず確認しましょう。以下のフローチャートも参考にしてください。

ただし、繰り返しになりますが、給付金の上限額に合わせて料金が設定されている可能性も考慮し、料金と提供される価値が見合っているかをしっかり吟味しましょう。

注意点2:安易な「転職保証」は危険信号かもしれない
「転職できなかったら全額返金」といった「転職保証」を謳うスクールがあります。一見、安心できるように思えますが、この「転職保証」には注意が必要です。その裏には、受講生にとって不利益な条件が隠されている場合があります。

- 保証の適用条件が非常に厳しい: (例: 膨大な課題提出、出席率、指定企業への応募数など、達成困難な条件が課せられている)
- 紹介される企業が限定的: スクールが提携している特定の企業(多くの場合SES企業)への就職しか保証対象にならない。
- 希望しない企業への応募・内定受諾を強制される: 保証を受けるために、自分の希望とは異なる企業への応募や内定受諾を迫られるケースがある。
- 実態として保証が適用されるケースがほとんどない: 厳しい条件のため、実際に返金に至るケースは稀である。
「転職保証」は、受講生のためというより、スクール側のマーケティング戦略である場合が多いです。保証があるからといって安易に飛びつかず、その適用条件や紹介される企業の質などを徹底的に確認しましょう。本当に質の高い教育とサポートを提供しているスクールは、安易な「保証」に頼らなくても、卒業生が結果を出しています。
注意点3:「無料」のプログラミングスクールには必ず理由がある
重ねて強調しますが、無料のプログラミングスクールはお勧めしません。無料であることには、相応の理由(ビジネスモデル)が存在します。

無料スクールの多くは、受講生を提携企業(主にSES企業)に紹介することで収益を得ています。そのため、
- 転職先が自由に選べない(提携企業のみ)
- 希望しない労働条件の企業を紹介される可能性がある
- 質の高い開発経験が積めない案件(案件ガチャと呼ばれる問題)に当たるリスクがある
- 途中で辞めたり、紹介先以外に就職したりすると違約金が発生する
といったデメリットが考えられます。目先の「無料」に惑わされず、長期的なキャリアを見据えた選択をしましょう。
注意点4:Rubyを教えているのにSES就職が多いスクールは要注意
Ruby(およびRuby on Rails)は、主にWeb業界(自社サービス開発企業やWeb制作会社)で使われる技術です。そのため、Rubyをメインに教えているスクールであれば、卒業生の多くがWeb系の企業に就職しているのが自然です。
もし、Rubyを教えているにも関わらず、卒業生の就職先がSES企業ばかりである場合、そのスクールは「Web系転職」を謳いながら、実際にはSES企業への斡旋を主目的としている可能性があります。
駆け出しエンジニアがSESを批判してしまう流れ
Webエンジニアは自由で儲かる!
↓
Web業界はRubyなのでRubyを学ぼう
↓
いきなりWebエンジニアにはなれないので、まずは(業務系)SESから80万のプログラミングスクールが大量の広告費でこういった誘導を行なっていることが主な原因です。
— ひさじゅ@Web系転職に強いプログラミングスクールRUNTEQ (@hisaju01) January 3, 2021
Web系の言語を教えているのであれば、責任を持ってWeb系企業への就職をサポートするのが本来の姿です。学習内容と就職実績に乖離があるスクールには注意が必要です。

【実践】プログラミングスクール選びで失敗しないための3ステップ
ここまでに解説した「選ぶ基準」を踏まえ、実際にあなたが取るべき行動を3つのステップで解説します。このステップに沿って進めることで、迷わず最適なスクール選びができます。
ステップ1:【最重要】目的と目標を言語化する
まず、「なぜプログラミングを学びたいのか?」「学んだスキルで何を達成したいのか?」を具体的に書き出してみましょう。
-
- (例)「30歳までに、リモートワーク可能でモダンな技術を使うWeb系自社開発企業に転職し、年収〇〇万円を目指したい」
- (例)「現在のデザインスキルに加えてWeb制作スキルを身につけ、副業で月5万円稼げるようになりたい」
- (例)「自分で考えた〇〇(具体的なサービスアイデア)を形にできるスキルを身につけたい」
具体的であればあるほど、この後のステップが明確になります。
目的が定まれば、それに必要な学習言語や技術、目指すべき企業の種類(Web系/SIer、自社開発/受託/SESなど)がある程度絞られます。
- Web系企業でサービス開発したい → Ruby (Rails), PHP (Laravel), JavaScript など
- 安定した環境で大規模開発に携わりたい → Java, C# など
- Webサイト制作で副業したい → HTML, CSS, JavaScript, WordPress など
弊社のRUNTEQでは、入学意思に関わらず、無料のキャリアカウンセリングを実施しています。
- あなたのキャリアプランに最適な言語や技術は?
- 目的達成のためには、どんなスクールを選ぶべき?
- そもそもプログラミングを学ぶべきか?他の選択肢は?
このような疑問や不安に、開発現場を知るプロの視点から、1対1で丁寧にお答えします。無理な勧誘は一切ありませんので、情報収集の場としてお気軽にご活用ください。
ステップ2:学習スタイルと環境を考える
次に、自分のライフスタイルや性格に合った学習の進め方を考えます。
- 学習時間の確保: 仕事を続けながら学ぶのか? 退職して学習に専念するのか? 1週間に何時間くらい学習時間を確保できそうか?
- 学習環境: オンラインで自宅中心に学びたいか? オフライン(通学)で集中できる環境が良いか?
- 学習の進め方: 一人で黙々と進めたいタイプか? 仲間と交流しながらモチベーションを保ちたいタイプか?
これらの要素によって、選ぶべきスクールの受講期間、受講形式(オンライン/オフライン)、コミュニティの有無などが変わってきます。
多くの方が働きながら学習されますが、決して楽ではありません。しかし、安易に仕事を辞めてしまうと、学習が長期化した場合に経済的なリスクが伴います。可能であれば、働きながら学習を開始し、ある程度スキルが身につき転職の目処が立った段階で退職を検討するのが、リスクを抑える現実的な選択肢となることが多いです。RUNTEQも働きながら学習できるよう、9ヶ月の期間を設けています。
ステップ3:候補スクールの無料カウンセリング/体験に参加する【複数比較】
ステップ1, 2で条件がある程度絞れたら、候補となるいくつかのプログラミングスクールの無料カウンセリングや体験授業に実際に参加してみましょう。必ず複数のスクールを比較検討することが重要です。
カウンセリングでは、事前に準備した「10の重要基準」に基づいて、具体的な質問をぶつけてみましょう。
無料カウンセリングで確認すべきこと(例):
- 私の〇〇という目的に、このスクールのカリキュラムは合っていますか?
- 講師はどのような経歴の現役エンジニアですか? 質問対応の質や時間は?
- 具体的なカリキュラム内容と、作成するポートフォリオのレベル感を教えてください。
- 卒業生の具体的な転職先企業や、その後の活躍について教えてください。
- コミュニティは活発ですか? どのような交流がありますか?
- (料金について)〇〇という点が気になりますが、なぜこの料金設定なのですか?
- 私と同じような経歴/状況の卒業生はいますか? その方はどうなりましたか?
Webサイトの情報だけでは分からない、スクールの雰囲気、担当者の対応、サポートの質などを肌で感じることができます。複数のスクールを比較することで、自分に最も合うスクールを客観的に判断できるようになります。
弊社RUNTEQの無料カウンセリングでも、スクール選びの段階から親身にご相談に乗っています。「どのスクールが良いか決められない」「RUNTEQ以外のスクールについても意見が聞きたい」といった方も大歓迎です。
【参考】目的別プログラミングスクール紹介(一例)
ここでは、いくつかの目的別に、参考としてプログラミングスクールの一例をご紹介します。ただし、これが全てではなく、必ずご自身の目的や基準と照らし合わせ、複数のスクールを比較検討してください。
- Webエンジニア転職(特に自社開発・受託開発)を目指す
- SIerやSESへの転職を目指す(Java中心)
- 副業やフリーランス(Web制作中心)になりたい
- AI・機械学習・データサイエンスを学びたい
- オーダーメイドで柔軟に学習したい
Webエンジニア転職(Web系自社開発/受託開発)を目指すならRUNTEQ
もしあなたが、Web系の自社開発企業や受託開発企業で、モダンな技術を使い、開発者として成長できる環境で働きたいと考えているなら、私たちの運営するRUNTEQが有力な選択肢の一つとなります。
- 運営母体がWeb系開発会社: 常に現場の最新動向をカリキュラムに反映。
- Ruby on Rails特化: Web業界で需要の高い技術を深く、実践的に学べる。
- 1000時間超の学習時間と9ヶ月の期間: 現場で通用するスキルを確実に身につけるための十分な時間を確保。
- 現役エンジニア講師による質の高いサポート: 課題レビュー、質問対応、キャリア相談まで、現場目線で徹底サポート。
- 実践的なカリキュラム: 自動テスト、インフラ構築、チーム開発など、現場で必須のスキルを網羅。
- 評価されるオリジナルポートフォリオ開発: 企画から実装、レビュー、リリースまで、徹底的なサポートで質の高い作品作りを実現。ポートフォリオコンテストも開催。
- 活発な学習コミュニティ: 受講生同士や卒業生(現役エンジニア)との交流が盛ん。モチベーション維持と人脈形成に繋がる。
- Web系企業への転職に特化したキャリア支援: 業界を熟知したキャリアアドバイザーが徹底サポート。
- 教育訓練給付金対象コースあり: 条件を満たせば実質165,000円〜受講可能。
私たちは、単にプログラミングを教えるだけでなく、「現場で自走できるWebエンジニア」を育成することにコミットしています。厳しいけれど、確実に力がつく環境を提供しています。
Web系エンジニアとしてのキャリアを本気で目指す方は、ぜひ一度無料カウンセリングにお越しください。
SIerやSESへの転職(Java中心)を目指すならRaiseTech

Javaを学び、SI業界(大手SIerやSES企業など)でエンジニアとしてのキャリアをスタートさせたい方には、RaiseTechが一つの選択肢として挙げられます。
- Javaに特化したコースを提供。
- 現場主義を掲げ、実践的なスキル習得を目指す。
- 現役エンジニアが講師を務める。
- 長期間のサポートを提供(コースによる)。
- AWSなどインフラ関連のコースも充実。
- コミュニティ活動も行われている。
RaiseTech代表のエナミコウジさんへのインタビュー動画も参考になるでしょう。
Javaエンジニアとしてのキャリアに関心がある方は、RaiseTechの情報を確認してみてください。
副業・フリーランス(Web制作中心)におすすめのスクール
Webサイト制作(ホームページ作成など)のスキルを身につけて、副業やフリーランスとして活動したい方向けのスクールもあります。
TechAcademy
TechAcademy(テックアカデミー)の副業コースは、WebデザインやHTML/CSS、JavaScript(jQuery)などを学び、Web制作者としての第一歩を踏み出すことを目指します。
- Webデザイン(Photoshop, XDなど)
- HTML/CSSコーディング
- JavaScript/jQueryによる動きの実装
- WordPressの活用
学習後の案件獲得サポート(テックアカデミーワークス)も特徴の一つです。
tech boost
出典:https://tech-boost.jp/
tech boostは、フリーランスエンジニアを目指す方向けのスクールで、Web開発言語(Ruby, PHPなど)も選択肢に含まれています。メンターサポートやキャリア支援も提供しています。
WEBCOACH
出典:https://www.webcoach.jp/
WEBCOACHは、女性向けのWeb制作・フリーランス特化型スクールです。HTML/CSS、Webデザイン、Shopifyなどを学び、副業やフリーランスとしての活動を目指します。
- HTML/CSS, jQuery
- PHP基礎
- Shopify構築
- Webデザイン
- Webマーケティング基礎
女性限定コミュニティがある点も特徴です。
AI・機械学習・データサイエンスを学ぶならAidemy
Pythonを中心に、AI、機械学習、データサイエンスといった先端分野を学びたい場合は、Aidemy Premiumが専門性の高いスクールとして挙げられます。
Aidemy Premiumの主な特徴:
- AI・データサイエンス領域に特化
- 豊富なコースラインナップ(AIアプリ開発、データ分析、DXなど)
- 現役エンジニア・データサイエンティストによるサポート
- 上場企業が運営する信頼性
- 教育訓練給付金対象コースあり
- 転職支援、全額返金保証(条件あり)
AI関連分野でのキャリアを目指す方は検討してみると良いでしょう。
オーダーメイドで学習したい人は侍エンジニア
出典:https://www.sejuku.net/
侍エンジニアは、マンツーマンレッスンと、個々の目的に合わせたオーダーメイドカリキュラムを特徴とするスクールです。学びたい言語や作りたいものが明確にある場合に、柔軟な対応が期待できます。
プログラミングスクールの選びに関するよくある質問
Q1. プログラミングスクール入学前に事前学習は必要ですか?
A. 必須ではありませんが、強く推奨します。
多くのスクール(特に初心者向けコース)では、全くの未経験者を対象としていますが、事前に少しでも学習しておくことには大きなメリットがあります。
- 学習の吸収率が上がる: 事前に触れておくことで、スクールでの学習内容がスムーズに理解できるようになります。
- 学習ペースについていきやすい: 特に学習期間が短いスクールでは、事前知識がないとペースについていくのが大変な場合があります。
- ミスマッチを防げる: 実際にプログラミングに触れてみることで、「自分に本当に向いているか」「どの言語に興味があるか」などを判断する材料になります。
- 学習習慣がつく: スクール入学前から学習する習慣をつけておくと、入学後の学習も継続しやすくなります。
まずは、ProgateやUdemyなどのオンライン学習サービスで、興味のある言語の基礎に触れてみることをお勧めします。難しく考えず、「お試し」感覚で始めてみましょう。

Q2. どのプログラミング言語を選べば良いかわかりません。
A. まずは「目的」から逆算して考えましょう。それでも迷うなら専門家に相談を。
言語選びで迷う方は非常に多いです。重要なのは、「どの言語が人気か」ではなく、「あなたの目的達成にどの言語が必要か」という視点です。
前述の「目的と主な技術・言語の対応例」を参考に、ご自身のキャリアゴール(Web開発、データ分析、アプリ開発など)に合った言語をいくつか候補に挙げます。
それでも迷う場合は、
- 求人情報を調べる: 興味のある業界や企業の求人を見て、どのような言語スキルが求められているかを確認する。
- 学習のしやすさを考慮する: 初学者にとっては、RubyやPythonなどが比較的学びやすいと言われています。(ただし、目的優先です)
- 複数の言語に触れてみる: Progateなどで複数の言語の入門コースを試してみて、自分が「面白い」「続けられそう」と感じる言語を探す。
- プロに相談する: スクールの無料カウンセリングなどで、キャリアアドバイザーに相談し、客観的なアドバイスをもらう。
といった方法があります。
特に、業界の動向や将来性、学習難易度などを総合的に判断するのは未経験者には難しいため、無料カウンセリングなどを活用して専門家の意見を聞くのが最も確実で効率的です。
弊社の無料カウンセリングでは、あなたの状況や目的に合わせて最適な言語選びからサポートしています。
Q3. オンラインとオフライン、どちらが良いですか?
A. あなたのライフスタイル、性格、学習の好みによります。一概にどちらが良いとは言えません。
それぞれのメリット・デメリット(基準5で解説)を理解した上で、以下の点を自問自答してみてください。
- 時間と場所の制約: 決まった時間に決まった場所へ通うことは可能ですか?
- 自己管理能力: 一人でも計画的に学習を進められますか?
- 学習環境: 自宅で集中して学習できる環境はありますか?
- 費用: 予算はどれくらいですか?(一般的にオフラインの方が高額)
- 交流の好み: 直接対面でのコミュニケーションを重視しますか? オンラインでの交流でも十分ですか?
迷った場合は、オンラインとオフライン両方の無料体験やカウンセリングに参加し、実際の雰囲気を確認してみるのが良いでしょう。最近はオンラインでもコミュニティ活動が活発なスクールが増えています。
Q4. 本当に未経験でもエンジニアになれますか?
A. 可能です。ただし、簡単ではありませんし、「正しい努力」が必要です。
多くの未経験者がプログラミングスクールを経てエンジニアとして活躍しています。しかし、それは十分な学習時間を確保し、質の高い学習と実践を重ね、諦めずに努力を続けた結果です。
重要なのは、
- 明確な目的意識を持つこと
- 自分に合った学習環境(スクール)を選ぶこと
- 十分な学習時間(最低でも数百時間、できれば1000時間レベル)を確保し、継続すること
- インプットだけでなく、手を動かすアウトプット(コーディング、ポートフォリオ作成)を重視すること
- 壁にぶつかっても、質問したり調べたりして乗り越える「自走力」を身につけること
です。「楽して稼げる」といった甘い言葉に惑わされず、地道な努力を続ける覚悟があれば、未経験からでもエンジニアになる道は開けます。RUNTEQもそのためのサポートを全力で行っています。
まとめ:後悔しないプログラミングスクール選びのために
本記事では、Web系開発会社でありプログラミングスクールを運営するRUNTEQの視点から、失敗しないプログラミングスクールの選び方について、具体的な基準とステップを解説しました。
重要なポイントを再確認しましょう
- 【最重要】目的を明確にする: なぜ学ぶのか?何を達成したいのか?
- 10の基準で比較検討する: 目的適合性、講師、料金、期間、形式、サポート、コミュニティ、キャリア支援、カリキュラム質、実績。
- 注意点を理解する: 給付金、転職保証、無料スクールの裏側。
- 3つのステップで行動する: ①目的言語化 → ②学習スタイル決定 → ③複数カウンセリング参加。
プログラミングスクール選びは、あなたの将来を左右する大きな決断です。情報収集を怠らず、安易な広告や「保証」に惑わされず、ご自身の目的と照らし合わせて、納得のいくスクールを選び抜くことが何よりも大切です。
もし、この記事を読んでもまだ迷いや不安があるなら、ぜひ一度RUNTEQの無料カウンセリングにお越しください。
- あなたの目的達成に最適な学習プランは?
- どのスクールが本当にあなたに合っている?
- RUNTEQについてもっと詳しく知りたい!
どんなご相談でも構いません。私たちは、あなたが後悔のない選択をし、エンジニアとしてのキャリアを成功させるためのお手伝いをしたいと考えています。
もちろん、無理な勧誘は一切ありません。まずは気軽に、あなたの悩みや想いを聞かせてください。